2016年5月のおすすめライトノベル


5月は新作旧作あわせて色々読んだのですが、大豊作な月でした。ここまで当たりが出る月も珍しい。

紹介したい作品が多いので、さっそくいきますね(σ`・ω・´)σ

 

ふあゆ

ふあゆ (ガガガ文庫)
【今慈ムジナ著/小学館ガガガ文庫】
第10回小学館ライトノベル大賞「優秀賞」受賞作。
ハシビロコウ頭の怪人が引き起こす連続惨殺事件に、他人の顔を認識できない少年が巻き込まれていくという内容の現代怪異譚です。
グロ耐性があるなら是非読んでみてほしい、5月の私的新作ナンバーワン。
予想外と理不尽のオンパレードな展開の数々は最後までハラハラさせるし、軽薄そうな言動をしつつもセンチメンタルな主人公は魅力的です。
幼なじみカップル好きならさらにイチオシ。
ちなみに、物語は一応1冊で綺麗に終わっています。

「ふあゆ」感想記事はこちらから

 

死にかけ花嫁と革命の鐘

死にかけ花嫁と革命の鐘 (コバルト文庫)
【藍川竜樹著/集英社コバルト文庫】
暴君の婚約者となった病弱な王女が、祖国を守るため革命に挑むヒストリカルロマン。
タイトル通り死にかけてるお姫様ですが、予想以上に逞しくてしたたかななキャラがコミカルに可愛いヒロインでした。
世話役として出会い、革命を通して絆と恋を育てていく公爵とのロマンスも必見。
1冊で綺麗に話がまとまっているので、たぶん単巻ものです。

「死にかけ花嫁と革命の鐘」感想記事はこちらから

 

近すぎる彼らの、十七歳の遠い関係

近すぎる彼らの、十七歳の遠い関係 (ファミ通文庫)
【久遠侑著/ファミ通文庫】
同い年の女の子と同居することになった高校生が、彼女との距離感を通して「女性」を意識していく青春小説。
透明感のある筆致で思春期の男子高校生の繊細な情緒が描き出されている作品だと思います。
その心の動きは割と生々しいのだけど、読み心地はすごく良かったです。
三角関係ものになるのかなー?

「近すぎる彼らの、十七歳の遠い関係」感想記事はこちらから

 

キミもまた、偽恋(オタク)だとしても。1〈上〉

キミもまた、偽恋(オタク)だとしても。1〈上〉 (オーバーラップ文庫)
【渡辺恒彦著/オーバーラップ文庫】
互いにオタク趣味を隠しながら偽装恋人をすることになった高校生のラブコメ。
手軽にとても楽しい気持ちになりたい時にオススメの1冊。
見当違いな方向だけど当人達は必死に真面目に秘密を隠していて、そのすれ違いを楽しむコメディです。とてもニヤニヤしました〜。
1巻の上巻ということで、単体だとヤマとオチが少し弱いのですが、展開的に下巻はもっと面白くなるに違いない。

「キミもまた、偽恋(オタク)だとしても。1〈上〉」感想記事はこちらから

 

思い出のとき修理します4 永久時計を胸に

思い出のとき修理します 4 永久時計を胸に (集英社文庫)
【谷瑞恵著/集英社文庫】
穏やかな物腰の時計師さんが、思い出と時計を修理してくれるライトミステリシリーズ第4弾。
大好きな谷瑞恵さんの一般文芸初進出作品でしたが、全4巻で完結。
寂しいけれど爽やかなラストに満足しました。秀司さん、最後までほんとイケメンだった。

「思い出のとき修理します4 永久時計を胸に」感想記事はこちらから

 

図書館の魔女

図書館の魔女 第一巻 (講談社文庫)
【高田大介著/講談社文庫】
第45回メフィスト賞受賞作。4分冊で1本の物語となっています。
権謀術数に長けた「図書館の魔女」マツリカと、話すことができない彼女の手話通訳となった少年キリヒトの物語。
完全なファンタジー世界で内政や外交をアレコレする権謀術数ものです。とにかく情報量が膨大で世界観と設定に慣れるまで大変でした。
が、1巻を乗り切れば2巻が面白くなり、3巻、4巻と読めば読むほど物語に惹き込まれ、分厚いページ数すらむしろ物足りなく感じるほどでした。
物語の圧倒的なスケールに震えますが、その中心にいるマツリカとキリヒトの甘酸っぱいボーイ・ミーツ・ガールとしても絶品です。主従萌えすぎてニヨニヨ。

「図書館の魔女 第一巻・第二巻」感想記事はこちらから

 

りゅうおうのおしごと!3

りゅうおうのおしごと!3 (GA文庫)
【白鳥士郎著/GA文庫】
JSの可愛さはもちろん、棋士たちの熱さに夢中になる将棋ラノベ第3弾。
勝負の世界における努力と才能の話をシビアに描きながらも、ラストは晴れ晴れとした爽快感と涙ぐむ人間ドラマで締めた1冊。
間違いなく年間ベスト級の面白さでした。

「りゅうおうのおしごと!3」感想記事はこちらから

 

君と時計と雨の雛

君と時計と雨の雛 第三幕 (講談社タイガ)
【綾崎隼著/講談社タイガ】
今最も続きが読みたいタイムループ青春ミステリー第3弾。
話が進むほどに追い詰められていく主人公達。しかし今回は完全に詰んだ気が。
次巻でいよいよ完結です。もう待ち遠しくてソワソワする!

「君と時計と雨の雛」感想記事はこちらから

 

転生したけど、王子(婚約者)は諦めようと思う

転生したけど、王子(婚約者)は諦めようと思う (アイリスNEO)
【鬼頭香月著/アイリスNEO】
悪役令嬢転生モノ。ゲームシナリオに運命づけられた失恋に怯える貴族令嬢の物語です。
大好きな婚約者を諦めるしかないのに未練を断ち切れないヒロインと、色々と化けの皮がはがれてオモシロい人になっていく王子様のすれ違いが楽しいラブコメでした。
初恋ものって良いよねって改めて思えたし、糖度的にも大満足な1冊。ヤンデレ(笑)好き的にも楽しかったです。

「転生したけど、王子(婚約者)は諦めようと思う」感想記事はこちらから

 

チョコレート・ダンディ 〜可愛い恋人にはご用心〜

チョコレート・ダンディ 〜可愛い恋人にはご用心〜 (コバルト文庫)
【我鳥彩子著/集英社コバルト文庫】
「あしながおじさん」をモチーフにした、青年貴族と孤児の少女の物語。
コミカルなシンデレラストーリーとしてとても楽しめました。
身分差があるのでシリアスな展開がくるかと思いきや、予想以上に明るくサクサク進む可愛い少女小説です。
自立心が強くて前向きなヒロインは素敵だったけど、こじらせ残念系のヒーローには不遜萌えw

「チョコレート・ダンディ 〜可愛い恋人にはご用心〜」感想記事はこちらから

 

桜嵐恋絵巻

桜嵐恋絵巻 (ルルル文庫)
【深山くのえ著/小学館ルルル文庫】
鬼と恐れられる呪い持ちの姫と、風聞にとらわれない型破りな青年貴族のボーイ・ミーツ・ガール。平安版ロミジュリな物語でもあります。
不幸な半生を押しつけられた少女が、怯えながらも幸せを噛みしめる姿に切なくも胸が温かくなりました。
一方で、臆病な彼女を陽の当たるところに連れ出そうとブンブン振り回すヒーローはとても爽やかな好青年。彼の存在が暗くなりそうな物語を明るく盛り上げくれるのです。
障害の多い恋に落ちながらも互いに信じ支え合う二人の健気な関係がすごく素敵でした。
全10巻でテンポ良く進み、過不足なく物語を描ききった素晴らしいシリーズだと思います。

「桜嵐恋絵巻」感想記事はこちらから

 

以上です。
それでは、今月も当ブログをどうぞよろしくお願いします。

 

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