封鬼花伝4 飛花薫るうたかたの口づけ


『封鬼花伝 飛花薫るうたかたの口づけ』(三川みり著/角川ビーンズ文庫)★★★☆☆

封鬼花伝 飛花薫るうたかたの口づけ (角川ビーンズ文庫)
封鬼花伝 飛花薫るうたかたの口づけ (角川ビーンズ文庫)

急展開の第4巻。前巻で想いを自覚した千樹ですが、彼女の受難はまだまだ続きそうですね。
イヤなアイツはさらにイヤな奴になり、可愛い弟君はますます不憫な位置づけに。

☆あらすじ☆
「わたしが好きか?まだ」ようやく正式に一之御子・刀火の仮妻として認められた千樹だが、うっかり告白してしまって以来、彼の態度に翻弄されっぱなし!そのうえ、宮中で催された薫物合わせで、綾峰の母・仁真から嫌がらせを受けたりと、気苦労が絶えない。そんな中、都に鬼が出没したという噂が耳に入る。しかもその姿は、以前雅近に取り憑いていた冬鬼を彷彿させて?千樹の身に忍び寄る危険―絶体絶命のシリーズ第4弾!!

以下、ネタバレありの感想です。

正式に刀火の仮妻となり、ついでに好きだと言うことも伝えてしまった千樹。
ですが、まだまだ糖度は足りませんねぇ。それどころじゃない事態続きで・・・・・・。

 

今回は、千樹が仮妻になったことでいじめ問題とか勃発するんですが、それはただの前座。
本題は冬鬼の出現と、雅近の双子の兄・頼近の登場でした。
冬鬼を封じ、上北国を救って上主となる、という頼近。今のところ怪しさしかないんですが、彼の思惑が気になるところ。
柚葉が雅近に似てるのに誠実そうなところが胡散臭いと言ったところで笑いました。確かにww
まぁ、それ以上に怪しいのは九反なんですが。

 

千樹の成る絵が具現化する問題もますます深刻化。
「千花」については今回出てきた憶測が正しいってことでいいんだろうか?鬼にとって必要な存在が千樹?

それに加えて、上北国を救わねばという義務感と千樹の存在によって刀火が傷つくかもしれないという恐怖によって、今回の千樹は本当に苦しそうでした。
両想いになってもいないのに引き裂かれるかもしれないことに悩むとか・・・・・・それ、もうちょっと先の展開でもよかったんですよ( ;∀;)
恋を楽しむ余裕とか、欠片もないです。
臣下の交流とかそういうしゃらくさいのはいいんですよー!もっと素直になって!!

 

このまま千樹は仮妻をやめて上北国に旅立ってしまうんだろうか、と思っていたらラストでまさかの急展開。
突如現れた偽の(?)春鬼の正体は?
嘘の証言をした柚葉ですが、操られているとしたら誰に?やっぱり九反でしょうか。
春鬼具現化の疑いをかけられてしまった千樹はどこに逃げるのか。
このまま上北国に行ってしまうとは思えないんですが・・・・・・ちょっと展開が予想できないですね。

 

前巻以前から好感度うなぎ上りの綾峰ですが、比例的に不憫さも急上昇でした。
薫物合わせで千樹を助けたり良いところはたくさんあったんですけどね。
千樹がついた嘘は、やむを得ない口実とはいえ綾峰を傷つけたはず。それなのに優しく千樹を慰めるだけじゃなく刀火との関係のこじれを修復しようとするなんて・・・・・・なんてできた当て馬(´;ω;`)しかも目の前で好きな人とお兄ちゃんのキスシーン見せられるとかどこまでも不憫(;´Д`)
ほんとにもう綾峰でいいじゃないですか。
千樹は全てを捨ててこのまま綾峰と駆け落ちしてしまえばいいと思いました。だめかー。

次巻の展開に期待します(´・∀・`)

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三川 みり,由羅 カイリKADOKAWA/角川書店
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