異世界拷問姫/綾里けいし

異世界拷問姫 (MF文庫J)
異世界拷問姫 (MF文庫J)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★☆☆
2016年4月刊。
おおう、グロい・・・・・・!!
無惨な最期を遂げた少年が異世界に召喚され、「拷問姫」の従者として悪魔と戦うゴシック風な異世界召喚(転生?)ファンタジー。
「拷問」のタイトルから覚悟していたものの、凄惨で残虐な「死」の描写に生唾をゴクリと飲み込んでしまう作品でした。
その一方で主要キャラ3人の掛け合いはコミカルで楽しかったです。
メイドちゃんがヒロインで、表紙の拷問姫はダブル主人公の片割れという感じなのかなー?

☆あらすじ☆
自らの死と同時に異世界召喚された少年・瀬名櫂人。彼は『拷問姫』エリザベートの従者として、14階級の悪魔とその契約者の惨殺に付き合わされることになるが――? 世界に断罪されし少女の救世譚、ここに開演。

以下、ネタバレありの感想です。

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マグダラで眠れ6/支倉凍砂

マグダラで眠れ (6) (電撃文庫)
マグダラで眠れ (6) (電撃文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2014年9月刊。
ずっとクースラは好きな子をイジメてしまう小学生男子だと思っていたのですが、そんな彼も成長しました。これは中学生男子だ。思春期か!
はぁ〜〜ニヤニヤする〜〜w

☆あらすじ☆
異端審問官アブレアの足跡を辿るクースラたちは、天使が降臨し、金銀を生み出す灰を授けたという不思議な伝説の残る町ヤーゾンを訪れた。 町の教会でアブレアの署名を見つけたクースラは、町に語り継がれる伝説が真実であると確信を得る。 さらにクースラは、調査のため立ち寄った薬種商の娘ヘレナから、ガラス職人たちが伝説を紐解く手がかりを握っていると聞き出す。だが同時に、町を取り巻くガラス職人たちと町の間の確執を知ることとなるのだった──。 かつて天使に作られた町で、眠らない錬金術師が恋に奔走するシリーズ第6弾。

以下、ネタバレありの感想です。

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眠れる森の夢喰い人 九条桜舟の催眠カルテ/山本瑤

眠れる森の夢喰い人 九条桜舟の催眠カルテ (集英社オレンジ文庫)
眠れる森の夢喰い人 九条桜舟の催眠カルテ (集英社オレンジ文庫)

評価:★★★★☆
2016年4月刊。
他人の夢を見てしまう主人公が催眠療法士にスカウトされ、彼と共に悩みを抱える人々の心を救っていく物語。
悪夢と苦悩とお布団のお話でした。私も高級おフトンに包まれて快眠したい。
患者の苦悩が具象化した悪夢に入り込むという設定なのですが、一見穏やかな雰囲気の中に溶け込んだ「毒」が心にびりびりと響くストーリーでした。
登場人物達は賑やかで魅力的でしたが、まだ明かされていない彼らの背景がとても気になります。
ぜひシリーズ化してほしい!

☆あらすじ☆
他人の夢が見えてしまう能力を持つ砂子は、勤めている寝具販売店で奇妙な客にスカウトされる。彼の名は、九条桜舟。催眠療法士を名乗る彼に、患者が苦しむ原因を深層心理から取り除く“獏”に勧誘された砂子が出会うのは、美しくもアクが強い三人の獏達と、不安や苦しみを抱えクリニックを訪れる患者達…。その心に秘められた謎に迫るサイコロジカル・ミステリー!

以下、ネタバレありの感想です。

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ここは神楽坂西洋館/三川みり

ここは神楽坂西洋館 (角川文庫)
ここは神楽坂西洋館 (角川文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★☆☆
2016年2月刊。
「シュガーアップル・フェアリーテイル」の三川みりさん初の現代小説。
無口で愛想のない大家さんが守る下宿を舞台に、不器用な住人達が頑張ったり支え合ったりする姿にほっこりとする作品でした。

☆あらすじ☆
「あなたもここで暮らしてみませんか?」 心がほっと温まる下宿物語。
都会の喧騒を忘れられる街、神楽坂。婚約者に裏切られた泉は、 路地裏にひっそりと佇む「神楽坂西洋館」を訪れる。 そこで植物を愛する若き管理人・藤江陽介と出会うが、 彼にはちょっと不思議な特技があって?

以下、ネタバレありの感想です。

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アサシンズプライド2 暗殺教師と女王選抜戦/天城ケイ

アサシンズプライド2 暗殺教師と女王選抜戦<アサシンズプライド> (富士見ファンタジア文庫)
アサシンズプライド2 暗殺教師と女王選抜戦<アサシンズプライド> (富士見ファンタジア文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★☆☆
2016年4月刊。
ファンタジア大賞受賞作第2弾。
今回はなんだか魔法学校的な雰囲気があって楽しかったです。
そして主人公主従のイチャイチャは安定なのか。とても良いと思いますw

☆あらすじ☆
名門校との交流戦に、暗殺教師の背任を疑う侵入者の影が躍る――
能力者養成校交流戦の開催期間中、学生は学園内に泊まるのが習わし。メリダもクーファやエリーゼとのお泊まりに胸躍らせるが、上級生しか選ばれないはずの交流戦の代表に選抜されてしまう。これは何者かの罠!?

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エンとユカリの恋結び/結都せと

エンとユカリの恋結び (ビーズログ文庫アリス)
エンとユカリの恋結び (ビーズログ文庫アリス)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★☆☆
2016年4月刊。
第17回えんため大賞「奨励賞」受賞作。
親友の恋を応援する女子高生が縁結びの神様によって引き起こされたトラブルに翻弄される物語。
新人賞作品だと考えるともう少し尖った個性がほしいところですが、引っかかるところも少なく手堅くまとまった作品だと思います。

☆あらすじ☆
親友の千沙に付き添いを頼まれ、“絶対成就の縁結び”の噂がある廃神社を訪れたユカリ。ところが、思いがけず本物の“縁結びの神様”が現れた!? しかも縁月と名乗る彼は「そなたの望み、聞き入れた」と、ユカリに力を使ってしまった! まさかの“手違い”で学校の王子様・日下部と縁結びをされたユカリは、こうなったら千沙のため、自分が神様代行をしてやると張り切るが!?

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【好待遇】猜疑王の契約王妃(※丁寧に指導します)/乙川れい

【好待遇】猜疑王の契約王妃(※丁寧に指導します) (ビーズログ文庫)
【好待遇】猜疑王の契約王妃(※丁寧に指導します) (ビーズログ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★☆☆
2016年4月刊。
猜疑心で凝り固まった王様と短期契約王妃のラブコメ第2弾。
前巻だけではピンとこなかったヒロインの過去が少しずつ掘り下げられていき、面白くなってきました。
こじらせ王様の方も少しずつ変わってきていて、その焦れったさがとても良いw

☆あらすじ☆
「──末永く、よろしく」。半年だけの契約王妃を引き受けたハズが、婚姻関係を契約延長することになった修道女志望のエステラと猜疑王ヴィクリス。だが、ヴィクリスはエステラを気にしつつも既に後悔中……契約を続けるために秘策を立てるが!? そんな中、久々に開催する“聖兜祭”で国民の前に出るというエステラに父が大激怒! エステラの過去の罪とは──!?

以下、ネタバレありの感想です。

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0.2ルクスの魔法の下で/嶋志摩

0.2ルクスの魔法の下で (GA文庫)
0.2ルクスの魔法の下で (GA文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
2016年4月刊。
GA文庫大賞「奨励賞」受賞作。
異世界に行きたい少女と、彼女の手伝いをすることになった少年の物語。
話の運びや物語全体の雰囲気がとても好みな作品でした。
「魔法使いの孫娘」というヒロインから生まれる現代のフェアリーテイルっぽさがすごく良かった。
オチに少しだけ物足りなさを感じてしまったものの、読後感は爽やかで良かったし、ここまで楽しませてくれたなら満足です。

☆あらすじ☆
藤倉リザはこの世界でたった一人の“魔法使い”
僕は彼女を――不幸にする。
「どうやってその字を読んだの? この世界の文字じゃないのに」
ある日高校生の東圭輔は、校内で有名な不良娘、藤倉リザの前でうっかり異世界の文字を読んでしまう。リザは誰もが美少女と認めるが、跳ねっ返りで友達がいない孤高の存在。そして自称“あちら側の世界”の魔法使い……の孫娘。“あちら側の世界”に憧れる彼女は、祖母の遺産を紐解き世界を渡る手伝いをしろと付きまとうが――。
「幽霊少女がユニコーンの角を盗んだに違いないわ。あなたも手伝いなさい!」
嘘吐き少年と不良少女が織りなす、学園ミステリックファンタジー。

以下、ネタバレありの感想です。

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【雑記】2016.4.26 ルルル文庫新人賞中止/自分史上最高のラノベ/他

未だガスが復旧せず、やたら買いすぎた上に貰いまくったレトルト食品を消化する毎日です。
サトウのごはん、初めて食べたんですけど美味しいんですね。あとS&Bの噂の名店シリーズも良い!浅草ハヤシビーフにハマりそうです。

1.ルルル文庫新人賞が中止。悲しいのでルルル文庫のオススメを紹介します
2.自分史上最高のラノベ
3.不器用な大人の恋愛小説18選
4.ガガガ文庫の1巻完結良作
5.作品を「泣ける」と紹介することについて

以下に続きます。

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マグダラで眠れ5/支倉凍砂

マグダラで眠れ (5) (電撃文庫)
マグダラで眠れ (5) (電撃文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2014年2月刊。
もうずっとニヤニヤしてた気がする。
物語のターニングポイントに入った感じがありますね。最高に悶えましたw

☆あらすじ☆
炎を吐く竜を使い、カザンの町から脱出した騎士団とクースラたち。港町ニールベルクで各地から逃れてきた騎士団と合流し、起死回生を図ることになる。しかし、ニールベルクにはある問題があった。神の祝福を授ける教会の鐘楼が無いのだ。製造が上手くいかず、作る度壊れてしまうのだと言う。そんな中クースラは、フェネシスの一族の手掛かりを得る。新たな発見に高揚するクースラだが、騎士団から呼び出され、鐘を作るよう命じられてしまう。鐘の製造の失敗、それは即ち、“破滅”を意味していた―。眠らない錬金術師の本格ファンタジー、神に見放された町を舞台にした第5弾!

以下、ネタバレありの感想です。

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