2016年8月読書メーターまとめ


9月になりました。
ここ数日エアコン不要なくらい涼しくて、そろそろ夏が終わるのかなぁとか思ってました。そんなはずはなかった。今日は暑い。

さて、先月の読書記録はこんな感じ。

2016年8月の読書メーター
読んだ本の数:64冊
読んだページ数:20486ページ
ナイス数:996ナイス

中盤は無心になって積読を崩していました。読んでも読んでも減らないけれど。性懲りもなく長編シリーズに手を出した私の学習能力とは。

 

戦うパン屋と機械じかけの看板娘〈オートマタンウェイトレス〉5 (HJ文庫)戦うパン屋と機械じかけの看板娘〈オートマタンウェイトレス〉5 (HJ文庫)感想
最終巻かと思うくらいの盛り上がりを見せた第5巻。まだ続くと知って安心した。スヴェン奪還のために王都に舞台を移しても、重要なターニングポイントでパン屋としてルートが活躍したのは良かった。そして今までの物語を集約していくかのような流れに胸が熱くなる。ゲーニッツとの決着は苦いものとなったけれど、憎みきれない友へ想いを馳せるラストシーンがすごく良かった。色々あったけれど、スヴェンとルートの元通りの(少し糖度が増した)やりとりが嬉しくて幸せな気持ちで読了。次巻も楽しみ
読了日:8月1日 著者:SOW
階段坂の魔法使い 恋で射止めた水曜日 (角川ビーンズ文庫)階段坂の魔法使い 恋で射止めた水曜日 (角川ビーンズ文庫)感想
完結巻。序盤のルイスのラブレター責めに笑い、靴を贈るシーンの詩のような手紙のロマンチックさにときめいた。表現ひとつひとつが本当に素敵。ラストのジュディのお返しも可愛すぎて悶えた。こんなに良い作品なのに、ここで終わりなのが本当に惜しまれるなぁ。呪いの問題も変わりゆく魔法使いの状況も、シリーズが続けばもっと広げて深められたはずなのに。完結は残念だけど、コンプレックスに苦しむ2人の恋をキュートに描いたこの物語を読めてすごく幸せだった。糸森先生の次回作もとても楽しみにしてる!
読了日:8月1日 著者:糸森環
ショコラと魔法使い (角川ビーンズ文庫)ショコラと魔法使い (角川ビーンズ文庫)感想
魔法のショコラを作る資格を得るために魔法学校に入学した庶民育ちの王女様の物語。マジショコの設定は可愛くて良いんだけど、ショコラティエ主人公なのに肝心のショコラ作りシーンが少なかったのは残念。試験シーンはもっと気合い入れて描いてほしかった。王族暗殺の陰謀はさておき、今回はまだ普通の魔法学校ものっぽい感じだったけど、これから製菓学校っぽさを出せば面白いシリーズになるかも。主人公とヒーローのほんわか甘い主従関係は可愛かったし、庶民のための聖菓師になろうとするヒロインの矜恃はなかなか良かったので、続編に期待したい
読了日:8月2日 著者:長岡マキ子
押しかけ軍師と獅子の戦乙女 (HJ文庫)押しかけ軍師と獅子の戦乙女 (HJ文庫)感想
平和ボケして騎士団すら素人と評されるレベルの国が舞台であるためか、戦記ものとしての華が足りずちょっと物足りない。盗賊討伐と他の騎士団のトラブル処理で終わってしまったし・・・。ただ、続けば面白くなりそうな布石は打たれているし、三か国を中心に世界観を丁寧に作ろうとしているのは伝わっているので今後に期待したいところ。軍師が軍師らしく活躍できる場面を増やしてほしい。キャラが主人公以外あまりピンとこなかったので、そこらへん改善されていくといいのだけど
読了日:8月2日 著者:在原竹広
王女フェリの幸せな試練 (角川ビーンズ文庫)王女フェリの幸せな試練 (角川ビーンズ文庫)感想
これぞ少女小説って感じに、きゅんきゅんする要素を詰め込んだ物語だった。各設定が過不足なく物語の中で活かされていて、話の展開自体はすごくベタなんだけど安定感があって最後までしっかり楽しめた。ラブとコメディのバランスが良くて軽快に楽しめるし、祝福のせいで自信喪失状態だった王女フェリが立ち直る物語としても面白かった。自分の力だけで頑張りたいっていうフェリは素直に応援したくなるヒロインだし、彼女を支えて背中を押してあげるベルとの関係性も良い。アロイスもナイス当て馬。良いなぁ、この作品。ぜひシリーズ化してほしい
読了日:8月3日 著者:時田とおる
造られしイノチとキレイなセカイ (HJ文庫)造られしイノチとキレイなセカイ (HJ文庫)感想
家族が増えていく系ファンタジー。教皇とか騎士団長もいれると大家族感ある。みんな仲良しでほっこり温かい話だったなー。こういうの癒される。実質夫婦状態なのに実態は恋人3歩手前みたいなカリアスとフィアナのジレジレ感はにやけたし、ふたりの子どもとなった女の子2人も可愛かった。あとラストシーンはファンタジー的にとてもグッときた。次巻も楽しみ
読了日:8月3日 著者:緋月薙
異世界詐欺師のなんちゃって経営術 (2) (角川スニーカー文庫)異世界詐欺師のなんちゃって経営術 (2) (角川スニーカー文庫)感想
1巻よりも経営術要素が増えてきて面白かった!口八丁で詐欺まがいに言いくるめるけれど、自分の利益を追いつつも相手に大きな損を与えないから読んでいて気分は悪くない。むしろヤシロの狙いが見事にハマった瞬間の爽快感がとても楽しい。偽善者っぽい振る舞いを選んでるくせに本質が良い人なのがツンデレ可愛いんだよなぁ、この主人公。今回でリニューアルオープンにこぎ着けたことだし、次巻からもっと面白くなるんじゃないかと期待。3巻も楽しみ
読了日:8月4日 著者:宮地拓海
クシエルの使徒〈1〉深紅の衣 (ハヤカワ文庫FT)クシエルの使徒〈1〉深紅の衣 (ハヤカワ文庫FT)感想
第2部開幕。せっかく貴族になって田舎で愛のある生活を手に入れたはずが、メリザンドの挑発を受けて立ち再び宮廷陰謀劇の渦中へ身を投じたフェードル。やっぱり娼婦に戻るのか。おかげでジョスランとの関係がとても胃が痛いものに。そんな修羅場すら甘美な痛みとか思っちゃうフェードルはどこまでもドM。SMシーンも相変わらずハードにドM。1巻はまだ内容的に地味だけどフェードル自ら策謀を巡らし糸を垂らす姿にワクワクする。ジョスランとの関係、メリザンドの行方、そしてヒアシンス救出の鍵がどこにあるのか、今後の展開がとても楽しみ。
読了日:8月5日 著者:ジャクリーンケアリー
神様の御用人 (4) (メディアワークス文庫)神様の御用人 (4) (メディアワークス文庫)感想
初の長編。良彦の前に御用人候補だった人物が登場したり、歴史の中で失われた真相を追う神話ミステリー的なストーリーがとても読み応えがあって面白かった。前巻までとは結構雰囲気が変わったけど、こちらの方が好きかな。終盤の謎解きには感動で胸が熱くなった。相変わらずこの作品に出てくる神様たちは情が深くて人間くささがあって良い。次巻もとても楽しみ。
読了日:8月6日 著者:浅葉なつ
クシエルの使徒〈2〉白鳥の女王 (ハヤカワ文庫FT)クシエルの使徒〈2〉白鳥の女王 (ハヤカワ文庫FT)感想
めちゃくちゃ面白かった!ついにジョスランと決定的にお別れか・・・と思ったところからの急転直下な展開。さすがメリザンド。登場するだけで鳥肌が立つ。そこから投獄、脱獄、海賊の捕虜と、今回もフェードルの運命は波瀾万丈。ふとこぼれるヒアシンスやジョスランへの想いが痛々しくも切なかった。途中のヒーローさながらのジョスラン登場には大興奮だったんだけど、無事に再会できるのだろうか。そして最後のあれはどういうこと??巻末の解説がとても復習に役立ったところで最終巻に挑もうと思う
読了日:8月6日 著者:ジャクリーンケアリー
クシエルの使徒〈3〉罪人たちの迷宮 (ハヤカワ文庫FT)クシエルの使徒〈3〉罪人たちの迷宮 (ハヤカワ文庫FT)感想
最高に面白かった!最初から最後までジェットコースターの如き興奮をくれた冒険活劇。海賊カザンも素敵だったけど、やっぱりフェードルにはジョスランだよね!って確信するほど中盤以降のジョスランが格好良かった。心を折られまくった結果人格変わったんじゃないかと疑うくらい丸くなったなぁ。2部の間じゅう胃をキリキリさせてくれたけど、無事に溝を乗り越えてくれてホッと安心。メリザンドの陰謀への反撃はとても痛快だったけれど、これで終わらないのがやっぱり流石のメリザンド。3部は彼女の息子がキーパーソンになるのかな。とても楽しみ!
読了日:8月6日 著者:ジャクリーンケアリー
血と霧 2 無名の英雄 (ハヤカワ文庫JA)血と霧 2 無名の英雄 (ハヤカワ文庫JA)感想
完結編。悲しすぎる結末に読後しばらく落ち込んだ。だってこんなの辛すぎる。ルークに隠された秘密とミリアムの行方が繋がっていく後半は夢中で読み、ルークの覚悟に心が引き裂かれた。サブタイの「無名の英雄」はロイスのことかなと予想していたのになぁ。ラストの「なぁ、子供達」に涙腺決壊。悲劇的ではあるもののロイスを中心とした様々な愛情に感動する物語でもあり、とても面白かった。ギイの掘り下げもしてほしいので続編があるといいなぁ
読了日:8月7日 著者:多崎礼
戦女神の婚礼 (講談社X文庫)戦女神の婚礼 (講談社X文庫)感想
大国の皇帝に嫁ぐことになった元戦女神の物語。アウェイの宮廷で居場所を作ろうとする前半、ようやく認められたと思ったところで足場を崩される後半と、テンポの良い展開を楽しめた。戦女神としての凜々しさを見せつつ、少女らしい迷いや弱さをみせるアイリーンのギャップも良かった。一方の死神王は結構予想外なキャラだったな・・・。アイリーンとオルランドのラブロマンスは王道で素敵ではあったんだけど、最初の出会いを回想シーンなどでもっと詳しく描いてほしかった。そこだけ残念。
読了日:8月7日 著者:沙藤菫,すがはら竜
アイリスの剣 外伝 (レジーナ文庫)アイリスの剣 外伝 (レジーナ文庫)感想
後日談的な外伝。サスキアの娘とその恋人が登場してアイリス側で面倒をみることになるって話だったけれど、これはきっと別作品のキャラなんだろうなぁ。正直、アイリスの剣だけ読んでる私からするとサスキア周りの話は置いてけぼりな感じが否めない。まぁでもブルーデンスとフォーサイスのラブラブ結婚生活にはニヤニヤできたので満足はしてる。あと、気になってたファティマの恋に決着がついたのも良かった。天然朴念仁もやるときはやるんだね!
読了日:8月7日 著者:小田マキ
レディ・マリアーヌの秘密 (ルルル文庫)レディ・マリアーヌの秘密 (ルルル文庫)感想
面白かった!失恋をきっかけに騎士としての自分を捨てて可愛いレディを目指すことにした令嬢の物語。レディの心得を実践しつつも隠しきれない凜々しさで女の子をメロメロにさせちゃうマリアーヌが素敵w 王宮を蝕む新興宗教を調べていくストーリーも良かったし、生真面目女騎士とセクハラ王子って感じのマリアーヌとロベルトのコンビもニヨニヨできて楽しかった。個人的には口八丁で牽制&誘導しまくるカイルもお気に入り。新たな問題発生で終わったけれど、マリアーヌは理想のレディになれるのかな?次巻も楽しみ
読了日:8月7日 著者:宇津田晴
魔導の系譜 (創元推理文庫)魔導の系譜 (創元推理文庫)感想
面白かった!三流魔導士と天才少年の出会いから始まる物語。少しずつ歩み寄り、やがて訣別する師弟の、簡単に言い表すことのできない複雑な感情が入り乱れるドラマに心惹かれた。嫉妬と愛情を持て余す人間くささがすごく良い。根深い差別に苦しむ人々を描くため全体の雰囲気は暗いし中盤以降の展開も重いものだったけれど、国内外の緊張関係、国内における魔導士の立場、魔術を生み出す「導脈」など、作り込まれた世界観はとても読み応えがあった。魔導士差別の問題は完全には解決していないけれど、シリーズ化するらしいし気長に見守りたいと思う
読了日:8月8日 著者:佐藤さくら
レディ・マリアーヌの恋人 (ルルル文庫)レディ・マリアーヌの恋人 (ルルル文庫)感想
相変わらずマリアーヌはイケメンだなぁと思いつつ、すごい勢いで攻めてくるロベルトとの攻防が楽しかったw カイルの鉄壁のガードと牽制も面白かったけど、この人の愛はちょっと重いな。一生かけてロベルトの邪魔をしてそうだ。月の欠片関連の伏線がとてもあっさり放り投げられてしまったけれど、続編が出るらしいからそちらで回収してくれるかな?期待してる
読了日:8月9日 著者:宇津田晴
ミヤマ物語 第一部 二つの世界 二人の少年 (角川文庫)ミヤマ物語 第一部 二つの世界 二人の少年 (角川文庫)感想
厳しい身分制のある世界で生きる最下層の少年・ハギと、学校のいじめと家族との不和に悩む現代日本の少年・透流。1巻は別の世界で生きる二人の少年が出会うところまでが描かれているけれど、まだまだ序章という感じ。ウンヌ村の秘密とか現代日本とハギの世界の関係とか、意味深な設定の数々がとても気になる。ミドを頂点とする世界の残酷さが怖いけれど、ここに透流が迷い込んだことにどんな意味があるんだろう。引き続き2巻を読もうと思う。
読了日:8月9日 著者:あさのあつこ
ミヤマ物語 第二部 結界の森へ (角川文庫)ミヤマ物語 第二部 結界の森へ (角川文庫)感想
ハギの母を助けるために雲濡で準備してから再びウンヌへと戻ったハギと透流。草代さんがすごくキュートなおばあちゃんキャラで和むなぁと思っていたら不穏なことになってしまってとても心配。一方のハギと透流のコンビは急速に信頼関係を築き上げていて、とりわけ透流はびっくりするほど頼もしい。こんなに勇敢な子だったのか。でも最後が心配だなぁ。マノモノとミドにも疑惑の芽が出てきたし、ハギと透流はピンチから逃げきることができるのか。次巻もたのしみ。
読了日:8月10日 著者:あさのあつこ
悪役令嬢、時々本気、のち聖女。 (PASH!ブックス)悪役令嬢、時々本気、のち聖女。 (PASH!ブックス)感想
話のテンポが好みでサクサク楽しく読了。自分に自信がない侯爵家令嬢が、お芝居で悪役令嬢を演じたことをきっかけに少しずつ変わっていく物語。エリカがやたらと化粧崩れを気にしているのが10代ヒロインにしては新鮮だしちょっと親近感w 頭のデキは良くないし世間には疎いし素直すぎる性格で貴族社会を生きていくのが大変そうな令嬢だけど「イザベラ」を意識してドキドキしながらも奮闘する姿は良かった。ラストの舞台演劇みたいな糾弾シーンはテンション上がった。恋愛面はまだまだこれからな感じだけど王子がメイン?次巻も期待
読了日:8月10日 著者:もり
空棺の烏空棺の烏感想
とても面白かった!舞台を勁草院に移して学園ものが開幕。士官学校っぽさを堪能しつつ、内部での派閥争いの行方と雪哉の暗躍をワクワクしながら楽しめた。友情ものとしても読み応えあり。新キャラ3人はみんな魅力的だし、雪哉を中心に強い絆が生まれていく青春にグッときた。一方でシリーズ全体についてもどんどん話が進んでいて、金烏の記憶や100年前の事件など意味深な伏線が山盛りで続きが気になって仕方ない。次巻も早く読まねば
読了日:8月11日 著者:阿部智里
蒼空時雨 (メディアワークス文庫)蒼空時雨 (メディアワークス文庫)感想
すごく面白かった!なんて雨が似合う物語なんだろう。転がり込んできた女との同棲から始まる、5人の男女の恋を描いた群像劇。紗矢の半生があまりにも重すぎてせめて初恋だけは実ってくれ・・・!と思ったところからのどんでん返しに絶句。予期せぬ三角関係の結末は雨上がりの蒼空そのものに爽やかで心が満たされた。しかし彼は本当に嘘つきだな!w 風夏と夏音の姉妹も良キャラ。風夏は最初苦手なタイプだったけど終盤の姉御気質なところは気に入った。そして夏音のタイムリミットと秘密に彩られた恋は切なすぎてポロポロ泣いた。これはずるい。
読了日:8月11日 著者:綾崎隼
クラッシュ・ブレイズ - ヴェロニカの嵐 (C・NOVELSファンタジア)クラッシュ・ブレイズ – ヴェロニカの嵐 (C・NOVELSファンタジア)感想
集団誘拐からの自給自足サバイバルin無人惑星。リィとシェラの頼もしさが半端なかったw 他の子供たちの足の役立たずさに苛立ちつつ、自分も確実に同じように泣き言をわめいているだろうから複雑だ。ジェームズも足手まといだったけど、今回の件を通してだいぶ成長したかな?最後は冒頭予告された法廷劇にうつり、一生懸命にリィを擁護する子どもたちにほっこりした。しかしヴェロニカ教の話をこうやってまとめるとはなぁ。とても読み応えがあって楽しい1冊だった。
読了日:8月11日 著者:茅田砂胡
(仮)花嫁のやんごとなき事情 ~結婚できたら大団円! ~ (ビーズログ文庫)(仮)花嫁のやんごとなき事情 ~結婚できたら大団円! ~ (ビーズログ文庫)感想
ついに完結。庶民に戻ったフェルがこぼすクロウへの想いは切ないのに、クロウが全然諦めてない上にせっせと裏工作してて悲壮感が仕事してない。勢いよく笑わせつつ微妙な身の上となったフェルの繊細な感情を徹底的に描ききった、まさにこのシリーズらしい最終巻。庶民である自分にこだわったフェルも、そんなフェルを絶対に諦めなかったクロウも、自分らしさを貫いた結果に大団円を迎えてくれて心の底から満足できた。このシリーズは一生の宝物だな。最後の爆弾投下はびっくりしたけど騙されないぞ!後日談短編集がとても待ち遠しい。
読了日:8月12日 著者:夕鷺かのう
ゼロから始める魔法の書 (7) ―詠月の魔女 (下)― (電撃文庫)ゼロから始める魔法の書 (7) ―詠月の魔女 (下)― (電撃文庫)感想
ついにサナレとの決着がつくかと思いきや、そんなものは前哨戦にすぎなかったという。突如登場した「あの方」によって物語が大きく動き出してしまった。結構真剣に世界の危機が始まってしまったけれど、その壮大さが王道ファンタジーらしくてワクワクする。サナレとの決着がついたことでゼロと傭兵の関係もほんのり変化したけれど、それ以上にリーリと神父さまからラブコメの波動が・・・ここでお別れって寂しいよ!それはさておき彼はマジで退場か。逆転フラグないかなぁと思ったけどあとがきで明言されてしまった。ゼロの涙にもらい泣き。
読了日:8月12日 著者:虎走かける
【昇進有】猜疑王の契約王妃(※期間延長は相談にのります) (ビーズログ文庫)【昇進有】猜疑王の契約王妃(※期間延長は相談にのります) (ビーズログ文庫)感想
完結巻。1巻からの伏線を綺麗に全部回収しての大団円だった。子供の頃のエステラのいたずらに過剰反応する父親の態度がずっと疑問だったんだけど、事情を知ると色々と納得。まぁ天秤にかけて切り捨てちゃうあたり優しい父とはいえないかもしれないけど、この人はこの人なりに頑張っていたのかなぁ。エステラとヴィクリスのラブコメもハッピーエンド。糖度たっぷりのエピローグに満足したしヴィクリスが最後まで猜疑心をこじらせたままなのも可愛くて良かった。乙川さんの次回作も期待してる
読了日:8月12日 著者:乙川れい
Babel ―異世界禁呪と緑の少女― (電撃文庫)Babel ―異世界禁呪と緑の少女― (電撃文庫)感想
異世界に転移してしまった女子大生と、彼女に興味を示した魔法士の青年が帰還の方法を求めて旅に出る物語。言葉が通じることが当たり前の世界が舞台で「Babel」というタイトルだったり言語障害が起こっていたりと、先行き不穏そうな空気にワクワクする。本も重要な要素になるのかな。雫とエリクの知識を分け与え合う関係性や距離感が好みだったし、それぞれのキャラも素直に好感が持てる感じだった。まだ物語は始まったばかりで色々と謎も多いけれど、今後の展開がとても楽しみ。
読了日:8月13日 著者:古宮九時
エロマンガ先生 (7) アニメで始まる同棲生活 (電撃文庫)エロマンガ先生 (7) アニメで始まる同棲生活 (電撃文庫)感想
アニメ化編スタート。キャラの顔見せと同棲シチュの完成で終わってしまってあまり話が進まなかったかなぁ。過酷スケジュールと学業を両立させるマサムネの超人っぷりには戦慄したけど、このアニメ化の中でぶっ倒れそうだ。新キャラの真希奈は正直あまり好感の持てるキャラじゃなかったけど、アニメ化成功の鍵を握る人物だけに今後の掘り下げに期待している。
読了日:8月13日 著者:伏見つかさ
俺を好きなのはお前だけかよ (3) (電撃文庫)俺を好きなのはお前だけかよ (3) (電撃文庫)感想
タイトルが息してないラブコメ第3巻。今回はジョーロの堪りに溜まった不安や苛立ちが吐露されたことで今まで以上に読み応えがあって面白かった。確かに自分に自信がないのに好意だけ寄せられても困惑するよね。新ヒロインのツバキが登場したけれど、ジョーロとパンジーのラブコメが盛り上がりすぎて中盤は微妙に影が薄かったような? 素直じゃないジョーロと可愛げがどんどん増してるパンジーの関係がすごく好きなので次巻も楽しみ
読了日:8月13日 著者:駱駝
なりゆき斎王の入内 ~侍う路は、いといみじなり~ (ビーズログ文庫)なりゆき斎王の入内 ~侍う路は、いといみじなり~ (ビーズログ文庫)感想
最終章ということで政争劇が盛り上がってきた。明らかになった宣陽院の本音には言葉が出てこないが、とにかく明槻が不憫。塔子だけでは埋まらない明槻の喪失感に、何か救いはあるんだろうか。ラストは亡父を彷彿とさせるピンチがやってきてしまったけれど、ここからどうやって逆転していくのか。次巻で完結とのことなので楽しみに待ちたいと思う。
読了日:8月13日 著者:小田菜摘
クシエルの啓示〈1〉流浪の王子 (ハヤカワ文庫FT)クシエルの啓示〈1〉流浪の王子 (ハヤカワ文庫FT)感想
第三部開幕。2部から10年経ち、連れ合いとなったフェードルとジョスランの関係も安定してるけど(このシリーズでジョスランが一番変わったなぁ)この幸せはフラグか?と思うほど不穏な空気が立ちこめている。本当に行方不明になったメリザンドの息子を探す旅に出たフェードル。母の顔を見せるメリザンドを意外に思いつつ、いつもの如く陰謀だと予想していたのに。ヒアシンス救出の手がかりも確かなものがないまま次巻に続く。あとがきで三部作中一番暗いと予告されているのが真剣に怖い。誰も欠けることなく結末を迎えてほしいけど・・・。
読了日:8月14日 著者:ジャクリーンケアリー
クラッシュ・ブレイズ パンドラの檻 (C・NOVELSファンタジア)クラッシュ・ブレイズ パンドラの檻 (C・NOVELSファンタジア)感想
「いっぺん死んだ組」メインでやるとこんなに血生臭い話になるのか。ケリーの冤罪騒動から始まりパンドラの箱が開いてしまうまさかの展開へ。ここまで念入りにキングの地雷を踏み踏みするとは命知らずなおじいさんだ。ケリーの冤罪にブチ切れるジャスミンがちょっと可愛く、ラストはさらに可愛かった。でも可愛いってジャスミンに使う言葉じゃないなー
読了日:8月15日 著者:茅田砂胡
クシエルの啓示〈2〉灼熱の聖地 (ハヤカワ文庫FT)クシエルの啓示〈2〉灼熱の聖地 (ハヤカワ文庫FT)感想
イムリを追って異国の後宮に潜入したフェードル。テールダンジュも色々アレだと思っていたけどドルージャンに比べたらむしろ清らかじゃないかと思うレベル。今回は神々の意思を強く感じ、フェードルが神を呪い、死にたいと嘆く姿が強烈に印象に残った。試練が過酷すぎるよエルーア様。そして今回もジョスランが道連れでボロボロ。それでも2部よりは胃が痛くなかったのはジョスランの愛を感じるのと、愛嬌のあるイムリのキャラのおかげか。もう家族になっちゃえばいいのに。いよいよ次で最終巻。結末が愛で終わりますように、と私も祈ってる。
読了日:8月15日 著者:ジャクリーンケアリー
クシエルの啓示 3―遙かなる道 (ハヤカワ文庫 FT ケ 2-9)クシエルの啓示 3―遙かなる道 (ハヤカワ文庫 FT ケ 2-9)感想
三部作完結巻。長い旅が復路に入り、物語も大詰めに向かってどんどん進んでいく。この第三部で広げられた壮大で神秘的な世界観に魅了されずにはいられない。神話の世界に触れる旅の果てにその神秘を内に預かり、そうして悲しい神話に終止符を打つ。フェードルの命がけの冒険が報われた瞬間の感動といったら!結末が愛で終わってくれて本当に良かった。胸がいっぱいになる大団円。フェードルとジョスランとイムリの家族愛にも泣かされそうになった。3人とも大好きだ!最初から読み直したくてたまらないが、それ以上にイムリ編刊行が待ち遠しい。
読了日:8月16日 著者:ジャクリーン・ケアリー
オンタロスの剣―クラッシュ・ブレイズ (C・NOVELSファンタジア)オンタロスの剣―クラッシュ・ブレイズ (C・NOVELSファンタジア)感想
ケリーが前巻の情報漏洩を探っていくなか、リィとルウに魔の手が迫る。今回も規格外たちが余裕綽々で敵を打倒していくかと思っていたのにまさかのピンチにヒヤリとした。そして敵側のやり方が非道すぎてゾッとする。リィとルウの絆はとても強いものだけどいつか終わりがくるんだよなぁと少し切なくもなったり。今回出てきた名女優の卵な女の子はまた登場するかな?次巻も楽しみ
読了日:8月17日 著者:茅田砂胡
クシエルの矢〈1〉八天使の王国 (ハヤカワ文庫FT)クシエルの矢〈1〉八天使の王国 (ハヤカワ文庫FT)感想
再読。最初に読んだ時は情報量がすごすぎて理解が追いつかずあまり楽しめなかったのだけど、三部作を読んだ後だと理解が捗ってとても面白かった。建国神話とかデローネイの権謀術数とか、初読のときは読み流してたけど改めて読むと色々感じるところが出てくるものだなぁ。このシリーズは今後何度も読み返していくに違いない。大切にしよう
読了日:8月18日 著者:ジャクリーンケアリー
俺のペットは聖女さま俺のペットは聖女さま感想
家族を亡くして絶望していた少年が、愛するインコの生まれ変わりの美少女によって異世界に召喚される物語。いちゃラブに全振りしている感じがすごい。チーコが全力でご主人様を慕っている姿が可愛くて楽しく読めた。ただ辰巳の内面描写は粗いかな。チート設定は今のところご都合っぽさがあるけど、カップルの釣り合いをとるためにはやむなしか。この巻はチュートリアル的なストーリーだったけど安定して糖分補給できそうなので続きに期待。
読了日:8月18日 著者:ムク文鳥
ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)感想
ドラマ版が面白かったので。原作とはキャラクターや構成をかなり変えてあったのでこれはこれで楽しめた。ドラマ版ではボーダーラインに立っていて危うい美人な藤堂さんが原作では記憶力以外は普通の女性警官で、犯罪者の狂気に怯えながらも必死に事件の真相を追っていく姿がなんだか新鮮だった。ストーリーはドラマ版同様面白かったけど、死体の状況など詳しく描写されているしドラマ版よりグロ度高め。次巻も読みたい
読了日:8月19日 著者:内藤了
ギデオンの恋人 (講談社X文庫ホワイトハート)ギデオンの恋人 (講談社X文庫ホワイトハート)感想
戦地で見習い看護師の命を救ったミステリアスな青年と喋るライオン。彼らの過去を紐解くなかで明らかになるヒロインの抱いた切実な感情の理由がすごく切なくて、ラストはぽろっと泣けてしまった。「恋は夏のサーカスに似ている」って言葉がいい。恋の描き方があまりにも儚くて不安になったし、ラストシーンは解釈が分かれそうな気もするけれど、あまりにも綺麗な情景になんだか幸せな夢を見たような読後感。とても良い少女小説だった。
読了日:8月19日 著者:石和仙衣
東京レイヴンズEX4 twelve shamans (ファンタジア文庫)東京レイヴンズEX4 twelve shamans (ファンタジア文庫)感想
十二神将だらけの短編集。改めて十二神将ってどいつもこいつもキャラ濃いなぁと思ったし、どうせなら掌編じゃなくて短編くらいの分量で読んでみたかった。人数多いから無理だろうけど。鈴鹿の短編は本編直前の刹那的に生きてる彼女に悲しくなってしまった。大友先生の短編は最初の道満戦。これは読みたかったやつ!大友先生ほんと格好いい。呪捜官時代の先生主人公でスピンオフを作ってほしいまである。
読了日:8月20日 著者:あざの耕平
無欲の聖女 1 (ヒーロー文庫)無欲の聖女 1 (ヒーロー文庫)感想
男女入れ替わりファンタジー。孤児で守銭奴の少年が、ワケありの貴族令嬢となって魔法学校に入学する話。ひたすら勘違いの連続で、空気を深読みする周囲によって聖女化されていく主人公がおかしかった。勘違いの仕方が強引だなぁと思わせる箇所はあるけど勢いがあるので良し。まだ物語のゴール(とりあえずの指針的な)が見えないんだけど、どういう感じに進んでいくのかな。2巻にも期待
読了日:8月20日 著者:中村颯希
対魔導学園35試験小隊Another Mission2 (ファンタジア文庫)対魔導学園35試験小隊Another Mission2 (ファンタジア文庫)感想
後日談を含む最後の短編集。各短編の賑やかな日常にすごく和む。うさぎのエピソードが一番好きかな。ラスト可愛すぎて転がってしまったw ホーンテッドの短編はキャラ崩壊はんぱないと思ったけどオチがしっかりホーンテッドだったから良かった(?)そして後日談。大人になった雑魚小隊も相変わらずポンコツ仲良しで良いなぁ。タケルがようやく一人に決めたのにそれが誰かを教えてくれないなんていけずすぎる。まぁでもこういうのもラストもアリ。ラピス登場はうるっときたし。最後まで楽しいシリーズだった。次回作も期待!
読了日:8月21日 著者:柳実冬貴
セブンキャストのひきこもり魔術王 (2) (ファンタジア文庫)セブンキャストのひきこもり魔術王 (2) (ファンタジア文庫)感想
世界最強のステラパパと戦う第2巻。ステラパパの全力でギャップ萌えを狙いにいってるキャラが楽しかったw 最初のポーカーも良かったけど娘とのすれ違いがまたww ラストの主人公VS主人公に持ち込んでいくバトルの展開は燃えるやつ。負けず嫌い同士、良い勝負になっていた。順調に面白くなってるので3巻も楽しみ。
読了日:8月21日 著者:岬かつみ
さよなら、シリアルキラー (創元推理文庫)さよなら、シリアルキラー (創元推理文庫)感想
父である最悪の殺人鬼に育てられてきた高校生。そんな彼が街で起こった連続殺人事件の謎を追いながら自分の内面に向き合う青春小説。一般市民とソシオパスの境界線に立ち、自分自身を信じることができないジャズの繊細な感情に惹かれる。普通の人間的な感覚からは遠く、トレースできるほど殺人鬼の心に近いことに苦悩するジャズは、内なる怪物を飼いならして父の呪縛を打ち破ることができるのだろうか。彼に寄り添う親友と恋人も優しさと愛のある厳しさがとても素敵だった。ラストはやっぱりそうくるか!という楽しいオチがついたので次巻も期待
読了日:8月22日 著者:バリー・ライガ
ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)感想
以前から気になっていた超人気作にようやく挑戦。アインクラッド編ってもうちょっとじっくりやるのかと思っていたのに次巻への引きを残しつつも1冊で一応は綺麗に終わってたんだなぁ。そのぶん少し駆け足気味だし色々と粗さを感じるところもあったけれど、十分面白かった。そして予想外にラブストーリー色が強かった印象。アスナとキリトのいちゃいちゃに砂糖吐きそうだったw 次巻以降も読んでいこう
読了日:8月23日 著者:川原礫
七日目は夏への扉 (講談社タイガ)七日目は夏への扉 (講談社タイガ)感想
元恋人の死の真相に迫るタイムリープミステリ。曜日を前後しながら少しずつ謎や情報が出てくる一方、肝心の欠けた時間に何が起こったのかはギリギリまで分からず最後まで楽しく読んだ。時間跳躍の使い方自体はオーソドックスだったけれど、全体的に丁寧な構成でミステリとして面白かった。サッパリした気質の元ヤン主人公も好み。ラストの言葉の弾幕の勢いがすごく楽しかった。このセリフの畳み掛けに拡声器はよく似合う。森野の心の闇についてもう少し掘り下げられていたらもっと良かったかな。姪っ子は天使。
読了日:8月23日 著者:にかいどう青
毒草王子と臆病姫 (一迅社文庫アイリス)毒草王子と臆病姫 (一迅社文庫アイリス)感想
うーん・・・。1冊まるまる王子と王女のお見合い話。展開的に大きな盛り上がりがあるわけでもなく、かといってダラダラ続く2人の会話が読んでいて楽しいというわけでもなく、なんか合わなかった。主人公も失言がどうのの前に普通に失礼だし、薔薇を踏みつけたシーンは引いたし、全体的に好きになれなかった。王子の策士な腹黒さも冒頭で期待したほどじゃなかったしなぁ・・・
読了日:8月24日 著者:滝上よしき
玉依姫玉依姫感想
いよいよ現代日本とリンクしていく話に。村の因習や日本神話を絡めた伝奇譚っぽさが前作までとはまた異なった雰囲気を生んでいて、著者の引き出しの多さを改めて感じる。雰囲気的に1巻に近いと思ったのは若宮たちがメインから外れたからかな。外伝っぽい雰囲気だったけど重要な伏線が多く回収されたシリーズ的に重要な1冊で今回も面白かった。生贄の女子高生と狂いかけた山神の物語は不安定な空気にハラハラしたしラストも切なかったけれど、なんだろう、このふたりぼっちみたいな寂しいけど愛おしくなる余韻の残し方がすごく好きだって思った
読了日:8月24日 著者:阿部智里
ソードアート・オンライン (2) アインクラッド (電撃文庫)ソードアート・オンライン (2) アインクラッド (電撃文庫)感想
短編集。普通のゲーム攻略的なシーンやキリト&アスナの新婚生活、キリトの過去など1巻で物足りないと思っていた部分を程よく補完してくれた。しかしリズの話は胃が痛かったわ…修羅場にならなかったから良かったものの、あやうく友情クラッシャーに…
読了日:8月24日 著者:川原礫
灰と幻想のグリムガル level.9 ここにいる今、遥か遠くへ (オーバーラップ文庫)灰と幻想のグリムガル level.9 ここにいる今、遥か遠くへ (オーバーラップ文庫)感想
あまり話は進まなかったけれど、メンバーそれぞれがパーティを大事にしていることがすごく伝わってきてなんだか泣きたくなった。もう「仲間」という言葉だけじゃ気持ちを収めきれなくて「家族」って表現しちゃうところとか。これまで一緒に頑張ってきたもんなぁ。ちょっとくらい揺らぐことはあっても互いを信じずにはいられないよね。それはランタも同じなわけで、最後のお手紙から彼がどう動くのかワクワクする。そして今回ダントツ可愛かったメリイ。ハルのこと好きすぎでしょ。可愛すぎか
読了日:8月25日 著者:十文字青
魔法使いと僕1 (オーバーラップ文庫)魔法使いと僕1 (オーバーラップ文庫)感想
青先生の新作は魔法が禁じられていて亜人が虐げられる世界を舞台にしたボーイ・ミーツ・ガール。1巻は序章的な感じだけど伏線の張り方や暗めの世界観が今後の盛り上がりを予感させる。十文字青作品にしてはあまりアクが強くないと感じたのは、グルグルとカオスなモノローグがないからかな。読みやすくはあるけど、もっと毒気があっても良い。ただ主人公は暗い過去があってヒロインはワケありだから、そのあたりは次巻以降に期待できそう。2巻も楽しみ
読了日:8月25日 著者:十文字青
ノーゲーム・ノーライフ (9) ゲーマー兄妹は一ターン休むそうです (MF文庫J)ノーゲーム・ノーライフ (9) ゲーマー兄妹は一ターン休むそうです (MF文庫J)感想
7、8巻の分かりづらさに脱落しかけてたけれど、この9巻は普通に面白かった。一休み回ということで初期のくだらなくてどうしようもない爆走暴走感が戻ってきた感じ。楽しかったしめっちゃ笑ったw でも機凱種がリクたちの話をするたびにちょっと泣けてきて、やっぱり6巻好きすぎると改めて思ったので映画はちゃんと観に行きたい。
読了日:8月26日 著者:
鍵屋甘味処改 4 夏色子猫と和菓子乙女 (集英社オレンジ文庫)鍵屋甘味処改 4 夏色子猫と和菓子乙女 (集英社オレンジ文庫)感想
三角関係っぽいラブコメが始まる第4巻。こずえと淀川さんとのすれ違いが多かった一方で祐雨子の掘り下げ。昔はともかく今は本当はどう思ってるのかなぁ。というか、淀川さんメンヘラホイホイすぎる・・・!こずえがようやく自覚したけれど両想いまでの道のりは長そう?母の宝石箱を開けたシーンみたいな距離感がすごく好きなんだけど、どうなるかな。次巻も楽しみ
読了日:8月26日 著者:梨沙
悪役令嬢、時々本気、のち聖女。 2 (PASH!ブックス)悪役令嬢、時々本気、のち聖女。 2 (PASH!ブックス)感想
世間知らずな箱入り娘エリカの悪役令嬢ロールプレイに磨きがかかってきた。いや善意ダダ漏れで「悪役」ではないか。ギデオンの病気はなんとなく察していたけれど、これが治ったら三角関係どうなっちゃうんだろう?今回の婚約で殿下がぐいぐい目立ってきてニヨニヨできるシーンも割増し。殿下の恋はやたら可愛いなぁ。後半の水戸黄門展開はベタだけど爽快で面白かったけれど、ラストは緊迫の展開へ。森での魔獣たちの意味深な言動も気になるし、引き続き3巻へ。
読了日:8月27日 著者:もり
悪役令嬢、時々本気、のち聖女。 3 (PASH!ブックス)悪役令嬢、時々本気、のち聖女。 3 (PASH!ブックス)感想
完結巻。森の魔獣たちの話は意外なところに繋がっていて驚いた。おばあちゃんの話はスピンオフとかで読んでみたいなぁ。エリカの初恋の終わりはちょっと切なかったけれど(でもこの展開なら仕方ない)ハッピーエンドにとても満足した。殿下の初恋は報われてよかったね!執念深いとか不憫とか周囲から散々に言われてたけど、告白シーンも結婚式も幸せ全開な様子が可愛すぎて不憫さが吹っ飛んだ。お幸せに!
読了日:8月27日 著者:もり
子どもたちは狼のように吠える 2 (ハヤカワ文庫JA)子どもたちは狼のように吠える 2 (ハヤカワ文庫JA)感想
1巻から4年後、サハリンで未成年だけの組織をつくり2人でボスとなったセナとニカ。いつ壊れてもおかしくない関係だと思っていたのに意外にうまくいってる・・・?と思っているうちにあっという間に状況が最悪に転がりだしてハラハラし通しで最後まで読んだ。あまりにも救いがなくてこのモヤモヤした気持ちをどうすればいいか分からない。面白かったけど後味が重すぎる。ネバーランドは実現することもなく夢のまま。綺麗な理想を叶えるには現実の彼らは汚れすぎてたってことなのか。つらい
読了日:8月27日 著者:地本草子
四竜帝の大陸 (アイリスNEO)四竜帝の大陸 (アイリスNEO)感想
異世界召喚+溺愛+異種婚姻譚。割とよく見かける感じの話だと思ったら共依存と破滅思考が振り切れてて、その勢いに押されるままに1冊を読みきってしまった。りこもハクも割と病んでるし、カイユも実はちょっとおかしくなってるし、唯一まともなダルフェの苦労が・・・。ひとつ間違えるだけで世界滅亡な危うさがあるけどノリは軽いからさくっと読める。色んな意味でドキドキするカップルがどうなるのか気になるので次巻も読む。
読了日:8月28日 著者:林ちい
四竜帝の大陸2 (アイリスNEO)四竜帝の大陸2 (アイリスNEO)感想
このカップル、本当に不安定すぎてハラハラする。イチャイチャするのは良いんだけど合間で血生臭い惨劇が起こってるんですけど?今のところそういう部分をりこは知らないわけだけど、知るときがくるんだろうか・・・。価値観が違う異種族の男と付き合うのは大変だよねって話だけど、さてこのシリーズはどこを目指して進んでいくのだろうか。精神が退行がしたまま停滞しているように見えるりこの成長か覚醒をそろそろ期待したいな
読了日:8月28日 著者:林ちい
異人街シネマの料理人(1) (ウィングス・ノヴェル)異人街シネマの料理人(1) (ウィングス・ノヴェル)感想
とても面白かった!祖父の遺したミニシアターを守ろうとする女子高生と、彼女の兄として現れた2人の男が、名作映画を鑑賞し、劇中で登場する料理を食し、そして日常に起こった謎を解き明かす物語。映画ネタをたくさん取り入れたミステリとしても楽しいけれど、桃を中心としたミステリアスな人間関係にも目が離せない。桃自身は普通の女の子、と見せて磨けばどこまでも光りそうな才能を予感させるところがワクワクする。謎解きもサスペンス色が強くて好み。そして料理はとても美味しそう!今後の展開も楽しみ。2巻も読もう。
読了日:8月28日 著者:嬉野君
異人街シネマの料理人(2) (ウィングス・ノヴェル)異人街シネマの料理人(2) (ウィングス・ノヴェル)感想
2巻もとても面白かった!カイの秘密が気になるし桃との距離が少しずつ縮んでいく微笑ましさもいいんだけど、桃&冬基の人たらし兄妹が素敵すぎてときめきが止まらない。誘拐事件のオチが最高。感動の再会シーンの中でこっそり交わされる兄妹の会話にニヤニヤしてしまった。真礼もどんどん桃に心酔しているし彼女の才能が怖いw 良い調子で盛り上がり続ける楽しいシリーズだなぁ。ていうか月氏出たんですけど・・・!次巻も期待。
読了日:8月29日 著者:嬉野君
ソードアート・オンライン〈3〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈3〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)感想
囚われのアスナを救うために新たなVRMMOの世界へ。妖精ばかりで空も飛べるファンシーな世界観なのにPK上等&各種族のパワーゲームありとかなんて殺伐としたゲームなんだ。やりたくない。そして新ヒロインは妹かー。うーん。ユイ復活は嬉しかった。黒幕がゲスいのでスカッとする結末を期待。
読了日:8月29日 著者:川原礫
ソードアート・オンライン (4) フェアリィ・ダンス (電撃文庫)ソードアート・オンライン (4) フェアリィ・ダンス (電撃文庫)感想
ALO編完結。1巻からの流れに一区切りという感じで良い具合に盛り上がって面白かった。アスナとの2度の再会シーンがロマンチックで良い。ゲームマスターである須郷との決着をどうつけるのかと思っていたけど、なるほどこういう手でくるのか。ちょっとタイミング良すぎる感じはあるものの、彼の遺したものによってラストでSF的な広がりを見せた世界観に興奮してしまった。次巻も期待
読了日:8月31日 著者:川原礫
だからお兄ちゃんと呼ぶなって! (ファミ通文庫)だからお兄ちゃんと呼ぶなって! (ファミ通文庫)感想
目が覚めたら記憶喪失。そしてそばには謎の「兄妹の常識」を掲げる兄LOVE美少女の妹がいた、っていう感じで軽めの兄妹ラブコメなノリで進みつつ、記憶を失った主人公が覚える違和感がミステリアスに物語を引き締める作品。主人公のアイデンティティを不穏に揺さぶり、そこから兄妹の絆を魅せるクライマックス。良い話だと感動しかけたところでラストの展開。うまいなぁ。こういうタイプの話は結末次第で評価が変わりそうだけど、今のところ面白いので次巻も期待
読了日:8月31日 著者:桐山なると
異世界居酒屋「のぶ」 (宝島社文庫)異世界居酒屋「のぶ」 (宝島社文庫)感想
店の入り口が異世界に繋がったのに深く考えずに順応しちゃっている大将としのぶちゃん可愛すぎでは。度々見られる二人の息の合ったやり取りにきゅんとしてしまったw お店の雰囲気も良いなぁ。のんびりゆったりお酒と肴を楽しむ感じ。出てくる料理はどれもとっても美味しそうでお腹がすく。終盤の常連達が力を合わせて窮地を乗り越える展開も良かった。居酒屋ものなのに一番食べたくなったのはナポリタンでした。次巻も楽しみ
読了日:8月31日 著者:蝉川夏哉
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