マグダラで眠れ6/支倉凍砂


マグダラで眠れ (6) (電撃文庫)
マグダラで眠れ (6) (電撃文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2014年9月刊。
ずっとクースラは好きな子をイジメてしまう小学生男子だと思っていたのですが、そんな彼も成長しました。これは中学生男子だ。思春期か!
はぁ〜〜ニヤニヤする〜〜w

☆あらすじ☆
異端審問官アブレアの足跡を辿るクースラたちは、天使が降臨し、金銀を生み出す灰を授けたという不思議な伝説の残る町ヤーゾンを訪れた。 町の教会でアブレアの署名を見つけたクースラは、町に語り継がれる伝説が真実であると確信を得る。 さらにクースラは、調査のため立ち寄った薬種商の娘ヘレナから、ガラス職人たちが伝説を紐解く手がかりを握っていると聞き出す。だが同時に、町を取り巻くガラス職人たちと町の間の確執を知ることとなるのだった──。 かつて天使に作られた町で、眠らない錬金術師が恋に奔走するシリーズ第6弾。

以下、ネタバレありの感想です。

 

冒頭からニヤニヤしっぱなしで、もうこのシリーズを外で読むことはできないと確信しました。
あれだけフェネシスに意地悪して遊んでいたのに、恋を自覚したら何も言えなくなって黙ってしまうとか・・・・・・!ヘタレだ!!(大歓喜)
クースラがウェランドを今すぐ殺す方法を考えてるシーンに萌え転がりました。思い出すだけで砂糖吐ける。

 

それはさておき、異端審問官コレド・アブレアの足取りを追うことになったクースラ一行。
ヤーゾンという街を訪れ、そこで不思議な灰の伝説とアブレアの署名を発見し・・・・・・というシリーズ第5巻。

今回はガラス職人と惚れ薬の話でした。

 

惚れ薬について悶々と考えるクースラに笑っていましたが、彼が想定する使い方があまりにも不穏すぎてびっくり。
そういえばいつ死んでもおかしくない状況を旅してるんだよなぁと現状を思い出したり。想いを打ち消さなければならないような事態がこなければいいけれど。

2人一緒に死ぬというのも確かに悲恋的な美しさがありますが、ハッピーエンド大好きな私としては2人で生き延びてほしいです。
まぁヘタレになってしまったクースラはともかく、どんどん強くなるフェネシスがいればメンタル面は大丈夫なんじゃないかという安心感はありますけどw

 

ヘレナの恋に関わってしまうクースラの苦々しい内面も面白かった。
最後に伝説の謎解きをすることでようやくヘタレを返上できたものの、ギリギリまで追い詰められるくらいヘレナたちの恋に共感してしまったクースラは微笑ましかったです。
共感!クースラが!?ウケる!!

ほんと、1巻の頃の露悪的な孤高の錬金術師()はどこに行ってしまったんでしょうねー。私はこちらの方が好きだけれど。

 

今回は伝説の謎解きの方も読み応えがありました。
「灰」から生まれたガラスのシーンで、バカラを想像しちゃいました。たしかに莫大な富を生みそう。私も欲しい。

 

ストーリーもラブコメも最高でした。
続いて7巻に入ります〜

マグダラで眠れ (6) (電撃文庫)
支倉 凍砂
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス

 

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