ゼロから始める魔法の書4〜6/虎走かける


ゼロから始める魔法の書 (4) ―黒竜島の魔姫― (電撃文庫)
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前巻の感想はこちらから


総評:★★★★☆
美貌の魔女と獣の傭兵の旅を描く王道ファンタジーシリーズ。最新刊まで追いつきました!
ゼロと傭兵のラブコメも良いし、シリーズの敵の姿も浮き彫りになってきたし、巻を重ねるごとにどんどん面白くなっている印象。
ちなみにお気に入りキャラは神父です。
完全な味方じゃないけど敵にもなりきれず、いつの間にか傭兵たちに馴染んでいる上に高確率で毎回ズタボロになる神父さま・・・w

☆4巻あらすじ☆
世界を破滅へと導く【ゼロの書の写本】を作り出し、世界へとばらまいた謎の組織〈不完全なる数字(セストゥム)〉。 稀代の天才魔女ゼロと獣の傭兵は、その組織の情報を得るためゼロの故郷へ向かうのだが……その途中、2人が乗る貨物船は大海原の嵐にのまれてしまう。 ――命からがら辿り着いた地。そこは、神聖な竜が住まうと伝えられる“黒竜島”という名の火山島だった。 【ゼロの書の写本】の回収を急ぐ中、思わぬ足止めをくらう2人だが、その島には“魔法”が普及した国家が存在していて……。

以下、各巻のネタバレあり感想です。

 

2015年8月刊。
竜VS魔法使いの壮絶なバトル。これぞ王道ファンタジーという感じで胸が熱くなります。
今回訪れた島でゼロの夢見た理想の一端を見せつつ、魔法という存在の功罪を示すストーリーはとても面白かった。
あとケンタウロスタイプの獣堕ちにはびっくりしました。そういうのもアリなんですね・・・王女との関係にちょっと萌える・・・とか思っていたら最後の展開に衝撃を受けてしまいました。なにこれ切ない。
意外に早く再登場した神父の味方じゃないけど敵にもなりきれない微妙な距離を楽しんでいたら、まさかの同行ですか。どうなるんだろう。

 

☆あらすじ☆
【ゼロの書】の拡散を目論む謎の組織〈不完全なる数字〉の調査のため、海運国家テルゼムを訪れたゼロたち。しかし、そこにはゼロの名を騙り、村々を襲う銀髪の魔女の噂が駆け巡っていた――。 ネズミの獣堕ちである少女リーリと出会い、その身をかくまわれつつ偽ゼロの影を追うゼロたち。そんな彼らの前に“ゼロの討伐”を命じられた教会の裁定官が現れる。 “背徳”の罪状を持つ裁定官。彼女は、美しき女性を墓に生き埋めにすることが趣味の“墓堀り人”なる人物で……。 くすぶり続ける魔女と教会の不穏な争いが静かに加速する、話題の魔法書ファンタジー第5弾が登場!

2015年12月刊。
神父ほんと良いキャラしてるなぁ。
2人目の裁定官「背徳」があまりにもキレてる人だったせいで、神父のマトモ感というか苦労人な部分がより強調されたような気がしますw
容赦のなさは相変わらずだけどゼロと傭兵とも息が合ってきてるし、彼もだいぶ丸くなりましたね。
それにしても、ここにきて旅の道連れが増えるとは予想外。リーリは成長途上な強かさが結構好みな可愛いネズミでした。何気に活躍の機会も多そうな予感。
最後はようやく目的地。さて、どんな真実が明らかになるのか・・・・・・

 

☆あらすじ☆
“魔女”と“教会”を凄惨な戦争へと導こうとする謎の組織〈不完全なる数字(セストゥム)〉を追うゼロと傭兵。わずかな手がかりを追い、ゼロの故郷である〈弓月の森〉を訪れる一行だったのだが――“十三番”の名前を口にした瞬間、彼らは闇の中に放り出されてしまう……。十三番の操る“強制召喚”によってゼロたちが導かれた場所、それは魔法国家へと変貌を遂げたウェニアス王国だった! 国家主席魔法使いとなった詠月の魔女・アルバスと邂逅を果たす一行だったが、国とアルバスを取り巻く環境はどこか不穏な空気に包まれていて……。

2016年4月刊。
振り出しに戻ってウェニアス王国へ。
情況的にアルバスの精神はもう限界だろうと思ってはいましたが、とっくに限界だったという・・・・・・。
不穏な幕開けをしたウェニアス王国編はかなりまずい状況で下巻に続いてしまいましたが、ここからどうやって挽回するのか期待が高まる。
メインストーリーも面白かったけど、今回はやたらラブコメしててそちらも楽しかったですw
傭兵とゼロのいちゃいちゃも多くて満足。人間に戻らなくても良い気がしてきたけど人間に戻らないとあーだこーだと悩む傭兵にニヤニヤが止まりません!
リーリ加入で神父の愉快な仲間感を増していたのは意外な影響でした。でもやっぱり今回も神父はボロボロ。魔法の恩恵w
キラキラしい十三番の挿絵は吹きました。下巻も楽しみです。

 

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