眠れない王様のお休み係/宇津田晴


眠れない王様のお休み係 (ルルル文庫)
眠れない王様のお休み係 (ルルル文庫)

評価:★★★☆☆
2016年7月刊。
安定の糖分補給ラブコメでした。
不眠症の王様と、彼の睡眠導入剤となったヒロインの関係がほのぼの甘くて可愛かったです。
ただ今回の話、背景がちょっと薄く感じたのは残念だったかな・・・・・・

☆あらすじ☆
庶民育ちの新米王女ローズは、腹黒冷酷と悪名高い宗主国の王様アンドルーが、かつて同じ旅芸人一座に身を置いていたアンディだと知り、びっくり。だが優しかった少年は激務と刺客のせいで極度の不眠症になり、いつも不機嫌な陛下になっていた。アンディの体調を心配するローズは、彼の安眠を確保しようと計画。一方アンディも、ローズがそばにいるとなぜか熟睡できることに気づき、荒みかけた心が癒されていくが―!?

以下、ネタバレありの感想です。

 

死んだと思っていた父親が国王だと判明し、庶民の勤労少女から一転して王女となった少女ローズ
仕事がないと落ち着かないために人脈作りと結婚相手捜しの仕事をもぎ取った彼女は、外交先の大国でかつての幼なじみアンドルーと再会。国王となり不眠症を患うアンドルーを心配したローズは、彼に偽の恋人関係という取引を持ちかける、という感じでストーリーは進んでいきます。

 

事情を知っている人が「えっ、本当に恋人じゃないの?」と戸惑うレベルで最初からいちゃいちゃしてるローズとアンドルーに笑いましたw
再会系幼なじみということもあって、距離感が近いんですよねぇ。寝ぼけた振りして口説きまくるアンドルーが楽しい。

 

アンドルーの命を狙った身内の問題が二人の恋の壁になるわけですが、まぁこのあたりはかなり素直な話運びだったので特にハラハラすることもなく、ひたすら糖分だけを補給していた気がします。まぁ黒幕はちょっとわかりやすすぎたかな。

 

そんな感じで糖分補給ラブコメとしては良いのですが、個人的には背景が結構薄いことが気になりました。
全体的にローズの庶民設定ありきのご都合主義が漂うというか・・・・・・気にしすぎるのは野暮かもしれないけれど、今回は引っかかってしまいました。

 

そもそも、ローズの庶民出身設定って必要だったのかな?
庶民設定に両親の話が絡んで恋を阻んだりもしていたわけですが、その両親由来の恋に対する不信感もよくわかんないんだよなぁ。
というか、婚約段階で子ども作ってる上にすれ違いで十数年も別れて母娘は庶民暮らし、だけど特に王族側親族の反対とかはなくて和解したら簡単に王室入りできるっていうのがそもそもよくわかんない・・・・・・どういうことなの・・・・・・そこんとこ詳しく・・・・・・。

 

ちょっと自分でも背景に気を取られすぎた感はありますが、ラブコメとしては普通に楽しめました。

とりあえず、次回作に期待ということで。

 

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