2016年6月読書メーターまとめ


2016年も下半期に突入。上半期ベストをそろそろ考えなければならない季節です。

それはそうと最近、雨ばかりでうんざりしてます。
災害も気になるけれど、身近な問題として「本屋で買った本をいかに濡らさずに持ち帰るか」という難題が。

さて、先月の読書記録はこんな感じ。

2016年6月の読書メーター
読んだ本の数:46冊
読んだページ数:14164ページ
ナイス数:843ナイス

下旬にペースダウンした割には結構読めて良かった。
6月は新刊消化に追われたので、7月は積読消化を頑張る予定です。

 

玉妖綺譚 (創元推理文庫)玉妖綺譚 (創元推理文庫)感想
玉妖を相棒に妖絡みのトラブルを解決しつつ、妖に魅入られた姉を取り戻す方法を探す少女の物語。設定や世界観はなかなか良いんだけど、ストーリーがいまひとつ乗れなかった。軸となるはずの姉の話をもう少し丁寧に情緒的に描いてほしかった。ラストの兄弟の話がドロドロしてたせいで色恋沙汰で拗ねただけの姉の話があまりにも軽く感じてしまったし。とはいえ色々と迂闊で未熟なヒロインは成長が見込めそうだし、他の登場人物も悪くない。今後の展開次第では面白くなりそう。期待している
読了日:6月1日 著者:真園めぐみ
ダンジョン・サーベイヤー2 帰ってきた“神秘の瞳" (ファミ通文庫)ダンジョン・サーベイヤー2 帰ってきた“神秘の瞳” (ファミ通文庫)感想
ニコルが良い感じに成長してるなぁ。パーティーメンバーからの扱いは相変わらずひどいけど、たまに遠回しにクローが褒めてるシーンでは思わずニヤニヤしてしまった。それにしてもクローさん、ほんと何者?メインヒロインはマルタなんですかねー?ふたりの過去がとても気になる。次巻も期待
読了日:6月2日 著者:嬉野秋彦
血と霧1 常闇の王子 (ハヤカワ文庫JA)血と霧1 常闇の王子 (ハヤカワ文庫JA)感想
面白かった!ハードボイルドな吸血鬼ファンタジー。血と硝煙の匂いが漂うようなダークな雰囲気が最高に格好いい。死にたがりな主人公の行動にハラハラしつつ、ワガママ王子に振り回されてうっかり父性が漏れ出てしまう人間味あるところに魅力を感じた。血が多機能すぎるため想像していた吸血鬼ものっぽさは薄かったかな。でも血統によって階層化された吸血鬼社会は闇が深そうでワクワクする。この窮屈な世界に潜む陰謀を暴き出していく物語だったけど、最後の展開で主人公自身の運命はどうなっていくのか。2巻もとても楽しみ。
読了日:6月3日 著者:多崎礼
男装騎士の憂鬱な任務 (2) (角川ビーンズ文庫)男装騎士の憂鬱な任務 (2) (角川ビーンズ文庫)感想
相変わらずの脳筋コメディ。今回はオデットが女装してフィスターがときめく話だった。だいたい合ってるはず。ちょっと糖度増してきたかな?鈍感と経験値不足のふたりだから進展はまぁまぁという感じだけど。コルドネからやってきたカップルも可愛かったしストーリーも結構面白かったはずなのに、読み終わったら「お兄様が消えた・・・」しか感想出てこない。前巻に引き続き手紙のインパクトが強烈すぎる。男装騎士が続くのかも気になるけど、あとがきによるとアルバート家の続編が・・・?本当ならものすごく楽しみ
読了日:6月3日 著者:さき
転生従者の悪政改革録 (3) (角川スニーカー文庫)転生従者の悪政改革録 (3) (角川スニーカー文庫)感想
このバカップルほんとバカップルとニヤニヤするシリーズだったのに、なんかすごく完結っぽくて寂しい。ただ、ようやくナナミがユーリを異性として意識する展開は可愛かったし(ユーリは哀れだったけど)、現代日本側のナーミィたちの方もまるく収まって良かった。入れ替わりの問題じたいは解決してないので是非続編をだしてほしいなぁ。BW特典SSのガールズトークが良かったから、シリーズが続けば脇役カップルたちの話も面白くなりそうなのになぁ
読了日:6月4日 著者:語部マサユキ
シグザール警察特命官 まるで愛おしくない君とふたり (コバルト文庫)シグザール警察特命官 まるで愛おしくない君とふたり (コバルト文庫)感想
面白い〜!男女バディな警察もの。左遷先の窓際部署で出会った2人が徐々に互いを知っていき、運命を共にする相棒になっていく物語。「あなたとなら牢獄も楽しそう」ってセリフが最高に萌える。こういうのほんと好き。有能だけど性格に難アリなジークのキャラがとても楽しく、クールかと思いきや負けず嫌いすぎてむしろ可愛くみえた。相棒のイリスは健気で可愛い少女だったけど、抱えている事情が重そうで気になるなぁ。二人の関係的にも内容的にもまだ始まったばかりなのでシリーズ化に期待してる!
読了日:6月4日 著者:御永真幸
東京侵域:クローズドエデン 03.人類の敵VS人類の敵 (角川スニーカー文庫)東京侵域:クローズドエデン 03.人類の敵VS人類の敵 (角川スニーカー文庫)感想
とても面白かった!救務庁に追い詰められながらもひたすら攻めるレンとカナ。離れていてもバディとしての連携を魅せる二人は格好いいし、逃走劇とスポットリレーからのハーメルン戦はめちゃくちゃ興奮した。ほぼ連絡が取れない状態なのにブレない信頼関係が本当に熱い。EOMの秘密にゾッとしたりラストの展開で更に波乱を感じたりと絶対にここから更に面白くなるはずなのに・・・打ち切り・・・?いやいや、きっと4巻が出るって信じてる!
読了日:6月5日 著者:岩井恭平
イングテッドの怪盗令嬢 紅茶と恋と予告状!? (角川ビーンズ文庫)イングテッドの怪盗令嬢 紅茶と恋と予告状!? (角川ビーンズ文庫)感想
英国風な怪盗もの。正体を隠して幼なじみの警部に追われる怪盗ヒロインの奮闘を描く物語だった。「幼なじみ」として会っているときと「怪盗と警部」で会ってるときとで二人の雰囲気ががらっと変わるのが楽しい。後者の色気あふれる感じはなんなんだ・・・w 少し逆ハーな雰囲気があるけど、私はハーバードの存在にイライラするエリックを見てニヤニヤしていたい。しかしこれ最後の展開で問題は解決しているような?とにかく2巻を待とうと思う
読了日:6月5日 著者:伊藤たつき
砕け散るところを見せてあげる (新潮文庫nex)砕け散るところを見せてあげる (新潮文庫nex)感想
ラスト、「あああああ!」と叫び出したくなった。なるほどそういうことか。これはやられた。とても面白い。ヒーローになりたかった清澄とUFOを撃ち落としたい玻璃。いじめから始まるボーイミーツガールな物語は真っ暗闇をエネルギーに満ちた文章で突き進んでいく。一文読むほどに勢いづいて途中で止めることなんてできなかった。不穏な雰囲気に胸が苦しくなったけれど、高校生の恋を描いた物語として素晴らしかった。しかし本当にラストは戸惑ったw
読了日:6月6日 著者:竹宮ゆゆこ
チョコレート・ダンディ ~君の瞳は甘い罠~ (コバルト文庫)チョコレート・ダンディ ~君の瞳は甘い罠~ (コバルト文庫)感想
前向き作家少女とこじらせ純情青年のラブコメ第2巻。今回は怪盗登場!な連作短編。ストレートな真相になるかと思いきや予想外なところで捻ってきてビックリ。そこを看破したオスカーの学生時代に興味津々です。オスカーとアデルのいちゃいちゃは可愛かったけど、これは生殺しだなぁ。コウノトリ信仰と2つの会に阻まれてオスカーは今回も全力不憫でした。しかしついに深淵なるレース編みの世界に踏み込むのか・・・上達早すぎて笑うw ユーディとリンディアの問題も解決しちゃったけど、3巻出るかな??期待して待ってる!
読了日:6月7日 著者:我鳥彩子
アオイハルノスベテ5 (ファミ通文庫)アオイハルノスベテ5 (ファミ通文庫)感想
最終巻。でもシリーズ的にクライマックスだったのは前巻で今回はエピローグっぽい感じ。横須賀君にモテ期到来!なラブコメはまぁまぁ面白かったけど(大河内の猛烈LOVEアピールには笑った)、シンドロームの真相については、明確にしないのであれば1冊を使う必要なかったのではとちょっと思ったり。でも青春を感じるラストは良かったので比較的満足した。次回作にも期待
読了日:6月7日 著者:庵田定夏
比類なき翠玉〈上〉 (時間旅行者の系譜) (創元推理文庫)比類なき翠玉〈上〉 (時間旅行者の系譜) (創元推理文庫)感想
グウェンとギデオンの関係がボロボロだぁ・・・。グウェンのティーンらしい「振り回されてなんかやらないんだから!」っていう強がりが可愛い。でもギデオンよりもおじいちゃんの方がタイムトラベルのパートナーっぽくなってるような。おじいちゃん良キャラすぎてめっちゃ好き。あまり謎を解き明かされずに下巻へ突入。
読了日:6月8日 著者:ケルスティン・ギア
エロマンガ先生 (2) 妹と世界で一番面白い小説 (電撃文庫)エロマンガ先生 (2) 妹と世界で一番面白い小説 (電撃文庫)感想
今回も面白かった。未完結の名作って読んでみたいけど読むのが怖いものなのに、そこを黙って勧めるなんて鬼畜の所業か。でも読んでみたい。ムラマサ先輩の要求には驚いたけれどそれ以上に羨ましかった。私にも金さえあれば。紗霧とマサムネについては何かもうバカップルにしか見えないくらいでニヤニヤしてしまった。可愛いけど人迷惑だなぁw それはそうと今回も意外に真面目なアドバイザーだった山田エルフ先生。そろそろアニメ化に関する豪語が失敗フラグにみえてきたんだけど、大丈夫か?
読了日:6月9日 著者:伏見つかさ
比類なき翠玉〈下〉 (時間旅行者の系譜) (創元推理文庫)比類なき翠玉〈下〉 (時間旅行者の系譜) (創元推理文庫)感想
タイムトラベルファンタジー最終巻。伯爵の目的を阻止するために時間を超えて駆け回るグウェンとギデオンはここにきてようやく息の合ったコンビになってくれた。「用意はいいかい?」「あなたがよければね」の掛け合いが狂おしいほど好き。所構わずいちゃいちゃし始めるのも本当に恋愛脳だな!と思いつつもニヤニヤした〜。読み終わってみると伏線が結構細かくて全部の情報を拾えていない気がするからまた最初から読みたいなぁ。監視団関係者のフォローがないのはちょっと気になったけど、楽しいファンタジーだった。満足!
読了日:6月9日 著者:ケルスティン・ギア
転生したらスライムだった件1 (GCノベルズ)転生したらスライムだった件1 (GCノベルズ)感想
スライム強すぎてやばい。序盤のチュートリアルっぽさは退屈だったんだけどゴブリンを従え始めてから徐々に面白くなっていった。シズの話はメインストーリーとどうつながるのかと思っていたけど、オチは結構意外だったなぁ。てっきりヒロインかと思っていたら・・・。
読了日:6月10日 著者:伏瀬
誰かこの状況を説明してください! ~契約から始まるウェディング~ (アリアンローズ)誰かこの状況を説明してください! ~契約から始まるウェディング~ (アリアンローズ)感想
文章のノリが合わなかったし、ヒーローも無理。ダメだ、これ、全然合わなかった・・・
読了日:6月11日 著者:徒然花
観賞対象から告白されました。 1 (アリアンローズ)観賞対象から告白されました。 1 (アリアンローズ)感想
イケメン観賞が趣味の令嬢が観賞対象に虫除けの偽恋人になってほしいと頼まれるところからスタートする物語。異世界にファンクラブの概念を持ち込むっていう発想はちょっと笑った。二人の恋は特に障害もなくサクサク進むし、この1冊だと中途半端なところで終わってるので評価しづらい。ただ、ジェレミアがロレーヌを選んだ理由がちゃんと書かれていたのは良かったかな。ロレーヌ、ガン見気づかれてるやん・・・。ロレーヌの趣味と前世についてもう少しシリアス強めに掘り下げてくれたら感動できたかもしれないなぁと思って、そこが少し勿体なかった
読了日:6月11日 著者:沙川蜃
絶対城先輩の妖怪学講座 八 (メディアワークス文庫)絶対城先輩の妖怪学講座 八 (メディアワークス文庫)感想
晃がレギュラー化して良い刺激になったのか、先輩と礼音のニヤニヤ度が割増しだった気がする。空気が甘い〜。そして今回の先輩、照れたり攫われたり人質にされたりといつも以上にヒロインしてたなぁ。礼音と晃は意外に良い関係を築いていけそうで良かった。本題のダイダラボッチの話も面白かった。おばあちゃんの底知れない感じと織口先生の恐ろしさにニヤリ。次回もすごく楽しみだ
読了日:6月11日 著者:峰守ひろかず
エロマンガ先生 (3) 妹と妖精の島 (電撃文庫)エロマンガ先生 (3) 妹と妖精の島 (電撃文庫)感想
南の島で合宿回。エルフもムラマサ先輩も可愛いけど、やっぱり紗霧のヒロイン力は半端なかった。マサムネも妹大好き養いたいっていうのは分かっていたけれど、結構共依存な感じでびっくり。過去の詳細が気になるなぁ。初登場のシドー君は何かありそうかと思ったの特に目立つこともなく・・・顔見せだけなのかな。これから掘り下げられるのだろうか。そして最後は気になる引き。ようやく紗霧の決めぜりふ(?)の意味が分かるのかな?楽しみ!
読了日:6月12日 著者:伏見つかさ
青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない (電撃文庫)青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない (電撃文庫)感想
もう辛くて辛くて終盤はひたすら涙をこらえていた。翔子と咲太と麻衣の三角関係は最初に想像していたよりもずっと重く切ないモノになっていって、どんな結末を迎えても悲劇しかみえてこないのが怖くて仕方なかった。誰の涙も心に痛いくらい突き刺さる。しかし最後、これは・・・。こんなところで10月まで待てと?ひどくない?続きが深刻に待ち遠しい。
読了日:6月12日 著者:鴨志田一
ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.11 (電撃文庫)ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.11 (電撃文庫)感想
アプデでバグったから新キャラで遊んでてね、という斜め上な11巻。シリーズ初期から普通にレベル高かったから、1から始めるルシアンたちはなんだか新鮮だった。リアルとネトゲの問題をリンクさせていく構成も相変わらずうまい。アコがアイデンティティを揺るがして取り戻した結果、ちょっと成長した感じで終わったのも良かった。それにしても今回は糖度高かったなぁ。ニヤニヤしっぱなし。アコは本当に娘ができたら最後のほしあこちゃんみたいに可愛がるのか、それとも途中までのほしあこちゃんと同じ扱いをするのか・・・
読了日:6月13日 著者:聴猫芝居
観賞対象から告白されました。 2 (アリアンローズ)観賞対象から告白されました。 2 (アリアンローズ)感想
続けて読めるネット小説ならともかく、書籍としては盛り上がるところが何もないまま終わってしまって中途半端すぎる。あと、ジェレミア視点は結構面白いんだけど、ロレーヌに戻るとなぜかあまり話を楽しめないんだよなぁ。普通の子なんだけど、普通すぎて持ち上げられてるのが気になってしまうのかも。転生設定はようやく意味をもってきたなと思ったところで次巻に続いたので、まだなんとも言えない。とりあえず最後まで読んでみる予定
読了日:6月13日 著者:沙川蜃
彼女はとても溶けやすい (電撃文庫)彼女はとても溶けやすい (電撃文庫)感想
溶けやすい少女と目立たない少年の学園ラブコメ。登場人物が少ない代わりに主人公とヒロインの関係に絞って丁寧に話を進めていたのが良かった。存在感の薄さにコンプレックスを抱く主人公が、自分をちゃんと認識してくれるヒロインに惹かれていくというのもすごく自然だったと思う。グッとくる描写や派手な展開とかはなかったけど、ラブコメとしてコンパクトかつ綺麗にまとまっている作品だった。しかし彼女の体質は「体質」というかもはや妖怪レベルだと思うんだけど、あくまで体質と言い張るつもりなのだろうか。
読了日:6月14日 著者:丸山英人
宝石吐きのおんなのこ(4) ~彼女の想いと彼の想い~ (ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ)宝石吐きのおんなのこ(4) ~彼女の想いと彼の想い~ (ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ)感想
今回もクリューの可愛さに癒やされてスプートニクのひねくれた優しさに萌え転がる良い物語だった。クリューとスプートニクの出会いのエピソードの続きも読めて大満足。また旅していた頃のエピソードをどこかで挟んでほしいな。前巻で意味深に登場したあの人の余波はあったものの(こんにゃくと誤解して味噌田楽のくだりは吹いた)、本題に入るのはこれからといった印象。最後にソアランがこぼした疑問がじわっと切なかったので掘り下げに大いに期待している。巻末SS集はクー&スプートニクの魅力を凝縮。素晴らしい。5巻も楽しみ!
読了日:6月14日 著者:なみあと
ゼロから始める魔法の書 (電撃文庫)ゼロから始める魔法の書 (電撃文庫)感想
面白かった!魔女嫌いの獣人傭兵と、傭兵に護衛を頼む美貌の魔女の出会いから始まるファンタジー。傭兵とゼロの微妙な距離感がすごく好み。最初から好感度が高いゼロにペースを崩されて絆されていく傭兵にニヤニヤしてしまった。打算ありきで始まったはずの関係が少しずつ別の絆になっていくというのも良い。ストーリーは割と素直だったけれど、技術の革新期という世界観がうまく生きていて読んでいて楽しかった。次巻も引き続き読んでいこう
読了日:6月15日 著者:虎走かける
おこぼれ姫と円卓の騎士 王女の休日 (ビーズログ文庫)おこぼれ姫と円卓の騎士 王女の休日 (ビーズログ文庫)感想
メルティ発案王都ウォークラリーな息抜き回。意外とノリの良いノーザルツ公にニマニマしたり、恋を自覚して少し変わったレティにときめいたりと和やかムードでほのぼのした。騎士たちそれぞれの変化も描かれていてシリーズも長期化したんだなぁと思う場面も。しかし最後は衝撃の急展開。ショックすぎてページをめくる手が止まらなかった。次巻から最終章に突入とのことだけど、一体ここからどうなってしまうのか。ちょっと斜め上に結論づけてしまったレティの恋も含め、全てに幸せな結末を期待したいけれど、とりあえずはおとなしく次巻を待ちたい。
読了日:6月15日 著者:石田リンネ
黎明国花伝 星読の姉妹 (富士見L文庫)黎明国花伝 星読の姉妹 (富士見L文庫)感想
悪政を敷く女王に家族を奪われた姉妹が、自分たちの運命に向き合う姿を描くヒストリカルロマン。古代日本を連想させる和風な舞台設定に金髪碧眼の登場人物たちがしっくり馴染んだ独特の世界観がとても好みだった。序盤のダイジェストな説明は退屈だったものの、中盤でルシェがタイムリミットを告げられたあたりから徐々に面白くなり、終盤の決起以降は一気読み。オノマトペの使い方がチープで気になったけどそれ以外は満足。姉妹の物語も綺麗に終わっている。同じ世界観で別の物語を作ってくれてもいいな。次回作にも期待したい
読了日:6月16日 著者:喜咲冬子
紅霞後宮物語 第四幕 (富士見L文庫)紅霞後宮物語 第四幕 (富士見L文庫)感想
今回もとても面白かった。明慧追悼回な内容で、軽快なテンポで話を進めた果てに重く暗いオチを用意しているのは流石。悪党共を討伐してスッキリ!という話ではなく、そんな奴らの在り方にシンパシーを感じてしまう小玉の姿が切ない。文林がもうちょっと清廉な人だったら良かったのかもしれないけど、彼は公人としては「皇帝」で私人としては歪んだヤンデレだから本当にどうしようもないんだよなぁ。「母后陛下」呼びのくだりは爆笑したw いよいよ小玉が軍を持ったことだし、大きな戦争が始まるのだろうか。次巻も楽しみ
読了日:6月16日 著者:雪村花菜
超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 3 (GA文庫)超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 3 (GA文庫)感想
リルル推しだったけど林檎を応援したくなるくらい林檎がめちゃくちゃ可愛かった!狩人になってデートに挑む林檎にニヤニヤしまくり。うわぁ、この三角関係どうなるのか楽しみだぁ〜、という浮かれ気分は表紙のひとが見事に叩きつぶしてくれた。なにこのひとめっちゃ怖い。ひとりだけ他のメンバーと性質違いすぎて動揺。建国の方は順調に進みつつもラストでちょっと不吉な展開。次巻もとても楽しみ。
読了日:6月17日 著者:海空りく
レイデ夫妻のなれそめ 君が忘れた思い出の場所 (ビーズログ文庫)レイデ夫妻のなれそめ 君が忘れた思い出の場所 (ビーズログ文庫)感想
今回は色々な事情が明らかになり、短いページ数の割に濃厚で面白かった。ザイラスの病みっぷりがどんどん酷くなってると戦慄したけれど、ようやくそのルーツが明らかに。ヤンデレは遺伝だったか。そしてようやく本当にタイトルを回収。全てを思い出したリナレーアが辿り着いた真相は予想外すぎて衝撃を受けた。いったいどういうことなのか。次巻で完結とのことなので、その前に1巻から再読しなきゃ!
読了日:6月18日 著者:山咲黒
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア6 (GA文庫)ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア6 (GA文庫)感想
双子の過去を掘り下げていくエピソードだったけれど、めちゃくちゃ面白かったし感動した。過去の壮絶な闇を描きつつ、いま手に入れた希望や絆に繋げていく構成がとても素晴らしい。「太陽と月」という言葉に全てを集約できる双子の関係も良かった。どんなに嫌悪して衝突しても片割れの存在に救われてきたっていうのが涙を誘う。そして終盤のピンチに間に合った援軍にはとてもテンションがあがった。フィンはイケメン王子すぎて、これはもうティオネから逃げられないだろうな。というか他の男性陣もこの先大丈夫だろうかw 次巻もとても楽しみ!
読了日:6月19日 著者:大森藤ノ
かくりよの宿飯 四 あやかしお宿から攫われました。 (富士見L文庫)かくりよの宿飯 四 あやかしお宿から攫われました。 (富士見L文庫)感想
今回も面白かった。折尾屋編スタートということだけど、葵の順応力の高さと料理スキルの破壊力を再確認してしまった。ポテチ九州醤油味は大正義ですね分かります(食べたい)。巻を重ねる毎にデレが加速していく大旦那さまは今回もデレデレ。新妻呼びといい、ひとり新婚さんごっこしてるみたいで微笑ましかったwまた良いところで話が終わってしまったので次巻がとても待ち遠しい。
読了日:6月19日 著者:友麻碧
宝石商リチャード氏の謎鑑定 エメラルドは踊る (集英社オレンジ文庫)宝石商リチャード氏の謎鑑定 エメラルドは踊る (集英社オレンジ文庫)感想
美貌の毒舌宝石商と迂闊な正義の味方がコンビを組む宝石ミステリ第2弾。今回も面白かった。正義の先輩が登場する4本目の短編はグサグサと刺してくる挙げ句の物別れエンドが悲しかったけれど、リチャード氏のフォローのおかげで読後感は悪くなかった。変わってしまった自分と比較して旧友に苛立つこともあるから先輩の気持ちは分からないでもないけれど、正義くんはずっとそのままでいてほしいな。今回もリチャードに対する正義の迂闊すぎる発言が連発で笑ったwなぜそれを谷本さんに生かせないのか・・・
読了日:6月20日 著者:辻村七子
詐騎士(さぎし) 8 (レジーナ文庫)詐騎士(さぎし) 8 (レジーナ文庫)感想
完結巻。ルゼとギルの関係は最終的にはちょっと糖度が出てきて良かった。やっとまともな(?)家族を持てたギルの感慨に笑ってしまうw 相変わらずキャラの掛け合いは楽しかったし(多すぎて誰が誰かはよくわからなかったけど)、ルゼ&ギルについては大団円でよかった。ただ、本編完結巻なのに黒幕との決着が中途半端だったのはいただけない。特別編とか外伝があるらしいのでそちらでフォローするのかな?姫様とニースの関係についても気になるので、そちらも読もうと思う。
読了日:6月21日 著者:かいとーこ
ロクでなし魔術講師と禁忌教典 (6) (ファンタジア文庫)ロクでなし魔術講師と禁忌教典 (6) (ファンタジア文庫)感想
古代遺跡調査、ということで世界観に関わる大きな展開に入ってきた感じ。これから古代文明の話に本腰入れていくのだろうか。ワクワクする。そして今回はセリカ回。セリカとグレンの家族としての絆が温かくて素敵だった。セリカの言動がフラグっぽくてハラハラしたけど、弱体化自体はまぁ既定路線というか・・・。それでも強力な戦力喪失が今後の展開にどんな影響を与えるのかと思うと不安になる。次巻以降もますます面白くなりそう。とても楽しみ!
読了日:6月21日 著者:羊太郎
風見夜子の死体見聞 (富士見L文庫)風見夜子の死体見聞 (富士見L文庫)感想
「未来の死体」が見える少女と、彼女の死体見聞に無理矢理付き合わされる少年が、予告された死を回避するため奔走するミステリ。死体の状態から逆算して何が起こるのかを突き止めていくというアプローチが面白い。なにより夜子と凪野の軽快な会話が楽しくてスルっと読めてしまう。これは好きなタイプの語り口。エキセントリックな夜子に振り回される凪野を描きつつ、絶交していた幼なじみが復縁する物語としても良かった。夜子の内面の掘り下げが粗かったけど続刊があればフォローされるかな?死神対決も持ち越したのでシリーズ化に期待。
読了日:6月22日 著者:半田畔
英雄都市のバカども (3) 〜アルコ・ホール三番街の何でも屋〜 (ファンタジア文庫)英雄都市のバカども (3) 〜アルコ・ホール三番街の何でも屋〜 (ファンタジア文庫)感想
今回も笑えて引いて感動できてとても楽しかった。気になっていたモルトの過去は予想より壮絶だったけれど、全部受け入れる周囲の器の大きさに胸が熱くなる。ライとモルトは良き相棒な感じがすごく良かったし、リッツが全力でモルトを慕う幼い姿に心が和んだ。まぁ常に被害者なんだけどリッツ・・・。モルトの過去もサシャの素性も明らかになってしまって、やはりシリーズは完結なのかなぁ。もうちょっとこの街の馬鹿騒ぎに浸っていたいので続刊希望。
読了日:6月22日 著者:アサウラ
花冠の王国の花嫌い姫 ガーベラの約束 (ビーズログ文庫)花冠の王国の花嫌い姫 ガーベラの約束 (ビーズログ文庫)感想
今回も面白かった。やっぱりこの優しいお国柄がすごく好きだなぁ。歴史的な背景を知るとその尊さにますます好きになる。イスカとフローレンスのラブコメの方はお互いに意識しすぎて少しギクシャクするのが可愛くて笑った。今回は諸外国との力関係にも触れられていて、世界観が広がってきているのが面白かった。ラハ・ラドマの利用価値も1巻で感じた以上に意味深な感じ。フローレンスはともかくセリスに何の思惑もないのか疑わしくなってきたような?
読了日:6月23日 著者:長月遥
小和田くんに隙はない? 飯田さんの学園事件簿 (一迅社文庫)小和田くんに隙はない? 飯田さんの学園事件簿 (一迅社文庫)感想
ミステリーとしての出来はちょっと寂しいけれどトラブルに首を突っ込む飯田さんと彼女に頼られると断れない小和田くんの幼なじみカップルは可愛すぎて和んだ。むしろもっとこの二人の会話シーンを増やすべき。敬称つきの地の文も含め、青い鳥文庫ですと言われたら信じそうな雰囲気。しかし一迅社文庫なのでシリーズ化するのか不安
読了日:6月24日 著者:萩原麻里
ストライクフォール (ガガガ文庫)ストライクフォール (ガガガ文庫)感想
とても面白かった!宇宙×ロボット×スポ根なエンタメ小説。天才の弟の背中を追いかける兄と、くすぶる兄に発破をかける弟の関係が青くさくも美しくて、それだけに終盤の展開は涙をこらえるのが大変だった。いつまで「代理戦争」でいられるのか怪しいストライクフォール自体のきな臭さや、人類に革新をもたらした異邦人の存在など、ミステリアスな宇宙SFとしても面白くなってきそうな予感。雄星を中心とする三角関係の行方も気になる。そして何よりラストで雄星がとった行動の代償がどうなるのか堪らなく心配。次巻がとても待ち遠しい
読了日:6月25日 著者:長谷敏司
異世界とわたし、どっちが好きなの? (MF文庫J)異世界とわたし、どっちが好きなの? (MF文庫J)感想
デビュー作に引き続き良いバカップルをありがとうございます。ストーリーは前半のダイジェスト感と終盤のカタルシスの弱さが気になったけど、異世界厨なふたりがそれをダシにイチャイチャする物語としては満足。もうなんでこんな可愛いの。デートシーンはどれもニヨニヨしたし、お互いに予防線張りまくってすれ違うとかアホ可愛すぎて悶えた。安定のハッピーエンドだったし、これはもう糖分補給用作家リスト入り待ったなし。次回作も楽しみ!
読了日:6月25日 著者:暁雪
押し入れの中のダンジョンクラフト ‐幸福で不幸で幸福な兄妹‐ (MF文庫J)押し入れの中のダンジョンクラフト ‐幸福で不幸で幸福な兄妹‐ (MF文庫J)感想
ああこれやばい。余韻がたまらない。押し入れの中で死んだ妹に再会した少年の物語。前半はゆるふわすぎて微妙に乗れなかったんだけど、後半で物語が大きく動き始めてからは主人公の選択に堪らない気持ちにさせられた。妹への愛情の中に今にも消えてしまいそうな儚い感情が見え隠れするのが辛い。そして結末がまた切なくも美しい。こんな泣きたくなるような読後感になるとは思わなかった。物語を綺麗に締めくくるあとがきまで含めて本編。素晴らしかった
読了日:6月26日 著者:からて
聖獣様と泣きむし聖女 聖なる丘と封じられた悪魔 (一迅社文庫アイリス)聖獣様と泣きむし聖女 聖なる丘と封じられた悪魔 (一迅社文庫アイリス)感想
能力はチートなのに恐がりで泣き虫な聖女と、彼女を溺愛する伴侶の聖獣が悪魔退治をするゴシックファンタジー。聖獣と聖妻の設定は好みなやつ。最初から仲良し夫婦でナチュラルにイチャイチャしてるし、二人の関係の掘り下げやそれぞれのキャラ立ちも良かった。ヒロインの持ち上げられ方がちょっと気になったけど、終盤で聖女らしさが見えて不満解消。ストーリーもなかなか面白かった。ただプロローグが後の話と噛み合っていないような?一応綺麗に終わっているシリーズ化したら買うと思う。
読了日:6月27日 著者:かいとーこ
Re:ゼロから始める異世界生活 短編集 (2) (MF文庫J)Re:ゼロから始める異世界生活 短編集 (2) (MF文庫J)感想
ロズワール邸での日常を描く短編集第2弾。エミリアのポンコツ化が止まらないけどそこが可愛すぎてニヨニヨ。音痴の話は正直めっちゃ笑ったwそしてベア子を押すなぁ。ツンデレロリの可愛さもよかった。ベア子とロズワールの会話や、エミリアとパックの会話など、ところどころ伏線っぽいフリがあるのがとても気になる。これが本編で回収されるのいつになるのやら・・・
読了日:6月28日 著者:長月達平
筺底のエルピス 4 -廃棄未来- (ガガガ文庫)筺底のエルピス 4 -廃棄未来- (ガガガ文庫)感想
凄まじいほど面白かった。最低最悪なプランによって進む悪夢のような捨環戦。逃亡劇の中で語られる人間ドラマも秀逸だし、一方的な虐殺には終わらない駆け引きの応酬を魅せるバトルも素晴らしかった。そうしてドキドキしながら迎えたラスト。こんなのあまりにも辛すぎる。これは泣くしかない。この悲劇を乗り越えれば万事ハッピーな結末が待ってるなんて、たしかに思ってはいなかったけどさぁ。「廃棄未来」のサブタイトルと、表裏の構成となってる表紙絵が、読後の心をさらに抉る。誰か彼女を助けてあげて・・・。5巻がとても待ち遠しい!
読了日:6月30日 著者:オキシタケヒコ
そんな世界は壊してしまえ (2) ‐クオリディア・コード‐ (MF文庫J)そんな世界は壊してしまえ (2) ‐クオリディア・コード‐ (MF文庫J)感想
あれだけ狂気的な博愛を執拗に描いた挙げ句の、信じる者はバカを見る的クライマックス。うわー、これは酷いと思ったところからなぜか「愛」へと戻るワンダフルな着地。意味がわかるようでサッパリわからない。ブチ切れ朱雀の救済シーンが駆け足すぎだったからだろうか。変な宗教っぽいノリから爽快などんでん返しがくることを期待していたので、この後味があまり良くない(もはや不気味な)ラストに何とも言えない気持ちになる。いやまぁ、面白くはあったんだけども、こんな爽やかに締めるような話じゃなかったな、と。
読了日:6月30日 著者:さがら総(Speakeasy)
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