終わりのセラフ3 一瀬グレン、16歳の破滅/鏡貴也


終わりのセラフ3 一瀬グレン、16歳の破滅 (講談社ラノベ文庫)
終わりのセラフ3 一瀬グレン、16歳の破滅 (講談社ラノベ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
2014年1月刊。
最近、やっと漫画版を購入しました(以前はレンタルで読んでた)。
小説版も漫画版もどちらもほんと面白いですね。おすすめです。
クリスマスに起こると予言され、実際成就されてしまう 破滅までの過程を描いた物語。
2巻までも展開が早かったのですが、3巻もまた一気に物語が動きました。グレンと真昼の関係も動きがあったものの、とても切ないです。何気に相棒っぽくなってきた深夜とグレンが良い感じですw

☆あらすじ☆
世界が破滅に向かうそのさなかの、物語―。身分の低い分家出身で、侮蔑の対象であったはずの一瀬グレン。だが、柊家の、さらには『帝ノ鬼』の次期当主候補でもある柊暮人に強制的に部下にさせられた結果、周囲の扱いが大きく変わったことに戸惑っていた。そんな中、グレンと深夜は、上野公園で対峙したキメラ―ヨハネの四騎士についての情報を得るべく、“百夜教”との接触を決断する。極秘であったはずの会談の場に現れたのは―!さらに翌日、暮人に呼び出されたグレンが見たものは、幼い少女の―!?
鏡貴也×山本ヤマトの最強タッグが描く大人気学園呪術ファンタジー、世界の終わりが加速する、運命の第3巻!

以下、ネタバレありの感想です。

 

柊暮人の配下となったことで学校内での評価が変わったグレンですが、その態度は相変わらず。
そんなグレンに深夜、美十、五士がかまい倒すという流れが確立し、グレンの内心はともあれパーティーっぽい雰囲気が出てきました。お家訪問とか将棋とか。

 

そんな感じに冒頭は緩くスタートするのですが、〈百夜教〉との密会場所で唐突に現れた吸血鬼との戦闘から物語は加速度的に進行していきます。
ギリギリで吸血鬼から逃げ延びたかと思えば、暮人からシノアの拷問を見せての揺さぶりをかけられるグレン。暮人コワイとか思っていたら真昼のたった1本の電話で一気に暮人が窮地に立たされるなど、まさに急転直下。
そして、 真昼からグレンへの電話をきっかけに始まる二人のラブストーリーは、甘いような苦いような切なさがあったのですが、引き起こされる結果が全然甘くなくて衝撃でした。まさか、最初の〈百夜教〉襲撃が戦争の引き金に使われるとはね・・・・・・展開が早すぎてドキドキしましたw

 

グレンは偽悪的な振る舞いをするけど、重要なところで仲間を見捨てられない人間だからそこが魅力的ですね。今のところそれが強さには結びついていませんが・・・・・・
あと、意外に暮人さんがいい人っぽく見えてきたのはなぜだろう?

 

一方で、真昼がなぜ柊を裏切って百夜教に協力したのかについても明かされましたが、救いがなさすぎて・・・・・・彼女が根っこからの狂人ではないことが明らかになったことも、逆に切なさを増すというか。漫画版ヒロインのシノアを救ったという事実すら真昼を追い詰める要素のひとつという絶望感の半端なさがやばいですね。グレンと結ばれたことによって真昼の恋心が報われたとしても、だからといって彼女が救われたわけではないですし。というか、漫画版のあの事実にそのまま結びつくなら絶望しか待ってないんじゃ・・・・・・

 

8月にして、いよいよ始まった〈帝ノ鬼〉と〈百夜教〉の戦争。
美十たちが襲撃されてかなり危ない状況ですし、グレンもついに鬼呪の刀を手に取ってしまいました。
ここからどうなるのか、とても楽しみです。

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