妹さえいればいい。5/平坂読

妹さえいればいい。 5 (ガガガ文庫)
妹さえいればいい。 5 (ガガガ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

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評価:★★★★☆
2016年7月刊。
ラブコメが一気に進んだ!!
ということもあって、いつも以上に面白かったラノベ作家ラブコメ第5弾。
京ちゃん回ともいうべき内容で、ヒロインから主人公にジョブチェンジしたような存在感を発揮していました。
本当に頑張ってたし可愛いかったし、なによりとても格好良かった!

☆あらすじ☆
伊月の担当編集である土岐健次郎(趣味:風俗通い)の推薦でGF文庫編集部でアルバイトすることになった白川京だったが、彼女を待ち受けていたのはバイトの領域を超えた恐るべき労働の日々だった。伊月や那由多といった問題児作家からの原稿回収、蚕のマンガのモデル(全裸)、那由多の取材(全裸)、連日の飲み会、作家や編集者からの無茶振り……。労働基準法なにそれおいしいの? 社会の厳しさを知り大人の階段を登る京(全裸)に、恋愛方面でも変化が……!? 身も心もさらけだす出版業界ラブコメ、衝撃の第5弾!!

以下、ネタバレありの感想です。

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ゼロから始める魔法の書4〜6/虎走かける

ゼロから始める魔法の書 (4) ―黒竜島の魔姫― (電撃文庫)
ゼロから始める魔法の書 (4) ―黒竜島の魔姫― (電撃文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


総評:★★★★☆
美貌の魔女と獣の傭兵の旅を描く王道ファンタジーシリーズ。最新刊まで追いつきました!
ゼロと傭兵のラブコメも良いし、シリーズの敵の姿も浮き彫りになってきたし、巻を重ねるごとにどんどん面白くなっている印象。
ちなみにお気に入りキャラは神父です。
完全な味方じゃないけど敵にもなりきれず、いつの間にか傭兵たちに馴染んでいる上に高確率で毎回ズタボロになる神父さま・・・w

☆4巻あらすじ☆
世界を破滅へと導く【ゼロの書の写本】を作り出し、世界へとばらまいた謎の組織〈不完全なる数字(セストゥム)〉。 稀代の天才魔女ゼロと獣の傭兵は、その組織の情報を得るためゼロの故郷へ向かうのだが……その途中、2人が乗る貨物船は大海原の嵐にのまれてしまう。 ――命からがら辿り着いた地。そこは、神聖な竜が住まうと伝えられる“黒竜島”という名の火山島だった。 【ゼロの書の写本】の回収を急ぐ中、思わぬ足止めをくらう2人だが、その島には“魔法”が普及した国家が存在していて……。

以下、各巻のネタバレあり感想です。

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謎好き乙女と奪われた青春/瀬川コウ

謎好き乙女と奪われた青春 (新潮文庫nex)
謎好き乙女と奪われた青春 (新潮文庫nex)

評価:★★★★☆
2015年2月刊。
面白かったー!!
ミステリを愛する少女と、彼女に目をつけられた少年が、周囲で起こる様々な謎を解き明かす学園青春ミステリ。
謎自体がとても興味を惹くものだったし、軽口叩き合う主役2人の関係性も好み。
ラストで明らかになる主人公の過去には苦い気持ちになりましたが、そこも含めて魅力的な作品でした。続きも読んでいきたいと思います。

☆あらすじ☆
藤ヶ崎高校一の美少女、早伊原(さいばら)樹里は恋愛に興味がない。友情にも興味がない。もちろん、部活にも。彼女が愛してやまないこと、それは日常に潜む謎。衆目の中ですり替えられた花束。学年全員に突如送られた告発メール。教室の反対側からの不可能カンニング。やがて僕の過去が明らかになるとき、「事件」の様相は一変し……。彼女と「僕」が織りなす、切なくほろ苦い青春ミステリ。

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騎士様の使い魔 全4巻/村沢侑

騎士様の使い魔〈1〉 (レジーナ文庫)
騎士様の使い魔〈1〉 (レジーナ文庫)

シリーズ総評:★★★☆☆
悪い魔女によって猫に姿を変えられた少女が、保護してくれた騎士に愛玩されるラブファンタジー。
この騎士様が色々と「病気」の人で、少女小説のヒーローとは思えないような行動をとったりするので、ここに嫌悪感を持つか笑い飛ばせるかが本作を楽しめるかどうかのポイントになると思います。ヤンデレというか、女をダメにしようとするタイプの男です。

ちなみに私は1巻2巻はツッコミを入れながら笑い、3巻はドン引きしすぎてブチ切れ、4巻では「もう好きにしたらいいよ・・・幸せにおなり・・・」と悟りました。個人的には2巻までで十分だったかな(2巻で一応は綺麗にストーリーがまとまるので。それなのに3巻・・・・・・)

あと、際どいシーンが結構多いし猫相手のエロコメみたいな雰囲気もあったりするので、そういうのを受け入れられるかどうかも大事かもしれません。

良くも悪くも感情を揺さぶる物語で、謎のパワーに引っ張られるように一気読みしたシリーズでした。
なんだかんだ文句を言いつつ結構楽しんだ気がしますw まぁヘイトも凄かったけれど!!

☆あらすじ☆
悪い魔女に猫にされてしまった孤児のアーシェ。ろくな食べ物も与えられずに、ひたすら魔法の練習のつらい毎日。そこへ、お城の騎士たちがやってきた!魔女は捕まり、アーシェは騎士のライトリークに助けられる。でも、アーシェの魔法はとけずに猫のまま。どうして!?結局猫の姿のまま、お城の彼の部屋で暮らすことになった彼女は、文字どおり猫かわいがりされるのだが―!?猫にされてしまった女の子と騎士様の溺愛ファンタジー。文庫だけの書き下ろし番外編も収録!

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どうでもいい 世界なんて ークオリディア・コードー/渡航

どうでもいい 世界なんて: ークオリディア・コードー (ガガガ文庫 わ 3-20)
どうでもいい 世界なんて: ークオリディア・コードー (ガガガ文庫 わ 3-20)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★☆☆
2016年7月刊。
アニメ「クオリディア・コード」前日譚となる一連のシリーズ、今回は千葉編です。
千葉の兄妹はアニメで良い感じにブラコンでシスコンだったので小説版はどうなのかなーとワクワクしていたのですが、蓋を開けてみたら社畜系ブラックコメディでした・・・・・・。どうして・・・・・・。
内容的には上巻だけではまだ何とも言えない感じですね。下巻に期待しています。

☆あらすじ☆
正体不明の敵<アンノウン>によって、世界が崩壊した近未来。今も<アンノウン>との戦争を続ける防衛都市・千葉に暮らす千種霞は、今日も今日とて「終わらない残業と不毛な営業」と戦っていたーー。成績不振により天然系うっかり女子の蓮華と共に戦闘科から生産科へと出向させられた霞を待ち受けていたのは、しっかり者の上司・朝顔が仕切るブラックな職場環境。TVアニメ放送中の『クオリディア・コード』の「千葉編」前日譚、完全書き下ろし小説として登場!

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【雑記】2016.7.29 ノゲラ劇場アニメ化/好きラノ2016上期結果/他

世間の流行に乗ってポケモントレーナーになったはいいものの、周辺にポケストップもジムもないし、そもそもポケモンすらほとんど出てこないという・・・・・・。
田舎はこれだから! これだから田舎は!!

1.ノーゲーム・ノーライフ劇場版製作決定!
2.好きなライトノベルを投票しよう!!2016上期 結果発表
3.ライトノベルでいちばん少ないジャンル
4.ラノベの続きを出してもらうためには?
5.「薔薇のマリア」の続編「ノラ猫マリィ」は今秋発売!

以下に続きます。

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偽恋愛小説家/森晶麿

偽恋愛小説家 (朝日文庫)
偽恋愛小説家 (朝日文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
2016年7月刊。初出は朝日新聞出版2014年6月刊。
面白かったー!
新人恋愛小説家と新米編集者のコンビが「シンデレラ」や「眠り姫」などの童話をモチーフとした謎に挑む連作短編ミステリ。
「本当は怖いグリム童話」を彷彿とさせる、夢やロマンの欠片もない童話解釈にメンタルを抉られつつ、毒気のきいた論調に楽しくなってしまう作品でした。
主人公たちが遭遇する数々の事件についても、恋愛の皮を被った醜悪な人間性が飛び出してくるものが多く、「偽恋愛小説」というタイトルが眩しいなぁ、と・・・w
黒猫シリーズの作家さんですが、これもシリーズ化するのかな? 期待したいです。

☆あらすじ☆
編集者の月子が担当する新人恋愛小説家・夢宮宇多のもとに、ロマンチックな体験談を持つ女性を訪ねるという番組の司会役が舞い込む。夢宮はシンデレラのようなエピソードで結婚した女性を取材するが、彼女の話に隠された“真実”に気づき……。

以下、ネタバレありの感想です。

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異世界迷宮の最深部を目指そう7/割内タリサ

異世界迷宮の最深部を目指そう 7 (オーバーラップ文庫)
異世界迷宮の最深部を目指そう 7 (オーバーラップ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

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評価:★★★★☆
2016年7月刊。
息抜きできないラブコメ回。おかしい・・・・・・。
普通のバトル回よりもギリギリで命がけな緊張感があるってどういうことなんですかね。楽しい・・・・・・。

☆あらすじ☆
武闘大会が終わり、遂にラスティアラたちと本当の再会を果たしたカナミ。下手な火薬庫より危ない彼女たちと共に、カナミのパーティーはリヴィングレジェンド号に乗って海原を行く。向かうは『本土』――全ては、パリンクロンとの決着をつけるために。パリンクロンを倒す実力をつけるために潜った迷宮で、カナミは《天上の七騎士》ハインの面影を残す少女と遭遇し……!?
「初めまして――私の名前はワイス・ハイリプローペ」
彼女はいったい何者なのか。『迷宮』とはいったい何なのか?カナミは真実を求め、迷宮に再突入する――。

以下、ネタバレありの感想です。

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最果てのパラディン2 獣の森の射手/柳野かなた

最果てのパラディンII 獣の森の射手 (オーバーラップ文庫)
最果てのパラディンII 獣の森の射手 (オーバーラップ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

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評価:★★★★☆
2016年7月刊。
不死者に育てられ、冒険者として旅立った少年ウィルの活躍を描く異世界転生ファンタジー第2弾。
1巻の完成度が高かったので続編がどうなるのか少し心配していたのですが、安定した面白さを堪能することができました。
ファンタジーとしての話の運び方がすごく好み。いよいよウィルの冒険が始まったのだとワクワクします。
しかし思わぬところで泣かせにかかるから油断できない・・・・・・ウィルの根幹にある家族への深い敬愛が1巻に引き続きグッときました。

☆あらすじ☆
死者の街を出て北に。ウィルが初めて接触した人類社会の最果ては、魔獣が跋扈し、困窮する人々が暮らす無法の土地だった。そんな絶望に触れるも神の啓示に耳を傾け、その薄闇のなかに光を灯すことを決意した。そして都市との流通や交易を活性化させることと、魔獣を退治できる冒険者たちを招き入れるため、友人となったハーフエルフのメネルドールとともに、北の都市に向かう。そして道中、商人の男トニオや小人の楽師ビィを加え、向かった街では何かに改造され凶暴化したワイバーンと遭遇し、ウィルはこれを撃破する。初めて英雄として認知され、都市の統治者から騎士の称号を授かる。そして《最果ての聖騎士》の名が南辺境で知られ始めるようになり……!?

以下、ネタバレありの感想です。

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バビロン2 死/野崎まど

バビロン 2 ―死― (講談社タイガ)
バビロン 2 ―死― (講談社タイガ)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

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評価:★★★★☆
2016年7月刊。
スリリングに狂気的な事件の真相を追う刑事サスペンス第2弾。
「自殺」について様々な角度での議論を興味深く眺めつつ、事件の背後で蠢く女の影に怯えてしまうストーリーでした。
最後がやっぱり恐すぎる・・・!

☆あらすじ☆
64人の同時飛び降り自殺――が、超都市圏構想“新域”の長・齋開化による、自死の権利を認める「自殺法」宣言直後に発生!暴走する齋の行方を追い、東京地検特捜部検事・正崎善を筆頭に、法務省・検察庁・警視庁をまたいだ、機密捜査班が組織される。人々に拡散し始める死への誘惑。鍵を握る“最悪の女”曲世愛がもたらす、さらなる絶望。自殺は罪か、それとも赦しなのか――。

以下、ネタバレありの感想です。

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