イレギュラーズ・リベリオン4 禍乱の帝都/尾地雫


イレギュラーズ・リベリオン 4.禍乱の帝都 (GA文庫)
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前巻の感想はこちらから


評価:★★★☆☆
完結巻。
駆け足どころか猛ダッシュで終わらせた感があるような。
後半、ちょっと気持ちが乗らなかったのですが、着地はしっかりしていたので良かったです。

☆あらすじ☆
聖騎武祭の開催に湧く帝都。そんな中、ハンティスたちも開会式に参加すべく闘技場を訪れていた。しかし――式典の最中、皇帝が突如現れた男に切り伏せられてしまう!?クーデターの首謀者は堕章霊を眷属とする集団――“異界の楽園”。その中には、かつて力を求めてハンティスの前から去った兄弟子、ハルク=ハルブレッドの姿があった。突然の凶行に帝都中が混乱に陥る中、聖霊を巡る陰謀を知った第29部隊は、異界の楽園を止めるべく皇宮へ乗り込むことを決意し……!?過去最強の敵にかつての落ちこぼれ部隊が立ち向かう!王道バトルファンタジー、堂々完結!
「今の俺は、仲間がいるから戦える」

以下、ネタバレありの感想です。ネガティブ注意。

 

クーデターから始まる最終巻。
負傷した皇帝を連れての逃亡劇に流れ込む前半は、仲間達の絆を感じられてとても良かったと思います。

 

このシリーズって、結構「仲間」という要素を大事にしているし、チームプレーを重視していた作品だったのだと思います。
だからちゃんと仲間の一人一人に見せ場を作ろうとする気概を感じていたのですが、最終巻の短いページ数ではそれが裏目に出てしまった気も。

 

後半の反撃に転じ、チームを強引に切り離されてのコンビ戦はどうにも駆け足すぎたような・・・・・・。
戦いの内容自体は悪くないんですけど、色々と、巻数にもっと余裕があれば盛り上がれたのかもしれないと思う部分が気になりました。
もうハンティスひとりの戦いに絞ったほうが良かったような気もするけれど、そうすると「仲間」というテーマから外れるだろうし、難しいものですね。

 

ダイジェストみたいな展開の連続に乗れなくてちょっと流し読みになった場面もありましたが、最後まで仲間というテーマを貫いたのは良かったと思います。
ただ、サヤが死んで甦る展開の「ええええ!?」感が・・・・・・せっかく生き返らせてくれたマロンに唐突に愚痴ってるのにも「何をいきなり?」とびっくり。

 

色々と残念な気持ちはあるけれど投げっぱなしエンドじゃないし、だいたいの伏線が回収されて事件も綺麗に終わっているのには安心しました。
尾地雫さんの次回作に期待しています。

 

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