薬屋のひとりごと5/日向夏


薬屋のひとりごと 5 (ヒーロー文庫)
薬屋のひとりごと 5 (ヒーロー文庫)

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2016年4月刊。
新章の序章的な内容で、本題はまだまだこれからという感じのシリーズ第5巻。
でも猫猫と壬氏が!猫猫と壬氏が!!(大興奮)

☆あらすじ☆
読後満足度絶好調の大人気シリーズは新章突入。難事件の謎解きは勿論、猫猫と壬氏の関係から目が離せない!
子の一族の反乱がおさまり、宮廷では皇子が生まれたことで玉葉妃が正室になった。壬氏もまた、宦官ではなく皇弟として政を行うこととなる。一見、何事もなく平和におさまったかに見えたが、都にはすでに不穏な空気が漂っていた。猫猫はといえば、謎の毒菓子事件、蝗害への不安、紙の村の所有権問題……いつものごとく巻き込まれ、首を突っ込むことになる。また、壬氏からの命令で、玉葉后の故郷、西都へと向かうことになった。色とりどりの花たちが咲く舞踏会で何者かの陰謀が渦巻いていく。猫猫はその思惑を暴くことができるだろうか! ?

以下、ネタバレありの感想です。

 

今回は白子とイナゴと珍道中のちお見合いなストーリー。

 

白娘々の一味は気になりますねー。今回はしっぽが見えた程度ですが、彼女らが新章での敵となっていくのでしょうか。
蝗害のこともあるし、大きな波乱を予感させます。
蝗といえば、風吹けば〜というわけではありませんが、猫猫の発見からどんどん影響が広がっていって、最終的にやぶ医者の故郷まで及んでいるというのは面白かった。相変わらず物事の連なりが上手いんですよねぇ。

 

今回予想以上に面白かったのは猫猫と羅半の掛け合い。
なんだかとても息ぴったり? 本当の兄妹みたいでした。
「義兄さまを敬わないか」(絶対いやである。)の応酬には笑ったw
そういえば猫猫は「変人の養子は変人」「変人の部下は変人」とかしきりにぶつくさ言っていましたが、おいおい、その法則でいくと「変人の娘」は・・・・・・。

 

当の変人さんが今回出てこなかったのは、やっぱり最後のオチ絡みなのでしょうか。
この展開をパパは頑張って阻止しようとしていたのかな。だとしたら残念でしたねw

 

物語の後半から始まるのは壬氏のお見合いを兼ねた西方への旅。
そこに猫猫が同行させられた理由はすぐに察しましたが(義兄さま、物言いが直截すぎるw そんなに壬氏の顔が好きなのか)、あの猫猫と壬氏のことだし、さてどうなるかと思いきや・・・・・・

 

うわー!最後!キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!

 

でもおかしい・・・・・・キスシーンの挿絵なのに恐怖の修羅場にしか見えない!
そこに逆に色気を感じて萌え転がってしまった私もいたり。

今回の壬氏は、添い寝リクエストしたり、あーんのために蝗を食べたり、だいぶ素直になってアピール頑張ってましたもんね。それを全部スルーされた挙げ句、自分を棚上げして他の女を薦められたらそりゃ頭に血が上りますよ。キュッ☆と締めたくなるのも無理はない(?)

 

私はヤンデレ好きなので、猫猫に対して徐々にほの暗くなっていく壬氏のキャラが楽しくて仕方ありませんw
愛に飢えた野良犬が全力で攻めてきても猫猫なら潰されないでしょうし。
反射レベルに仕込まれた反撃を食らった壬氏の感想を聞きたいナー。

 

でも、本当にこれからどうなるのでしょう?
皇弟としての壬氏が相手ならギリギリ身分の釣り合いがとれそうな感じになってきましたけど、ラストの阿多の回想が不穏すぎて・・・・・・怖いなぁっ(楽しい)

 

新章が一体どんな物語になっていくのか、期待で胸がいっぱいです。
6巻が待ち遠しい!

薬屋のひとりごと 5 (ヒーロー文庫)
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