りゅうおうのおしごと!4/白鳥士郎


りゅうおうのおしごと!4 (GA文庫)
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前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2016年9月刊。
小学生×将棋ラブコメ第4弾。
今回もとても面白かった!
そして第28回将棋ペンクラブ大賞を受賞されたとのこと。おめでとうございます!

☆あらすじ☆
「わたし、もっともっと強くなって……絶対に勝ちますっ!!」
小学校が夏休みに入ったその日、あい達は東京を目指していた。目的は――最大の女流棋戦『マイナビ女子オープン将棋トーナメント』。女流棋士やアマチュア強豪がひしめくその大会を、あいと天衣は破格の才能を武器に駆け上がって行く。一方、その師匠はというと……弟子に隠れて美人女流棋士と将棋番組でイチャイチャしたかと思えば、その翌日は別の女の子と原宿で手繋ぎデート!? しかもそのお相手は……銀子!?
将棋に全てを捧げた女性達が織りなす灼熱の祭典を描いた第四巻!
人生で最も熱い夏が今、始まる。

以下、ネタバレありの感想です。

 

今回はあい&天衣のマイナビ女子オープン参戦を通して、「女流棋士」について詳しく描いていくストーリー。

 

女流棋士の頂点に君臨する釈迦堂里奈によって語られる「女流棋士とは」があまりにも衝撃的でした。
素人目には同じように厳しい勝負の世界に見えるのに、女流棋士とプロ棋士でこんなにも扱いが違うのか・・・・・・。
「銀子が女性初のプロ棋士になれるかもしれない」という話の背景が見えてきて、彼女にかかる期待の重みをはじめて理解できたような気がします。

銀子といえば、今回は姉弟子(かわいい)が最高に可愛かったんですね。姉弟子(かわいい)
手を繋いで新幹線とか、もうカップルじゃん。本当にカップルになればいいのに。

 

一方であいたちの戦いはラストがとても感動的。
なんかなー。もうこの子たちは本当に可愛いんだよなぁ。祭神雷の強烈なキャラを見た後だと特に癒やされます。
スピーチがほんと素敵でした。これは八一じゃなくても泣く。

 

それと桂香さんの戦いもよかった。
バケモノや天才がうじゃうじゃいるなかで、桂香さんの弱さを抱えた戦いにすごく目を惹かれてしまうんです。親友との涙の一騎打ちもすごく泣けてきたし・・・・・・。前巻のエピソードを踏まえているということもあるんだろうけど、凡人が天才を打ち倒す展開が見てみたいなぁ。
釈迦堂相手に桂香がどんな戦いをするのかとても楽しみです。

 

女性陣の戦いを描きつつ、八一の方も運命の時が迫ってきた今回のエピソード。
その前哨戦というにはとても熱かった歩夢VS名人戦。
名人って人物描写が少ない気がするしイラストもないんですけど、イメージだけはしっかり脳内に浮かび上がるというか。この強烈な人物によく似た()人がリアルにいるんだよなぁ、と思うと冷や汗たれる・・・・・・。

 

どうやって倒せば良いのかもわからない最強の挑戦者を相手に、八一はどんな将棋を指すのか。

 

次巻もとても楽しみです!!

 

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