戦うパン屋と機械じかけの看板娘4/SOW


戦うパン屋と機械じかけの看板娘〈オートマタンウェイトレス〉4 (HJ文庫)
戦うパン屋と機械じかけの看板娘〈オートマタンウェイトレス〉4 (HJ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2016年4月刊。
ヒルダがパン屋をお手伝い(!?)な第4巻。
表と裏で色々と動きが忙しい回でしたが、ラストは「こんなことって・・・!」と絶叫してしまうことに。
前後編構成だったか。後編がとても待ち遠しいです。

☆あらすじ☆
感謝祭用のお菓子作りを依頼されたルートだが店の仕事も増え、疲労もピークに達していた。そんな中、親衛隊のヒルデガルドと「人狼」と呼ばれる工作員がルートの命を狙いオーガンベルツに現れる。スヴェンがあっさりヒルダの変装を見破り、2人を捕えることが出来たが、「人狼」にルートがかけた言葉は「あんた、パンは焼けるかい?」だった。

以下、ネタバレありの感想です。

 

今回は懲りずにルートを抹殺しにきたヒルダが助っ人の「人狼」ハイドリゲと共にあっさり返り討ちにあい、なぜかパン屋の手伝いをすることになる、というストーリー。

 

ヒルダ回といっても過言じゃないくらい丁寧にヒルダが掘り下げられていきました。
あんなに小憎たらしい敵キャラだったはずなのに、読み終わってしまうと「もう静かなところで幸せに暮らしたらいいよ・・・」と思ってしまうから不思議。
「ポルポラの子」のエピソード自体が切なすぎるし、自分がどれだけ狭い価値観にとらわれていたのかを自覚していくヒルダの成長の物語としても素晴らしかったです。

 

ヒルダに関わることで、スヴェンの精神面での成長が垣間見えたことにもほっこり。
ヒルダを中心に組み立てられた物語の完成度が高すぎて、実はあんまりルートが目立ってなかったことにも後から気づくレベルでした。

 

しかし、まさかこんなにハートフルに進んだ物語が最後の最後にここまで落としてくるとはなぁ・・・・・・。

 

ハイドリゲはそのままパン屋で職人2号になることを期待していたのに(´;ω;`)
彼の過去はなかなかきつい話だっただけに、あっさりすぎる幕切れにポカンとしてしまいました。え、本当にここで終わり? 容赦なさすぎじゃない??

 

しかも悲劇はそこで止まらず。

 

「伍長」の正体が完全に予想外だった上に、4巻の裏側で描かれていた開発局襲撃の物語との衝撃的すぎるリンクに呆然。

 

うわー!時系列そうくるか!!

 

てか、スヴェンが!スヴェンがーー!!!!

 

これは次巻で一気に物語が動くのでしょうか。
まさかもう完結に向かうということはないでしょうけれど(ないと信じたい)、そろそろ世界観の伏線が回収されたりとか?

兎にも角にも次巻が楽しみすぎます!

 

余談。
恒例となっているザザさんの宣伝漫画。相変わらず良い仕事をしてくれて購入意欲を刺激しますw
スヴェン可愛いすぎて死ぬ。

 

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