おこぼれ姫と円卓の騎士14 王女の休日/石田リンネ


おこぼれ姫と円卓の騎士 王女の休日 (ビーズログ文庫)
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前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
気になる騎士をお供に優雅な休日を、というレティのお休み回。
番外編みたいなノリでほんわかお気楽ムードの漂う14巻でした。

・・・・・・・・・という感想で締めることになると予想してたのに。
これは控えめに言ってかなりやばい(; ・`ω・´)
そしていよいよ本シリーズも次巻から最終章突入とのこと。寂しいけれど続きがとても待ち遠しいです。

☆あらすじ☆
普段は凛々しい王女様。でもこの一日だけは、普通の女の子に――。
ウルク帝国から帰国の最中、「恋愛」を難しいと思ってしまった未来の女王レティーツィア。そんな彼女の十八歳の誕生日。“専属騎士(ナイツオブラウンド)”から休日をプレゼントされたレティは、お忍び用の服を身に着け、城を抜け出すことに!! 『親切な青年』デュークと共に『花屋の少年』や『本場の占い師』に扮した騎士達の導きで束の間の休息を楽しむ……はずが!?

以下、ネタバレありの感想です。

 

誕生日を迎えたレティに騎士たちが贈った「休日」。
それぞれの役割を演じる騎士達が王都の様々な場所でレティをもてなしていくのですが、これはあれですね。メルディpresents王都ウォークラリーだ!

 

「親切な青年」デュークをお供に、ゆったりと指定されたポイントで騎士達と会っていく「お転婆なお嬢さん」レティ。
今までレティが集めてきた騎士達が勢揃いして、それぞれの変化を振り返ったり、おかしい組み合わせで掛け合い漫才をしたりと、ゆるいムードでとても楽しかったです。

特にアストリッド&メルディの組み合わせと、クレイグ&ノーザルツ公の組み合わせがすごく好き。
この2組はボケとツッコミの役割が馴染みすぎでは。クレイグは本当に食えないオジサマだしアストリッドは普通に失礼ですよねww

あとノーザルツ公の意外なノリの良さにずっとニヤニヤしてました(*´∀`)

 

あまりにも外野が騒がしすぎて(まさかザイーツが道化役として物語を掻き回すとは)、レティとデュークのデートっぽさは期待よりは薄かったのですが、それでもデュークを異性として意識するレティが可愛くもあって。
あと他の騎士たち(特にクレイグ)がツンツンと背中を押してるのをみてこれはフラグかなとワクワクしたりもして。
だから、今回でまた少し関係が進むのかと期待していたのですが、進み方が斜め上に暴走気味で唖然。

 

いやいやいやいや。このタイミングでその説得はちょっと意味がわからない。王達に全面同意です。
レティの内心の展開が早すぎて私もついていけませんよう。
そしてデュークのわかったフリが上手すぎて爆笑でしたww

まぁレティの言い分自体は分からないでもないのですけどね。
それこの段階でデュークに言う必要あった?と思っただけで。初めての恋だけに冷静に暴走してない?と思っただけで。

 

こんなあっさりと気持ちを切り替えられるのも物語的に面白くないですし、ようやく色々と察したデュークにはこれから頑張って足掻いてほしいものです。
それに関してはメルディが良いこと言ってたし!ぜひそっちの方向性でいきましょう。

 

休日回はほのぼのと和んだし、レティとデュークの関係はまた少し動いたし、良い感じの息抜き回だったなぁ。

 

と思っていたら、ラストでまさかの急展開。

 

うおおおおおこれはテンション上がる!!
いや血の気は引いたけど!!

 

物語がいよいよ大きく動き出してしまいました。こうなってしまってはもう後には引けません。
レティの王への道は前に突き進むしかなくて、そのためにどんな犠牲を払うことになるのか今からハラハラしてしまいます。

 

それにしても、フリートヘルム殿下は迂闊すぎるよ(´・ω・`)
火種持ち込みやがって!って前巻の感想で怯えた通りの展開に・・・・・・。狂犬の手綱くらい握っててくださいよ・・・・・・。

 

次巻から最終章突入というのはとても寂しいですが、どんな結末に向かっていくことになるのか楽しみです。
15巻が待ち遠しい!

 

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