もじょと極める異世界仰天生活 彼女の作るポーションがいろいろとヤバいんです/黒沼昇


もじょと極める異世界仰天生活 ―彼女の作るポーションがいろいろとヤバいんです― (電撃文庫)
もじょと極める異世界仰天生活 ―彼女の作るポーションがいろいろとヤバいんです― (電撃文庫)

評価:★★★☆☆
2016年7月刊。
「仰天生活」というか、ダダ甘生活? いちゃラブ生活? みたいな感じの異世界ファンタジー。
嫌われ者の「もじょ」と一緒に暮らすことになった少年が、「もじょ」の仕事を手伝ったり生活のお世話をしたり彼女の秘密を知ってしまうという物語です。
テンポ良く進むストーリーで、軽快に楽しめるラブコメでした。
可愛いバカップルのおかげで糖分補給もばっちりです!

☆あらすじ☆
不運な星のもとに生まれたぼくは、ある日、見知らぬ街(異世界?)に迷い込み、不思議な女の子に出会う。「もじょ」という名の彼女は、近くにいる者すべてを問答無用で不運にしてしまう『大厄災』という魔法の使い手で、しかもその魔法、本人にも制御不能の常時発動型らしい。極度の照れ屋なのか、コミュ障なのか、まともにコミュニケーションのとれない彼女と一緒に暮らすことになるんだけど、この先、どうなることやら…。もじょ(喪女?)との楽しい同棲生活を描く、異世界ファンタジー!

以下、ネタバレありの感想です。

 

不運な人生を歩み落雷によって死んだはずが、気づけば「第二世界」と呼ばれる異世界を訪れていた少年・三四郎
そこで嫌われ者のもじょと出会った三四郎は、かつての自分と重なる彼女を放っておけないと自らもじょに関わることを決めて・・・・・・という感じに物語は始まります。

 

まず「もじょ」ってネーミング酷すぎでしょうw
もじょには記憶がないということだけど、誰が「もじょ」って名前をつけたんだろう?
「きひひっ」と笑い、家に生ゴミを貯め込み、自作した乙女ゲームに萌え転がる姿はまさしく喪女なのかもしれませんが、こんな可愛い喪女がいてたまるか!

 

そんな可愛いもじょと色々あって同棲することになった三四郎。
最初からお互い好感度MAXのいちゃラブに砂糖吐き放題。これは猫も苦言を吐きたくなる。
乙女ゲーム版スケコマシ三四郎に絶叫したあと、似たようなタラシっぷりを発揮する三四郎にめっちゃ笑いましたw
見た目も中身も10歳女児だけど実年齢は20歳の場合、ロリコンなんですかね? 精神面って大事ですよね? だとしたらやはりロリ・・・・・・。

まぁカップルが可愛いから細かいことはいいんですけど!

 

バカップルのツッコミ役・・・じゃなかった三四郎のパートナーとなるペルシャ猫のモンブランも良キャラ。
三四郎との良い相棒関係とテンポの良い掛け合いが楽しかったです。
ただ、まさかのイケメン化はびっくり。イケメンはもふれないので、モンブランにはぜひ猫のままでいてもらわねば。

 

肝心のストーリーの方は、事件の黒幕に関してもうちょっと捻っても良かったかなー? という感じ。
まぁミステリー的に楽しむ作品ではないし、もじょの境遇を知るにつれて深まる三四郎ともじょの交流は良かったので満足しています。
もじょの健気さは愛おしいし、そこに惹かれていく三四郎も優しいキャラクターが素敵でしたしね。もうバカップルがバカップルしてるだけで全部許す(チョロい)

 

ただクライマックスのバカップル万歳な切り札には萌える前に笑いましたけどw
思い切りが良いなー。そこが彼の誠実で良いところですね。
まぁ「でゅふふ」はキショいけど!
あとネーミングセンスも酷いけど!

 

サクサクとテンポよく進み、盛り上がるところではしっかり盛り上がる作品だったと思います。
そして糖分補給にぴったりの良いラブコメでした。
ラストの「びっくり仰天」が何なのか気になりますが、これが明らかになる続編が出ることを祈りましょう。

 

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