【昇進有】猜疑王の契約王妃(※期間延長は相談にのります)/乙川れい


【昇進有】猜疑王の契約王妃(※期間延長は相談にのります) (ビーズログ文庫)
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前巻の感想はこちらから


評価:★★★☆☆
2016年8月刊。
猜疑心をこじらせた王様と期間限定王妃の契約結婚ラブコメ完結巻。
全3巻で結構きれいにまとめているのではないでしょうか。
割と壮大に風呂敷を広げたことにびっくりしつつ、大団円に満足しました。

☆あらすじ☆
国王サマのこじらせ重症化! なので「永久就職に契約変更」ありの第3弾!
こじらせ国王ヴィクリスの猜疑心は相変わらず……ではあるのだが、なんだか今までとは方向性が違う気がする。契約王妃・エステラに周りは期間延長を求めるが、自分は一生を神に捧げると誓った身! ところがそんな時、怪しい集団に攫われたエステラ。過去の聖遺物破壊事件に関する真相と危機が迫るエステラに、何かが目覚めた猜疑王ヴィクリスの手は届くか──!?

以下、ネタバレありの感想です。

 

子どもの頃にエステラが犯した罪の本当の意味と、エステラが契約王妃に選ばれた秘密を暴く最終巻。
1巻の頃からほのめかされていた事件についてようやく説明があってスッキリしました。
父親がエステラを修道院に放り込んだり猜疑王の契約花嫁にしたりと横暴にみえたのも、彼女を想ってのことだったんですね。
とはいえ、結局は見限ったから優しい父だとはどうしても思えないし、なんならヴィクリスは心のままに殴っても良かったんじゃないかと思うけれど。

 

知らなかったこととはいえ、聖遺物を壊したことで大きな騒動の原因を作ってしまったエステラ。
それにより謎の宗教団体に誘拐され、自身に隠された秘密を知り、ついでに修道誓願ができなかった理由も知って・・・・・・という感じでテンポよく伏線が回収されていきました。
光が弱点の敵への攻撃がアレなのは光量的にOKなの??とか思ったりもしましたが(無粋かな)、それ以外はサクサク進めて綺麗にまとめていたと思います。特に消化不良はないかな。

 

エステラとヴィクリスのラブコメについてもハッピーエンド。
ヴィクリスは最後まで猜疑心こじらせた残念な人のままで終わって安心しましたw
だって普通の人になったらつまんないし←
そしてあとがきの三浦ひらくさんのイラストが可愛すぎる。毎朝エステラのイタズラにびくっとさせられるんですね。なにそれ萌える。

 

このシリーズって重版も順調にかかっていたようなのに3巻完結は意外でしたが、下手に間延びすることなくテンポの良さを保って終わったのでこれはこれで満足。
乙川さんの次回作も期待しています。

 

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