おいしいベランダ。 午前1時のお隣ごはん/竹岡葉月


おいしいベランダ。 午前1時のお隣ごはん (富士見L文庫)
おいしいベランダ。 午前1時のお隣ごはん (富士見L文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★☆☆
2016年5月刊。
読むと野菜を作って食べたくなること間違いなし。
園芸男子なお隣さんに何かと世話を焼かれる女子高生が主人公の園芸ラブコメです。
ラブコメとして綺麗に話がまとまっているから単巻ものかな?
ベランダ菜園のヒントが詰まった作品だったので、参考にするためにもぜひシリーズ化してほしいですw

☆あらすじ☆
ベランダ菜園&クッキングで繋がる、園芸ライフラブストーリー!
進学を機に一人暮らしを始めた栗坂まもりは、お隣のイケメンサラリーマン亜潟葉二にあこがれていたが、ひょんなことからその真の姿を知る。彼はベランダを鉢植えであふれさせ、植物を育てては食す園芸男子で……!?

以下、ネタバレありの感想です。

 

元住人だった従姉が残したトラブルをきっかけに、お隣さんの亜潟葉二とお近づきになった女子大生栗坂まもり
園芸男子で脱社畜を果たした亜潟の本性に呆気にとられながら、まもりは彼が作る野菜と料理に胃袋をつかまれていくのです。

 

唐突に個人的な話ですが、昔、私もベランダ菜園に挑戦しようと思ったことがありました。
で、亜潟みたいにプランターで色々と育ててみたんですけど、これがほんと難しい。
運良く収穫できても、なんだか味がすかすかで美味しくないんですよね。
農家さんの野菜って技術力の賜物だったんだなぁ・・・・・・という当たり前のことを痛感して、それ以降自分で野菜を作るのは諦めたのでした。

 

なんてこともあったなぁ、と思い出しながら読み進めた本作。

 

園芸に縁のなかったまもりは、亜潟の手伝いをしたり自分でみかんを育てたりしながら、少しずつ園芸の魅力を知っていくことに。
この二人があまりにも楽しそうに野菜を育てていくので、なんだか私まで野菜を作ってみたくなります。
あの時は色々と失敗したけど、ちゃんと勉強したら意外に私も美味しい野菜を作れちゃうのでは・・・・・・?
ちょっとホームセンターに行ってみるか真剣に検討中です。ベビーコーンとかみかんを作ってみたい。

 

園芸だけでもかなり興味をひく内容だったのですが、採れた野菜を使ったお料理もとても美味しそうでした。
亜潟さんの作るのが大ざっぱな男子ごはんなのも良い!
合理的にちゃちゃっと料理をつくる亜潟さんはとても格好良かったです。順調に餌付けされていくまもりの気持ちもわかるw

 

亜潟さんとまもりのラブコメとしてはコンパクトに綺麗にまとまっている感じ。
亜潟さんの「栗坂○○の方」って呼び方、だいぶ無礼だしほとんど悪口だったけど、なぜかきゅんきゅんしましたw
特に最後で「○○」の部分が名前になったところとか・・・・・・!こういうの良いですね・・・・・・!!

 

元カノ登場で落ち込みつつも玉砕覚悟で突撃したまもりの奮闘も良かったです。素直に元気の良いヒロインってステキですね。

 

欲を言えば、亜潟さんがまもりをどう思っていたのか、その変遷を詳しく知りたかったなぁ。
途中まで元カノに未練があるように見えたので、最後の行動は少しだけ唐突に感じてしまいました。
まぁこういう口が悪い系イケメンがちょっとずつデレるところが見たかっただけなんですが!!←

 

話は綺麗に終わっているから単巻ものかな?
園芸ものとしてシリーズ化してくれると嬉しいです。

 

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