俺を好きなのはお前だけかよ3/駱駝


俺を好きなのはお前だけかよ (3) (電撃文庫)
俺を好きなのはお前だけかよ (3) (電撃文庫)

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2016年8月刊。
あらすじでも作中でも散々突っ込まれているタイトル詐欺ラブコメ第3弾。
今回も面白かったです。ジョーロのキャラってなんかクセになる感じだなぁ。
パンジーとのラブコメも順調に進展していてニヨニヨしましたw

☆あらすじ☆
『俺に尽くしたい』と切に願う、転校生の美少女。歴戦のラブコメ主人公のみ許されるオンリーイベントが、モブキャラな俺に到来だと!?でもな。ちょっと待ってほしい。世のラブコメ主人公と呼ばれる奴らは、転校生が急に好意を示してきたら、次の行動は実は『うろたえて拒否る』なのだ。だが、俺は違う。徹底的に甘える。モブだからこそ出来るハーレムルートを俺はゆく!ん?それじゃあタイトル詐欺だって?そ、それは後でなんとかする。そんな姑息な誰かさんに天罰が下ったのか、せっかく真実の姿になってくれた最強(属性:美少女タイプ)のパンジーと、俺は大喧嘩をしてしまう。…今回は俺が一方的に悪ぃ。仕方ねえ…こうなったら、覚悟を決めてパンジーに『告白』だ!!

以下、ネタバレありの感想です。

 

尽くし系ヒロイン・ツバキが登場し、ジョーロを巡ってハーレム勃発な第3巻。
感謝の気持ちだけで好意はないけれどガンガン押してくるヒロインってちょっと面白いですね。
ただツバキの存在感が前半はインパクト大きかった割に中盤以降で微妙に影が薄くなっていたのは残念でした。とはいえ、最後に「勝負」に込められた狙いを明かしたことでゲストヒロインの名誉挽回といった感じに締めてくれて良かったです。

 

まぁ正直、個人的に今回はツバキよりもジョーロとパンジーのラブコメがハラハラドキドキして楽しくて、それだけで満足できたんですけど。
貸した本を汚損したことをきっかけにギクシャクとしてしまったジョーロとパンジー。
何気なく借りた本のお値段が怖すぎて冷や汗だったし、それに対するジョーロの対応も(一見)誠実だったけれど、そこからさらに掘り下げていくストーリーはなかなか負の感情が美味しくて読み応えがあって面白かったです。

 

そもそもジョーロのコンプレックスって共感しやすいんだよなぁ。
頑張ってる人が眩しくみえたときって、それだけ自分が影に入っているような気分になるというか。
劣等感を抱いてるからこそ寄せられる好意に怖くなるジョーロの、鬱屈した感情の吐露が良かった。

 

ジョーロの本音を吐き出させたはいいものの、パンジーとの喧嘩に発展してしまったことにはハラハラしましたが、仲直りシーンの甘酸っぱさに口元がニヨニヨと緩んでしまいましたw
巻を重ねるごとにジョーロとパンジーの関係性への萌えが強くなってる気がします。
素直になれない男の子と全部分かっている女の子。いい・・・!

 

そういえば今回ジョーロの初バイトの話でもあったわけですが、クレーム対応のくだりには胃が痛くなったり。しかも八つ当たり・・・・・・そして娘は化粧濃い・・・・・・。ラノベヒロインにあるまじきケバさだけど、そもそもヒロイン枠にいれていいんだろうか?

 

最後はまたも爆弾投下。
今回は「ヤツ」の出番なしかと思っていたのでまさかの不意打ちでした。
あとがきで「ここからが本当の『俺を好きなのはお前だけかよ』です」と書いてあったのはどういう意味なんだろう?

 

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「俺を好きなのはお前だけかよ3/駱駝」への2件のフィードバック

    1. ちゃーこりんさん、コメントありがとうございます。

      ブリキさん担当のラノベをあまり読んだことがないので分からないです〜(>_<) この作品だけだと、あまり変わってはいない気はしますけど、どうなんですかねー?

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