なりゆき斎王の入内7 まばゆき胡蝶はまどはしたり/小田菜摘


なりゆき斎王の入内 ~まばゆき胡蝶はまどはしたり~ (ビーズログ文庫)
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前巻の感想はこちらから


評価:★★★☆☆
2016年4月刊。
二の宮本領発揮の第7巻。
塔子がバカにされる度にぐぬぬする明槻が可愛いんですけど、当の本人が相手と一緒になって自虐するせいでいつも不憫な立場になっている気がしますw

☆あらすじ☆
なりゆきで女帝・縋子に献上された七弦琴を披露することになった塔子。そんな彼女の指導を、東宮・明槻の異母弟・二の宮がすることに。塔子にすれば天の助けだが、明槻にとっては面白くない様子。ところが、その琴が何者かによって盗まれた!! 事が明るみに出れば、東宮の責を問われてしまう。塔子は内緒で犯人を捜すが、そこに二の宮が思わせぶりな言動をしてきて……!?

以下、ネタバレありの感想です。

 

今回は直霧の父親が女帝に献上した七弦琴を巡る陰謀の物語。
同時に塔子が琴の練習を頑張る話でもあって、そこで師匠として登場するのが二の宮でした。

 

ついに「胡蝶の君」の本領発揮です。
途中までは女慣れしてる感じはあっても色男の範疇かな?とか思ってたのに、最後の最後でやりよった!!
あ〜、これは確かに「最低」ですね。うん。最低だ。ほんとに最低だ。
でもまぁ標的が左近衛大将だったので、ちょっと「でかした!」って気持ちもあったりなかったり。

 

その大将さんは、今回色々と迂闊だったような気がするのですが(危ない橋を渡ってるなぁ)、まぁそれも彼の愛嬌といえるのかもしれませんね。

 

二の宮絡みでは、塔子と明槻の関係がもうちょっと揺れるかとも思ったのですが全くそんなことはなく。
塔子がブレない子だからでしょうか。
明槻だけだともっとメンタルが不安定になってしまったのかもしれませんが、その点については皆が重々承知しているため、フォローが早いこと早いことw

 

明槻といえば文字に関して少し面目躍如?
仮名文字以外なら流暢に書けるんだねすごいね!って褒めるだけの話なのに、なぜか微妙にディスられるところが明槻クオリティなのでしょうか。
いや塔子が普通に失礼なだけなんですけど、今回でそれを自覚したっぽい?今後は控えてくれるのでしょうかw

 

今回は少し糖度は控えめだったので、次巻はもう少しいちゃいちゃしてほしいところ。
とはいえ、このシリーズもラストスパートに入ったそうですね。
最後に不穏な爆弾が投下されていましたが、これが最後の試練になるのでしょうか。

なにはともあれ、次巻を楽しみに待ちたいと思います。

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