異世界詐欺師のなんちゃって経営術2/宮地拓海


異世界詐欺師のなんちゃって経営術 (2) (角川スニーカー文庫)
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前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2016年8月刊。
嘘がつけない異世界に転生した詐欺師が、貧乏食堂の建て直しに挑むシリーズ第2弾。1巻よりも断然面白くなってきました。
「なんちゃって経営術」の要素が増えてきたし、ヤシロの詐術が決まる爽快感も素晴らしい。後味も良いですしね。
これは続きが楽しみなシリーズになっていきそう。3巻も期待しています!

☆あらすじ☆
「最高のパイオツカイデーを目指しますっ!」
『嘘が吐けない都市』に転生した元詐欺師のヤシロは、巨乳美少女・ジネットの騙されやすさに頭を抱えていた。彼女が営む閉店寸前の食堂を建て直すため、食材調達に乗り出したヤシロは、狩猟ギルドのトラ耳少女・マグダの狩りを手伝うことになる。しかし彼女には“狩った獲物を食べてしまう”という致命的な欠点があり!?
『小説家になろう』&『カクヨム』発、口八丁な経営コメディ第2弾!!
書き下ろし短編「ご注文はコレですね? ~マグダは見習いウェイトレス~」が読める電子特別版!

以下、ネタバレありの感想です。

 

お店のリフォーム、食材仕入れルートの確保、そして新店員ゲットとリニューアルオープンまでを描く第2巻。

 

序盤から最後までヤシロの詐術テクニックが炸裂しまくりでとても勉強になりました←
人心掌握術こわい・・・・・・。無理難題をつきつけて、引いて、なだめて、本題を押すんですね。基本なのかもしれないけれど、ヤシロの口八丁ぶりが楽しすぎてワクワクしながら読みましたw

 

それにしても、ジネットの優しさまでフルに利用しているあたり、ヤシロがジネットの扱いをマスターしているようで怖いような頼もしいような。
まぁヤシロ自身もジネットに絆されてお人好しな部分がポロポロ零れるから憎めないんですけど。自分の利益を追求しつつも相手に大きな不利益を被らせないようにしてるし、そんな彼の詐術は見ていて気分は悪くない。むしろこの難局をどうクリアするのかに期待が高まる一方でした。

 

それはさておき、今回は新キャラとしてトラ耳少女・マグダが登場。
マグダのトラブル絡みでヤシロの感情が大きく揺れ動くのにはニヤニヤしてしまいました〜。おにいさん、ほんと良い人だなー。考えてることは露悪的なのにやってることは偽善の皮をかぶった善行にしか見えないのが楽しい。
電子版特典SSでもマグダのあざとさが通用してるのにも笑いました。ヤシロのツンデレに笑いが止まらないw

 

お店も綺麗になって、食材も安定的な供給を確保できて、食い逃げ防止どころか固定客まで確保できた「陽だまり亭」。
ヤシロの詐術めいた経営テクニックも面白くなってきているし、次はどんなところを改善していくのか楽しみです。
ちょっとずつ増えてきたヤシロとジネットのラブコメも期待してたり。
3巻が待ち遠しいです(^o^)

 

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