2016年6月のおすすめライトノベル


さぁいよいよ2016年も後半戦に突入してしまいました。
いちせさん主催の好きなライトノベルを投票しよう2016上期の投票がスタートし、うちのブログは毎月せっせと書いてきたこの月間オススメ記事から選ぼうと思っています。どれに投票するか悩むなぁ。

それはとりあえずおいといて、2016年上半期最後の月間おすすめ作品を紹介していきましょう。

以下をどうぞー(*’ヮ’*)

 

ストライクフォール

ストライクフォール (ガガガ文庫)
【長谷敏司著/小学館ガガガ文庫】
今、宇宙が熱い!
ミステリアスな宇宙SF×熱すぎるロボットスポーツの物語。
そして、出来の良い弟と弟を追いかける兄の青くて切ない絆の物語でした。
ロボット操作シーンなど私には難しいところもありましたが、それでもストーリーの面白さにグイグイと読めてしまいます。
主人公兄弟の人間ドラマも素晴らしいし、「代理戦争」ともなっている競技の背景にみえるきな臭い事情や、人類に革新的な技術を持ち込んだ異邦人の存在など、壮大な宇宙SFとして今後もとても期待できそうな予感がある新作シリーズです。

「ストライクフォール」感想記事はこちらから

 

押し入れの中のダンジョンクラフト

押し入れの中のダンジョンクラフト ‐幸福で不幸で幸福な兄妹‐ (MF文庫J)
【からて著/MF文庫J】
押し入れを抜けるとそこはダンジョンだった。
突然つながったダンジョンの中で、死んだはずの妹に再会した少年。
奇跡のような再会に喜ぶ主人公は、ダンジョンと妹の秘密を知ったことで、世界に関わる「選択」を迫られることになるのです。
現実と非現実が絶妙な割合で混じり合い、そのためになんだかフワフワとした読み心地の本作。
ゆるくて、可愛くて、ほのぼのして。それなのに、どんどん切なくなっていって。
幸せなのに不幸で、不幸なのにどこか幸せな読後感。
あまりにも儚い優しさに、泣きたくなるような余韻に浸ってしまう物語でした。

「押し入れの中のダンジョンクラフト」感想記事はこちらから

 

幻獣調査員

幻獣調査員 (ファミ通文庫)
【綾里けいし著/ファミ通文庫】
うまく共存できるときもあれば、生きるために激しく衝突することもある幻獣と人の関係。
その間に介在する幻獣調査員の旅路を描く幻想的なフェアリーテイルです。
水棲馬とか人魚とか妖精猫とかがたくさん出てくる旅ファンタジーとか、それだけで好きな人は結構いるのではないでしょうか(私ですね)
しかもその中心に「人外×少女」の要素があるとなれば、これはもう愛を叫ぶしかない!(´>∀<`)
連作短編形式の物語は、残酷さに悲しくなる話もあれば、可愛らしさに頬が緩む話もあって、その多様な物語性に最後まで飽きることなく楽しめること間違いなし。
幻獣調査員フェリとその従者たちも本当に素敵で、マスコット蝙蝠がとても可愛いです。
でもやっぱりイチオシは人外×少女。ふたりの切なくて愛しい関係に胸がいっぱいになりました。
読み切り作品(予定)なので、気になった方はお気軽にどうぞ〜。

「幻獣調査員」感想記事はこちらから

 

シグザール警察特命官 まるで愛おしくない君とふたり

シグザール警察特命官 まるで愛おしくない君とふたり (コバルト文庫)
【御永真幸著/集英社コバルト文庫】
少女小説には珍しい(個人的には初めて見たかも?)男女バディの警察小説。
有能だけど毒舌で負けず嫌いで素直じゃない元エリートと、健気な頑張り屋だけど何かワケありっぽい少女のコンビです。
左遷先の窓際部署で出会った凸凹コンビが徐々に互いを知っていき、運命を共にする相棒になっていく物語。
どちらもとても不器用で、それだけに後半で手を取り合う姿に下手な恋愛関係より萌えてしまいます。
ストーリー的には序章といった感じで、色々と謎が残る第1巻ですが、シリーズ化したら確実に面白くなりそう。
とても期待している新作です。

「シグザール警察特命官 まるで愛おしくない君とふたり」感想記事はこちらから

 

血と霧1 常闇の王子

血と霧1 常闇の王子 (ハヤカワ文庫JA)
【多崎礼著/ハヤカワ文庫JA】
吸血鬼×スチームパンク×ハードボイルドなダークファンタジー。
捜し物が得意な探索者の主人公が、様々な捜索依頼を受けたことから大きな事件に関わっていくことになる物語です。
煙草と硝煙が似合う主人公の渋さがめちゃくちゃ格好いいので必見。
過去の因縁から生まれる彼の後悔と葛藤が切ないドラマを生むのです。
その一方で、預かることになった少年に対してうっかり父性を溢れさせる姿も可愛いかったりもして、情に厚いキャラクターがとても魅力的でした。
吸血鬼が支配する世界観は細部まで個性的で、血液を操る異能者たちの駆け引きやアクションは読み応え抜群。
続きとなる2巻は7月に発売するので、今からとても待ち遠しいです。

「血と霧1 常闇の王子」感想記事はこちらから

 

砕け散るところを見せてあげる

砕け散るところを見せてあげる (新潮文庫nex)
【竹宮ゆゆこ著/新潮文庫NEX】
ヒーローになりたかった少年とUFOを撃ち落としたい少女のボーイミーツガール。
いじめられている少女を助けるシーンから始まる物語は、冒頭から軽快で、エネルギッシュで、甘酸っぱくて、切なくて、悲しくて、そして最後はなんだか幸せで。
そんな怒濤の恋愛小説でした。
序盤から振り回してくる疾走感は、予想もつかない場所から更にスピードを上げていきます。
ラストは賛否両論のようですが(確かにちょっと分かりづらい)、私は好きです。ぜひネタバレを見ずに読んで欲しい。

「砕け散るところを見せてあげる」感想記事はこちらから

 

風見夜子の死体見聞

風見夜子の死体見聞 (富士見L文庫)
【半田畔著/富士見L文庫】
第3回富士見ラノベ文芸大賞「金賞」受賞作。
「未来の死体」を見ることのできる少女が、その死を回避するために奔走する物語です。
「未来の死体」の状態から逆算していくアプローチがなかなか面白いミステリーでした。
ただ、個人的には謎解きよりも主人公とヒロインの噛み合ってないのに軽快な会話劇がイチオシポイント。
エキセントリックなヒロインと振り回される主人公っていう構図が最高なんです。
たぶんシリーズ化するので、次巻にも期待したい新作です。

「風見夜子の死体見聞」感想記事はこちらから

 

東京侵域:クローズドエデン3 人類の敵VS人類の敵

東京侵域:クローズドエデン 03.人類の敵VS人類の敵 (角川スニーカー文庫)
【岩井恭平著/角川スニーカー文庫】
大切な人を取り戻すため、共に戦う男女バディアクション第3弾。
続刊が難しいと聞いて絶望。
ただ、とりあえず3巻までで一つの区切りがついているし、内容はめちゃくちゃ面白いのでぜひ読んでみてほしい作品です。

「東京侵域:クローズドエデン3 人類の敵VS人類の敵」感想記事はこちらから

 

比類なき翠玉 上・下(時間旅行者の系譜3)

比類なき翠玉〈上〉 (時間旅行者の系譜) (創元推理文庫)
【ケルスティン・ギア著/創元推理文庫】
女子高生タイムトラベラーの恋と冒険を描くタイムトラベルファンタジー三部作の完結巻。
主人公のティーンらしい恋心は可愛く、ミステリアスな秘密結社との対決はハラハラ。
そしてコミカルな語り口にスルスルと読めてしまう作品でした。
綺麗にまとまって終わっています。三部作全てを一気読み推奨。

「比類なき翠玉 上・下(時間旅行者の系譜3)」感想記事はこちらから

 

青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない

青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない (電撃文庫)
【鴨志田一著/電撃文庫】
思春期症候群をめぐる、すこしふしぎな学園SF第6弾。
前巻に引き続き、今巻も最高でした・・・・・・!
でも引きが鬼なので、次巻が待ち遠しすぎて。

「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(青春ブタ野郎シリーズ6)」感想記事はこちらから

 

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア6

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア6 (GA文庫)
【大森藤ノ著/GA文庫】
アニメ化が決定したソード・オラトリアシリーズ第6弾。
ダンまち外伝のさらに外伝のような物語で、ロキ・ファミリアの武闘派双子・ティオナ&ティオネが主人公の物語でした。
予想以上に感動的なストーリーでびっくり。こういう家族愛の話は弱いのです・・・・・・。

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア6」感想記事はこちらから

 

筺底のエルピス4 廃棄未来

筺底のエルピス 4 -廃棄未来- (ガガガ文庫)
【オキシタケヒコ著/小学館ガガガ文庫】
絶望的な桃太郎・・・じゃなかった、圧倒的スケールのバトルSF第4弾。
壮絶な面白さとラストの衝撃に、読後しばらく頭が真っ白になりました。
なんでこんなに面白いのか。そしてヒロインをこんな目に遭わせるなんて、作者は紛うことなく鬼ですね。
うちのブログ的年間ベスト入りは間違いなしの1冊でした。

「筺底のエルピス4 廃棄未来」感想記事はこちらから

 

 

以上です。それでは今月もよろしくお願いします(^∀^)

 

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