浪漫邸へようこそ2 初夏の嵐


『浪漫邸へようこそ 〜初夏の嵐〜』(深山くのえ著/小学館ルルル文庫)★★★★☆

浪漫邸へようこそ ~初夏の嵐~ (小学館ルルル文庫 み 1-24)
浪漫邸へようこそ ~初夏の嵐~ (小学館ルルル文庫 み 1-24)

下宿モノってどうしてこんなに胸がときめくのでしょうか。一つ屋根の下というのは同じなのに、同棲モノよりも断然好きです。
穏やかで大正浪漫あふれる雰囲気に和むシリーズですが、紗子と伊織の距離が少しずつ近づいている分、前巻よりも魅力的な作品に仕上がっていました。ほんと素敵。3巻も出るそうなので楽しみです。

☆あらすじ☆
ある事情から、秘密の下宿屋「浪漫邸」を始めることになった貧乏子爵家の令嬢、紗子。下宿人として集まったのは、帝大の医学生・伊織の他、画家、本屋に作家に写真屋というなんとも個性的な人々。心優しき下宿人たちとの賑やかな同居生活を続けるうち、紗子は伊織へのほのかな恋心を自覚する。伊織の従兄弟、藤馬が窃盗事件に巻き込まれて突然傷だらけでやってきたり、下宿人・光也に美男子ゆえの災難がふりかかり、職場への立てこもりを余儀なくされたりと、次々起こる事件の中、秘めた恋のはずなのに、紗子を常に優しく助けてくれる伊織への気持ちは大きくなる一方で・・・!? 甘く切なく心が温かくなる、大正時代のラブロマンス第2弾!

以下、ネタバレありの感想です。

 

第1話 不機嫌な従兄弟

伊織の従弟・堀切藤馬が下宿仲間入り。
この伊織の親族率の高さであるよ・・・・・・。
藤馬の恋心(?)についてはこの話以降触れられずちょっと残念。鞠子は小さすぎるけど、きっと将来は姉に似た美人さんになるので、今から藤馬とのカップリングが楽しみですw
あと紗子さんの奥ゆかしさにとてもニヤニヤしました。わかりやすい!

 

第2話 或る二枚目の女難

イケメン受難のお話。だと思っていたのですが、予想より早くしのと光也の話がまとまって嬉しかったです。
しのさんの元旦那の話もこれで解決。
それにしても、男女問わずストーカーというのはおそろしいものですね。
今回の孝江嬢みたいに自分に酔ってる思い込み激しいストーカーって、リアルにいるんだもんなー。あの心境、私には理解不能です(´・ω・`;)
そして光也が柔術を披露して恋が醒めたというのは解せぬ・・・・・・そこはむしろもっと惚れ込むところでしょ!私なら逆に好きになる!!(きいてない)

 

第3話 七月のつむじ風

件の祖母&伯母襲来。
金銭感覚がとち狂っている人とはどこまでいっても平行線なので、もはや理解を諦める姿勢は嫌いじゃないです。尚彦と伊織さんグッジョブ。
この話もそうですが、伊織のロールキャベツ男子っぷりはとても魅力的です。
そしてさらってしまいたいけど、紗子はきっとそれを望まないから・・・っていう思いやりにヤラれました。紗子と伊織には早く両想いになってほしいですが、下宿生活も続けてほしい。光也&しのみたいな感じで落ち着くのがベストですよね。もう子爵邸で診療所でも開いちゃえ。

 

前巻から雰囲気が素敵なシリーズでしたが、今回は各短編の話も面白くて満足度急上昇でした。
次巻も出るらしいので、とても楽しみ。サブタイトル的に四季折々の話が読めることを期待したいです。

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