スカーレット・ウィザード外伝 天使が降りた夜/茅田砂胡


スカーレット・ウィザード外伝 天使が降りた夜 (C★NOVELSファンタジア)[Kindle版]
スカーレット・ウィザード外伝 天使が降りた夜 (C★NOVELSファンタジア)[Kindle版]【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★★
2001年11月刊。
「スカウィ外伝はデル戦のあとに読んだ方が楽しめる!」というありがたいアドバイスに従って、スカウィ本編読了後もデル戦を攻略するまで手を付けず大事に取っておいた外伝。
確かにその通りでした!これはデル戦を読んだ方が何倍もテンション上がる!!
そして待ちに待った甲斐を感じるほど外伝そのものも良かったです。
やっぱり怪獣夫婦好きすぎるなぁ。
ケリー格好良すぎるよケリー・・・・・・(´;ω;`)

☆あらすじ☆
本来ならば巡ってくるはずのない誕生日を迎え、ジャスミンは死を前にして何を思ったのだろうか? 本編では語られることのなかった空白の4年間、そしてその後を描いた外伝登場。

以下、ネタバレありの感想です。

 

冒頭から「天使」登場ですもんね。最初はリィだと思ったんですけど。

 

序盤は、ジャスミンが死ぬ前の空白の4年間のことを。
怪獣夫婦のおおらかさにほのぼのしつつ、自分の残り時間を考えるジャスミンの姿に切なくなりました。
ケリーに知られたくないというのは、ジャスミンが最後まで負い目を感じていたからなのか。それでいてケリーを愛していたからなのでしょうね。泣ける。

 

どうでもいいことなんですが、「フライング・ボディー・アタック」するジャスミン可愛すぎませんか。でもあの体格が降ってきたら怖すぎる。

 

そしてジャスミンの死後のケリーの様子。
てっきりダニエルに財閥を継がせたら宇宙に戻ると思っていたのに。
まぁダニエルの育ち方が予想外だったのですが(もっと規格外な感じになるかと思いきや普通の青年に?)、まさかケリーが宇宙に戻らずに地上で生を全うするとは思わなかったので。
それだけ彼にとって「ジャスミンと一緒に宇宙へ」という約束は大切だったんだろうなぁ。
彼女が眠りについてから何年経っても、折に触れてジャスミンを思い返すケリーが格好良すぎて・・・・・・ここでもやっぱり泣きました。

 

そんな泣ける後日談のなかで、予想外だったのはルゥの存在。
これって時系列的にはデル戦の前後を含めた話ってことですよね?時空がおかしなことになってるから混乱する。
ルゥがデル戦よりも物腰が柔らかい気がします。女性化しているからなのかな。
ケリーとルゥの意外な交流はなかなか興味深いものでした。

 

ケリーとルゥが最後に交わした約束は、ケリーが死ぬまで諦めなかった彼の夢を叶えてくれるのでしょうか。

 

ラストでデルフィニア世界の秘密が明らかになったり(ロスト・プラネットなの?)、あの二人が登場したりとドキドキさせられっぱなしの外伝でした。
でもこれ、新シリーズのプロローグでもあったのか。
引き続き、新シリーズを読んでいこうと思います。

スポンサーリンク
 
0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。