棺姫のチャイカ8

『棺姫のチャイカⅧ』(榊一郎著/富士見ファンタジア文庫)★★★★☆

棺姫のチャイカVIII (富士見ファンタジア文庫)
棺姫のチャイカVIII (富士見ファンタジア文庫)

どんどんエログロ方面に・・・・・・。
黒チャイカ出てきました。表紙の双子です。そしてまたもやビッチャイカw
今回も上下巻なのか、話は終わりません。どんどん核心に近づいているような謎が深まるばかりのような。

☆あらすじ☆
禁断皇帝アルトゥール・ガズを討ち滅ぼした『八英雄』のひとり―シュテファン・ハルトゲン公王。彼が統べるハルトゲン公国で開催される武闘大会の賞品は、なんと『皇帝の遺体』そのものであるという。しかも公王の傍らには、双子のようにそっくりな二人の“黒き”チャイカが付き従っていた―。優勝して『遺体』を手に入れるために、大会への参加を企図するトールたちは、それぞれ同じ目的で集った紅チャイカとダウィード、そしてジレット隊のヴィヴィとニコライと、因業深き再会を果たす。三者三様の想いと、仄暗き策謀が渦巻く武闘大会の“戦場”で、命を賭した争闘の幕が切って落とされた!

以下、ネタバレありの感想です。
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終わりのセラフ2 一瀬グレン、16歳の破滅/鏡貴也

終わりのセラフ2 一瀬グレン、16歳の破滅 (講談社ラノベ文庫)
終わりのセラフ2 一瀬グレン、16歳の破滅 (講談社ラノベ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★☆☆
2013年7月刊。
かなりギリギリのところで生きているグレンですが、さっそく状況が変わります。
結末ありきの物語だけにさくさくと展開していくところがいいですね。
小百合めちゃくちゃかわいいんですけど、どうにか報われないかなぁ。

☆あらすじ☆
これは、世界が滅亡する直前の、物語―。
“百夜教”による大規模襲撃から、1ヵ月。グレンは呪術学校で、相変わらず野心を隠してクズを演じていた。美十や五士、そしてクラスメイトに無能だなんだと揶揄されながらも、のらりくらりと実力を隠すグレン。しかし平穏な時間は続かない。グレンの実力を訝しんだ真昼の兄―柊暮人生徒会長が内務調査を始めたのだ。圧倒的な実力を持つ暮人の前で、グレンはついに、その力を見せることになる。人間、鬼、吸血鬼―それぞれの欲望が悲しいまでに絡み合いながら、やがて戦争が始まる。
鏡貴也×山本ヤマトの最強タッグが描く大人気学園呪術ファンタジー第2弾!

以下、ネタバレ有りの感想です。
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世界の終わりの世界録1 再来の騎士

『世界の終わりの世界録〈アンコール〉1 再来の騎士』(細音啓著/MF文庫J)★★★☆☆

世界の終わりの世界録<アンコール>1 再来の騎士 (MF文庫J)
世界の終わりの世界録<アンコール>1 再来の騎士 (MF文庫J)

300年前の伝説の英勇そっくりの少年が、英勇の仲間だった少女達と共に、英勇が遺した旅の記録「世界録」を探して旅をする物語。
どこか懐かしさを感じるくらいの王道ファンタジーでした。まだまだ序章といった感じですが少し無難すぎてパンチが足りない、かもしれません。

☆あらすじ☆
伝説の英勇エルラインが遺した、世界の終焉と再来とを記した至宝「世界録」。その在り処を世界中の国や旅団が探し求める世界録大争奪時代―騎士志望の少年レンは、彼の英勇生き写しの容姿ながら剣才に恵まれず「偽英勇」とバカにされる日々を送っていた。そんな彼の前に現れた、封印より目覚めし伝説の竜姫キリシェ。レンをエルライン本人と勘違いし、外見だけだと失望したキリシェだったが、一方でレンの中に秘めた可能性を見出すことに。そして、かつて英勇と共に世界を救った大天使フィアや先代魔王エリーゼとの世界録をめぐる旅へと少年を誘う。
「わたしと、行くか?」
―これは、英雄たちが奏でる狂騒への序曲。今、偽英勇の少年と伝説が邂逅する!

以下、ネタバレありの感想です。
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マージナル・オペレーション1

『マージナル・オペレーション01』(芝村裕吏著/星海社FICTIONS)★★★★☆

マージナル・オペレーション 01 (星海社FICTIONS)
マージナル・オペレーション 01 (星海社FICTIONS)

無職の30代日本人男性が外資の民間軍事会社に就職したらオペレーターとしての才能が開花した、という話。主人公の一人称視点で、ドライで事務的な報告をされているかのように話が進んでいきます。悲惨な現実と熱のない主人公の視点のギャップが不気味でした。そして、そこになぜか惹き込まれてしまい、一体これからどうなるのかとページを繰る手が止まらず一気に読みました。面白かったです。

☆あらすじ☆
三〇歳のニート、アラタが選んだ新しい仕事、それは民間軍事会社―つまり、傭兵だった。住み慣れたTOKYOを遠く離れた中央アジアの地で、秘められていた軍事的才能を開花させていくアラタ。しかし、点数稼ぎを優先させた判断で、ひとつの村を滅ぼしてしまう。モニターの向こう側で生身の人間が血を流す本物の戦場で、傷を乗り越えたアラタが下した決断とは―?
『ガンパレード・マーチ』の芝村裕吏が贈る、新たな戦いの歴史が、今はじまる。

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ルーク&レイリア2 アルテナの少女

『ルーク&レイリア アルテナの少女』(葉山透著/一迅社文庫アイリス)★★★☆☆

ルーク&レイリア: 2 アルテナの少女 (一迅社文庫アイリス)
ルーク&レイリア: 2 アルテナの少女 (一迅社文庫アイリス)

この巻を読んで、つくづくこのシリーズはファンタジア文庫で復刊すべきだったんじゃないだろうかと思いました。他社で出したのには何か理由があるんだろうか・・・・・・。
あとがきで葉山さんも言っていますが、インディジョーンズのような遺跡ミステリ冒険活劇。
バトルシーンは迫力ありすぎて少女小説の域をはみ出ています(当たり前か)
ルークはいまいち情けない主人公ですが、嫌いじゃないですw
頑張れシスコンお兄ちゃん!

☆あらすじ☆
誘拐された妹を助けてほしい―。
凄腕ハンター・ルークの今回の仕事は、儀式の生贄にされようとしている少女を救い出すこと。金の瞳をもつ美女・レイリアと共に、孤島の遺跡に向かったルークだったが…!?遺跡の謎に挑むルークたちの前に、謎の教団の女剣士、そしてハンター専門の死刑執行人ハンタージャッジが立ちふさがる!遺跡に眠る、アルテナの民の財宝とは…?
葉山透の大人気シリーズ完全版第2弾登場。

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光炎のウィザード1 はじまりは威風堂々

『光炎のウィザード はじまりは威風堂々』(喜多みどり著/角川ビーンズ文庫)★★★☆☆

光炎のウィザード はじまりは威風堂々 (角川ビーンズ文庫)
光炎のウィザード はじまりは威風堂々 (角川ビーンズ文庫)

がさつな珍獣好き見習い魔術師と、その指導教官の青年の師弟コンビが伝説上の魔導書を集めたり集めなかったりするシリーズ(あとがき談)。
サブタイトルに「はじまりは」とあるように、この巻は完全に序章に徹しています。いろんな人が意味深に登場しますが、まだどういう話になっていくのかはさっぱりですね。今回の話は主人公が男二人に添い寝されていたことしか覚えていない・・・・・・(嘘
すでに完結済みのシリーズなのですが、この後に描かれている著作の「デ・コスタ家の優雅な獣」や「シスター・ブラックシープ」に比べると文体が少し軽いように感じました。面白かったですけどね。
物語は始まったばかりなので続きに期待します。

☆あらすじ☆
リティーヤは、「学園」の基礎課程を修了したばかりの見習い魔術師。がさつと生意気を絵に描いたような彼女は、幼いころ生き別れになった家族と命の恩人を捜している。そんなある日、リティーヤは無口・無表情・超甘党の青年ヤムセと出会った。どうやらこのヤムセ、リティーヤの担当教官らしいのだが…?命の恩人は誰?なんでも願い事を叶えられる『グリーンワードの魔導書』って何?
愛と冒険のファンタジーが幕を開ける。

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笑わん殿下のヨメのたしなみ!2 夫婦ゲンカはヤギも食わない

『笑わん殿下のヨメのたしなみ! 夫婦ゲンカはヤギも食わない』(留萌まりか著/ビーズログ文庫)★★★☆☆

笑わん殿下のヨメのたしなみ!2-夫婦ゲンカはヤギも食わない- (ビーズログ文庫)
笑わん殿下のヨメのたしなみ!2-夫婦ゲンカはヤギも食わない- (ビーズログ文庫)

まさか続編が出るとは(失礼)
今回は小姑がワルい男にいれあげて国を窮地に立たせてしまいます。途中まで割とシリアスめ(そんなこともないかも)なのですが、最後の最後にぽかーーーーん( ・Д・)となるのは前巻と同じでしたw

☆あらすじ☆
レオノアとオルフェスの距離も縮まり、ついに!建国祭で大々的に挙式♪
のはずが、お義姉さまが怪しい男の“建国祭を中止せよ”という予言を真に受け、王宮は大混乱!! 素直に式を挙げたいと言えないレオに、オルフェスは『君の気持ちがわからない』と腹を立ててしまう。これはまさか……夫婦ゲンカってやつ!? ていうか挙式はどうなるの!?
ヨメVS義姉バトル、旦那さま本格参戦の第2弾!!

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双界幻幽伝12 告白は先手必勝!

『双界幻幽伝 告白は先手必勝!』(木村千世著/ビーズログ文庫)★★★☆☆

双界幻幽伝12 告白は先手必勝! (ビーズログ文庫)
双界幻幽伝12 告白は先手必勝! (ビーズログ文庫)

表紙は前巻と対になっているそうです。
刊行ペースが早いのは良いのですが、ちょっと間延びしてきた感じがあります。むしろ今回話がほぼ進まなかったような?
星彩過去編、というほどでもないし・・・・・・。
主役二人のいちゃこらは相変わらずでした。にゃんにゃんしちゃった!

☆あらすじ☆
いつでも絶賛後ろ向き中! な朧月と違って、常に明るい姐御肌である星彩の様子が少しおかしい!?そんな中、皇帝の襲撃事件をいちゃこらしながら調査中の蒼刻&朧月を懐かしい後輩カップルが訪れてきた。そこでもたらされたのは、事件の手引きをしたと思われる葉家の当主が2人に会いたがっているという報せ。会いに行った葉家の当主は意外にも、中性的な容姿のどこか陰のある少年で──!?

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棺姫のチャイカ7

『棺姫のチャイカⅦ』(榊一郎著/富士見ファンタジア文庫)★★★★☆

棺姫のチャイカVII (富士見ファンタジア文庫)
棺姫のチャイカVII (富士見ファンタジア文庫)

濃かった・・・・・・っ!
物語の大きなターニングポイント。それに相応しい面白さでした。というか、ここ数巻の面白さが読む前の予想以上でとても満足しています。
ここまで意味深におかれてきた伏線が一旦回収され、また新たに伏線がおかれた今回。なんだかんだで謎は深まるばかりですが。
あと、ヴィヴィが・・・ヴィヴィが・・・っ!!!

☆あらすじ☆
…チャイカとは、何か―?
航天要塞と運命を共にした蒼のチャイカは、自ら“も”また『本物』だと、驚くべき真実を白きチャイカに告げた…。何故、記憶が欠落しているのか?首筋の傷跡は何なのか?無数の謎を抱えたまま、トールたちは皇帝の遺体が眠る海を目指すことに。そこで、紅のチャイカと思わぬ再会をした彼らは、突如として正体不明の亜人兵と大海魔の強襲を受ける!!激闘の果て、流れ着いた先は絶海の孤島。一行は島内の牢獄で、金銀妖眼の少女と出会う。彼女はラーケ語で、こう言った。
「待っていた―チャイカ…」

以下、ネタバレありの感想です。
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