星野宮桜子の三度目の正直。2/日咲ユサ


星野宮桜子の三度目の正直。2 (ビーズログ文庫アリス)
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前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2016年7月刊。
悪役令嬢に2度転生した少女が生き残りを賭けて奮闘するシリーズ第2弾。今回も面白かったです。
相変わらずこの幼なじみカップルに癒やされます。でも今回は家絡みの問題も出てきてちょっと切ない展開に。

☆あらすじ☆
『キミ☆らぶ』の悪役令嬢・星野宮桜子に(二回も!)転生した西野美優。刺殺エンドを回避しようとするも、居るはずのないメインヒーロー・京極紫苑が同じ中学に。しかも何だか友好的――って、こんなルートは聞いてない! そんな中、幼馴染みの流に絡む相手をやり込めた桜子は、次の日から悪い噂を立てられてしまい……? 悪役令嬢の本領発揮!? 果たして「生き残り計画」は達成できるのか!?

以下、ネタバレありの感想です。

 

今回は中学生編。
桜子と流の関係が人前で隠していることに少し胸が痛みましたが、相変わらず家デートしてるしお外デートもしてるし、ふたりでいる時間の柔らかさにキュンキュンしましたw
桜子が流を「私の紳士」って心の中で呼びかけるの、ほんと好き。何かにつけて全幅の信頼を寄せてるところも萌える。
人前では気丈に振る舞っているのに、流の前でだけ涙腺ゆるゆるなのも本当に可愛いと思うんですよね〜。泣き虫をなぐさめる紳士の構図がやはり最高。

 

ただ、今回は「星野宮家の桜子」と「常磐分家の流」という関係の不安定さや危うさが浮き彫りになるストーリーで、後半の展開は切なくて堪らない気持ちになりました。
家のしがらみを越えて個人で付き合うことの難しさが如実に表れてきましたね・・・・・・。
家同士の衝突が激化するなかで、桜子が抱えてきた流への負い目が爆発するシーンは悲しかったです。

てっきり「キミ☆らぶ」のシナリオ絡みの問題で何か起こると予想していたのに、まさか流とロミジュリ展開になるとはなぁ。
まぁロミジュリも何も、まだ恋を自覚してるわけじゃないんですけど(流はよく分からないけど)
こんなに親密な唯一無二の関係を築いてるくせに、初恋未経験でお揃いだね!とか喜ぶ桜子さんアホ可愛いw

 

桜子と流れの関係に萌えたり悲しんだりする一方、「メインヒーロー」の紫苑の方も徐々に存在感を増してきた感じ。
ハイスペック良い人すぎて逆に当て馬っぽくなってる気はしましたけどw
いやでも当て馬じゃなきゃ困る。私はぜひとも桜子には流とずっと一緒にいてほしいので!

 

そういえば、表紙はアニメのメインヒーローが後ろにでっかく構えるスタイルでいくのかな?
表紙を飾っておきながらあまり阿久津さんの出番はありませんでしたが、彼が今後どう動くのか気になるところ。

 

家同士の対立もますます激しくなりそうな感じですが、これについて桜子が蚊帳の外に置かれすぎないといいなぁと思ったり(学生の彼女がどうにかできる問題じゃないですし、本題はあくまで悪役令嬢モノであってほしい)
とはいえ、家が対立したままだと桜子と流が恋を自覚してもロミジュリ展開だし、不穏な気配にハラハラします。

 

「悪役令嬢」としての桜子の運命も、ここからどう進んでいくのか。
いよいよ舞台は高校にうつり、「ヒロイン」も登場したことですしね!
まだ1度目の桜子の死の謎も明らかになっていませんし、続きが楽しみです。

 

とりあえず、3巻はやく!!

 

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