ロクでなし魔術講師と禁忌教典6/羊太郎


ロクでなし魔術講師と禁忌教典 (6) (ファンタジア文庫)
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前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2016年6月刊。
短編集ラストに引き続きセリカ回。
シリーズの世界観に大きく関わるような展開に入ってきました。ワクワクが止まらない!

☆あらすじ☆
ロクでなし講師ついにクビ!? グレン、生徒を連れて古代遺跡へ!
「グレン君。キミ、クビね」突然の解雇宣告を受けたグレン。遺跡の研究調査に成功すれば回避できるらしいが――「皆、遺跡に行きたいよなぁ!?」まさかの実費に、グレンは生徒を騙し調査隊を結成しようとするが!?

以下、ネタバレありの感想です。

 

相変わらずグレンは本当にロクでなしだなぁー・・・としみじみ笑えるスタートを切った第6巻。
クビを賭けた遺跡調査に、人件費削減のため生徒を連れ出したグレン。それにこっそりついてきたセリカ。
しかし安全だったはずの遺跡調査は思わぬ予想していなかったトラブルを引き起こし・・・・・・というストーリーでした。

 

今回はまさしくセリカ回。
短編集の鬱セリカさん再びという感じで、焦燥感に追い詰められているかのようなセリカの姿にハラハラしました。
思い出話とか打ち明け話とかフラグかよって思ったし、終盤のバトルでリスキーな方法でグレンを助けたところはヒヤッと。全員無事でよかったぁ。

 

とはいえ、ここでセリカが弱体化するんですね・・・・・・。
最強キャラに枷をつけるのはお約束とは言え、今後の展開を思うと不安になってしまいます。
セリカの使命が何なのか分からないままですが、グレンが肩代わりすることになったりするのかな。

 

セリカの安否にハラハラさせつつも、グレンとセリカの「家族」という絆が感じられる良いストーリーに仕上がっていた今回のエピソード。
思えば不思議な関係ですよね。本当の親子じゃないし、見た目も親子っぽくはないグレンとセリカ。それでも「家族」という言葉がしっくりくる優しい関係。
こういう関係って素敵だなぁ。いつまでも幸せに暮らしてねって思っちゃう。というか、この関係に第三者が割って入るのなかなか難しそうですよね。
親バカなセリカにいつも笑ってたけど、グレンもたいがいマザコンですし。お互いのことが好きすぎる親子だw

 

さて、今回はシリーズ的にも大きな動きがありました。
「タウムの天文神殿」に隠された謎、遺跡で出会ったルミアそっくりのナムルス、そしてセリカを「主」と呼ぶ謎の魔人。
ようやく古代魔法文明の話に入っていくのでしょうか。待ってました!
ナムルスの不吉な予言が気になるところです。グレン自身にも何か秘密が隠されていたりするのだろうか。

 

何はともあれ続きがとても楽しみです。
7巻も期待!

 

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