最弱無敗の神装機竜1


『最弱無敗の神装機竜〈バハムート〉』(明月千里著/GA文庫)★★★☆☆

最弱無敗の神装機竜≪バハムート≫ (GA文庫)
最弱無敗の神装機竜≪バハムート≫ (GA文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

2013年8月刊。
アニメ放送中ということで話題になっていたので挑戦。
革命によって滅びた国の王子が、少女しかいない学園に入学することになるという学園ファンタジー。
あらすじと基本的な展開は最近よく見かける感じではあるものの、主人公の「亡国の王子」という設定がなかなか面白く使われていたのが印象的でした。
1巻はまだキャラと世界観の紹介だけという感じですが、これから面白くなりそうなので続きも読んでいきたいと思います。

☆あらすじ☆
五年前、革命によって滅ぼされた帝国の王子・ルクスは、誤って乱入してしまった女子寮の浴場で、新王国の姫・リーズシャルテと出会う。「……いつまでわたしの裸を見ている気だ、この痴れ者があぁぁっ!」 遺跡から発掘された、古代兵器・装甲機竜≪ドラグライド≫。かつて、最強の機竜使い≪ドラグナイト≫と呼ばれたルクスは、一切の攻撃をしない機竜使いとして『無敗の最弱』と、今は呼ばれていた。リーズシャルテに挑まれた決闘の末、ルクスは何故か、機竜使い育成のための女学園に入学することに……!? 王立士官学園の貴族子女たちに囲まれた、没落王子の物語が始まる。王道と覇道が交錯する、“最強”の学園ファンタジーバトル、開幕!

以下、ネタバレありの感想です。

 

物語の舞台となるのは、革命によって帝国が滅びた後に建国したアティスマータ新王国。
旧帝国の王子ルクスは、現在は新王国との取り決めによりあらゆる国民の雑用を引き受ける「雑用王子」として革命後の日々を送っていたものの、ハプニングによって女性しかいない士官学園に入学することになってしまい・・・・・・という感じに物語は始まります。

 

序盤の展開は、なんか既視感あるなぁという感じ。
ただ、テンポが良いのでサクサクと読めます。
新王国の姫であるリーズシャルテの裸を見てキレられて決闘、という流れについても、そこに至るまでにドタバタと騒がしい騒動を経ているので既視感はあっても飽きることはありませんでした。良いスタート。

 

そんな感じで幕開けした本作の特色となるのが、士官学園の生徒たちやルクスが駆使する「装甲機竜〈ドラグライド〉」
ファンタジー世界でロボットです。というかパワードスーツ?
遺跡から発掘された、何かよく分からないけれど強い古代の武器!というのが今のところの説明ですが、これについては後々さらに詳しい説明があることに期待。
世界観にそぐわない兵器に思えたので、ロストテクノロジーという言葉に丸投げせずにしっかり掘り下げてほしいものです。というか、そういう方向に展開していったら私が嬉しいw

 

もうひとつ面白かったのは、「亡国の王子」というルクスの設定
滅ぼされた側の王子という悲惨な過去を持つ割には拍子抜けする態度ばかりなのが気になっていたのですが、終盤で判明する彼の秘密によって色々と納得。
彼なりの葛藤と事情が見えてくると、思っていたよりもキャラが立っている主人公で安心しました。最初はふわふわしてたので。
リーシャとの話で「王族らしくあること」に対して苦悩をみせていましたが、「元王子」が新しい居場所でどういう存在になっていくのか楽しみです。

 

ヒロインについては、序盤から出し過ぎでまだ何とも言えない感じ(;`・ω・)
リーシャがなかなか面白いキャラクターをしていたので、もう少し彼女に絞って掘り下げてほしかったかなぁ。

 

さて、今回はキャラの顔見せ回という感じでしたが、読んでみると思ったよりも面白くて満足しました。
軽く紹介された世界観も良さげですしね。
新王国が抱える3つの問題とルクスの兄探しを主軸に展開していくのかな?

 

続きも期待できそうなので2巻以降も読んでいこうと思います( ´ ▽ ` )ノ

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「最弱無敗の神装機竜1」への2件のフィードバック

  1. ルクスの落ち着いてる性格とか冷静な判断とかが好きな主人公タイプなのでストライクな作品なんです。ネタバレになるから詳しく書けませんけどリーシャの掘り下げとか他のヒロインとかは1巻が気に入ってるなら楽しめると思いますよ^^

    1. カナタさん、コメントありがとうございます。

      なかなか面白そうな主人公ですよね!
      リーシャたちの掘り下げはやはり次巻以降になるんですね。続きを読んでいくのが楽しみです(^^)/

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