絶対城先輩の妖怪学講座8/峰守ひろかず


絶対城先輩の妖怪学講座 八 (メディアワークス文庫)
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前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2016年5月刊。
絶対城先輩、ほんとヒロイン体質だなって思った第8巻。
礼音と先輩の間に流れる空気がいつもよりちょっと甘めに感じてニヤニヤしてしまいましたw
ダイダラボッチ回な妖怪学講座については相変わらずトンデモなのにとても面白かったです。

☆あらすじ☆
「のっぺらぼう」の力を持つ桜城晃が、四十四番資料室に持ち込んだ女神像。それは、「ダイダラボッチ」の謎に迫る手掛かりだった。すぐさま御場島と呼ばれる絶海の孤島へ向かう絶対城と晃。二人のやりとりを見た礼音は、女性として、そして絶対城のパートーナーとして晃に遠く及ばないと感じ、一緒に行かないと告げるのだった。大学に残った礼音は織口の「二口」治療を杵松と共に行ったり、一人でオカルト相談の解決に臨む。そんな中、絶対城との連絡が途絶え―?

以下、ネタバレありの感想です。

 

前回からレギュラー化した「のっぺらぼう」の晃。
晃の存在が礼音のコンプレックスをチクチクしつつも良い刺激になったのか、今回はいつもよりも礼音の絶対城先輩への気持ちを掘り下げられていた気がします。

 

というか、なんかやたら甘かった気がする。
最初のフェミニンから最後の「やる気と安心のチャージ」まで、礼音は今回結構頑張ってたと思うんですよね。
その度に先輩が生真面目に動揺してるのがとても可愛かったw

 

礼音は先輩抜きで怪異騒動を解決したりもしてたし、やはりシリーズも8巻目となると色んな場面で時間の流れを感じるものです。

 

さて、今回のメインは謎の女神像から始まるダイダラボッチ騒動。
「ダイダラボッチ」の秘密はなかなか面白かった。最小が最大に・・・っていうオチも秀逸です。

そして、女は強い。
元からこのシリーズは女性の方が強いのですが(先輩はヒロイン枠だし、レギュラー真怪は全て女性)、今回はそれがさらに際立っていました。
トヨさんの「焼き尽くされれば」発言もヒヤリとしたし、二口の本領発揮な織口先生にはゾクゾクしたし。
そしてバケモノ級に恐ろしい晃。破壊専門とか何言ってるのこの人こわい・・・・・・。

 

晃といえば、礼音とは意外にもイイ関係を作っていきそうで安心しました。でも恋敵ではあるのかな?
もはや先輩と礼音の間に入っていけるとは思えないし、晃の先輩への想いが具体的にどれくらいのものかは分かりませんけど、武闘派女子コンビで今後も快刀乱麻に活躍してくれることを期待しています。

 

今回も面白かったです。9巻も楽しみ!

 

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