マグダラで眠れ2/支倉凍砂


マグダラで眠れII (電撃文庫)
マグダラで眠れII (電撃文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2012年10月刊。
錬金術師と修道女の物語第2弾。
新天地へのキップとなる幻の金属を求める話でしたが、今回も面白かったです。
そして徐々に糖度が上がっているような??

☆あらすじ☆
『狼と香辛料』 の支倉凍砂が贈る、眠らない錬金術師の物語。 伝説の金属を巡る、第2弾!
異教徒最大の鉱山の町カザンに、近々入植があると気づいた錬金術師のクースラとウェランド。二人はなんとかカザン入植の波に乗るべく、手柄を立てようと画策する。そんな二人のもとに、“伝説の金属”の噂が舞い込んでくる。どうやら鍛冶屋組合の若き長である少女イリーネが、その金属の秘密を知っているというのだが ──。 眠らない錬金術師クースラと白い修道女フェネシスが贈る、その 「先」 の世界を目指すファンタジー第2弾!!

以下、ネタバレありの感想です。

 

クースラとフェネシスがいちゃいちゃしてる!ってにやけるシーンが増えた気がするんですけど、基本的にクースラがスパルタなので糖度が相殺されてるような。いやでもやっぱりいちゃいちゃしてる・・・・・・?懐かない猫に構い倒す意地悪な飼い主の構図の方が正しいのか。

 

まぁ、フェネシスはクースラのマグダラにとって必要な存在だからクースラ的に大事にはしてるんでしょうけどね。
でも自分を持たないフェネシスに容赦なく言葉を浴びせるクースラを見ていると、やっぱり厳しい人だよなぁと思ったり。正論でメッタ刺しはやめてあげて(´;ω;`)
この調子で鍛えまくって、フェネシスが完全に自立しちゃったらどうするんでしょう。口答えしたのには喜んでいたけれど。

 

そうやって散々ムチを振るったと思ったら、クンクンしたりハグしたり頭にキスしたり・・・・・・あ、これアメだわと何度思ったことか。主に私(読者)への。

 

それはさておき、今回は新天地となるであろうカザンの街に入植するため、そのキップとなりうる幻のダマスカス鋼を求めるというストーリーでした。
ダマスカス鋼って実在するんですね。ググって写真をみたら、何かの映像(ドラマか映画か)で見たことがあるような気がします。

 

そこでキーパーソンとなるのが前巻でちょろっと登場した鍛冶屋組合のイリーネ
彼女から秘密を聞き出すためのクースラの言動が容赦なさ過ぎて私も涙目でした。錬金術師怖い。

 

イリーネはこのままレギュラー化するのかな?
今回の鍵となるのが「仲間」とか「絆」とかの綺麗な言葉で、そこから生まれたのも「新たな仲間」という個人的に好きな方向に話が進んでいますが、中心にいるのがクースラとウェランドだと思うと、フェネシスやイリーネの前途はまだまだ多難だろうなと心配してしまう気持ちの方が強かったりw

 

さて、次回の舞台はカザンに移るのでしょうか。
ラストでようやく自分の目的をもったフェネシスの頑張りに期待したいところ。
クースラとフェネシスが一方的に守られる関係から対等な相棒になれるのか、楽しみです。

引き続きシリーズを読んでいこうと思います。

マグダラで眠れII (電撃文庫)
支倉 凍砂
アスキー・メディアワークス
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