ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?11/聴猫芝居


ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.11 (電撃文庫)
ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.11 (電撃文庫)

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2016年6月刊。
アプデでバグったから新キャラで遊ぼう!な第11巻。
それぞれが違う役割をこなしていく姿がなんだか新鮮でした。
それと今回は糖度が割増しのような気が・・・・・・いや平常運転かもしれない。バカップル万歳!

☆あらすじ☆
新職解放のアップデート当日。ワクテカしながら転職した残念美少女・アコたちネトゲ部一同(セッテ除く)を待っていたのはまさかのバグとキャラ凍結!しかも運営さんの次なる一手は―期間内に新キャラをレベル30にできた方にプレゼント!って何その対応!?というわけで、オープン直後のようなカオス空間のLA内で、普段と違う職業の新キャラを作ったアコたちのレベル1から始める大冒険がスタート!―したはいいけれど、夫婦状態の凍結に合わせたアコと英騎のやりとりが、リアルなクラスにまでカオス状態を巻き起こし…残念で楽しい日常≒ネトゲライフ、混乱必至の第11弾!

以下、ネタバレありの感想です。

 

LAの新職解放アプデを楽しみにしていたのに、待っていたのはバグによるキャラ凍結という悲しいオチ。
いつものキャラが凍結されている間、ネトゲ部の面々は新キャラを作ってレベル上げしながら復旧を待つことになるわけですが、これが結構新鮮で面白かったです。

アコがメイン盾になったり、シューがネカマ(違う)の豚姫さまになったり、マスターが課金できなかったり。
その中でもルシアンはさすがの安定感。地味ともいう。
というか、どんなキャラになってもギルドの雰囲気は安定しているので(豚姫さまのRPはゾワゾワしたけどw)やっぱりこのメンバーは良いなぁと再確認しました。ほんとお互いがお互いにとても優しいんだよなぁ。

 

そんな感じで和気藹々と新キャラレベリングしていくストーリーでしたが、今回印象的だったのはアコの大きな成長。

理想通りに育つ☆アコ☆に対する違和感。冷戦勃発したクラスでのストレス。
ネトゲでもリアルでも「アコらしさ」を揺さぶられて追い詰められていくアコにちょっとだけハラハラしましたが、最後のオチは良かったw

やっぱりアコはアコじゃないと!

誰よりも何よりもルシアンを優先!っていうアコのスタイルが一番落ち着くってよく分かりました。
ルシアンとイチャイチャできなくてもクラスの空気を壊さないように振る舞うアコの姿に成長を感じはしたものの、かなり痛々しかったですから。
同じ痛さならバカップルの痛さのほうが数万倍もマシです。
まぁ人前では自粛してた反動か、二人きりのときとかの糖度半端なかったですけどね。めっちゃニヤニヤした。ルシアンの「つらい」には吹いたしw

 

そんな感じで一度は揺らいだものの、結果的に取り戻すことができたアコのアイデンティティ。
ただ、元に戻るにあたって他の人間関係を意識した行動を選ぶあたり、アコの大きな成長が見えて良かったです。
ほんと成長しましたよね。ちゃんとリアルを充実させようという方向に進んでるじゃないですか。ギルメン以外にちゃんと気を配れているアコの成長にじーんときました。

 

・・・・・・というかなにげにルシアンの方がリアルやばいような?
如才なく振る舞ってるようにみえて、友達が初期よりも減ってるような気がするんですけど。大丈夫??

 

それと、アコがクラスに馴染んで割と「普通の子」になってきたのを考えると、ネトゲ部で深刻にマズイ人は実はマスターなのでは。
アコ説得シーンの痛々しさに涙。

 

リアルがギスギスしていたぶん、ネトゲの優しさが沁みる11巻でした。
12巻も楽しみです!

 

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