ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア1

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア』(大森藤ノ著/GA文庫)★★★☆☆

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア (GA文庫)
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア (GA文庫)

ダンまちのスピンオフ作品。
ダンまち1巻をアイズ視点で再構成したような内容になっています。それだけの内容だと思っていたら、どうも違う様子。なにやら事件のニオイ・・・・・・面白くなりそうです。

☆あらすじ☆
【剣姫】アイズ・ヴァレンシュタイン。最強と名高い女剣士は今日も仲間達と共に、広大な地下迷宮『ダンジョン』へと繰り出していく。灰へと朽ちた竜の死骸、忍び寄る異常事態、様々な謎と脅威が襲いかかる深層域50階層で、アイズが風を呼び、迷宮の闇へと一閃を刻む!
──そして訪れる、少年との『出会い』
「あの……大丈夫、ですか?」
迷宮都市オラリオの地で、少女と少年の物語が今、鮮烈に交差する!
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』外伝、ここに始動!
これは、もう一つの眷属の物語、──【剣姫の神聖譚(ソード・オラトリア)】──

以下、ネタバレありの感想です。

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紫陽花茶房へようこそ2 夜のお茶会は英国式で

『紫陽花茶房へようこそ 夜のお茶会は英国式で』(かたやま和華著/コバルト文庫)★★★★☆

紫陽花茶房へようこそ ~夜のお茶会は英国式で~ (集英社コバルト文庫)
紫陽花茶房へようこそ ~夜のお茶会は英国式で~ (集英社コバルト文庫)【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから
紫陽花茶房へようこそ1 ふたりのための英国式魔法茶 | 晴れたら読書を
2014年6月刊。
大正時代、英国式の茶房で起こる不思議な出来事を描く連作短編第二弾。

なぜか2巻からコバルト文庫の25日発売のほうに移ってしまい、背表紙が変わってしまいました。棚に並べたときに統一感が欲しかったなぁ、と少し残念に思ったり。書店での売り場も、お店によっては1巻はライトノベルコーナーにあるのに2巻は一般小説コーナーに並んだりしていて、ちょっと複雑な気持ちです。2巻から手に取ってくれるのを期待するのはハードル高いと思うんだ・・・・・・(ちなみに私行きつけの書店では1階が一般書でライトノベルコーナーは3階だったりする)。
大好きな作品だけにこんな変則的な売り方をされてかなり不安です。続いてほしい・・・・・・っ!

肝心な内容ですが、かたやまさんらしい可愛くてお菓子みたいな雰囲気はそのまま。相変わらずの紫音さんですが、今回は彼の事情に少し踏み込んだ内容でした。
2巻から読んでも問題ないとは思うのですが、1巻を読むことが前提のような気がします(当たり前か)。どうせなら1巻も新装丁で発売し直した方がいいと思います!それか、2巻を田倉さんの挿絵いれて普通のコバルトで出し直そう!(懇願)

☆あらすじ☆
時は大正。銀座の路地裏にある、レンガ造りの洋館。英国伯爵と“魔女”の孫である青い瞳の青年・紫音が営む紫陽花茶房には、ちょっぴりワケありの客人がやって来る。店主特性の魔法茶を饗する真夜中のお茶会が、こんがらがった心の糸を解きほぐしてくれて・・・・・・?男装の麗人の秘めた過去とは?そして、西洋嫌いの頑固な老人の隠された想いとは?心温まる3つの物語を収録。

以下、ネタバレありの感想です。

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか4

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか4』(大森藤ノ著/GA文庫)★★★☆☆

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか4 (GA文庫)
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか4 (GA文庫)

新章開幕。
ついにレベル2に到達したベルが、中層探索に必要なパーティを結成する話でした。どちらかというと新章の準備回という印象。新キャラといい、神様たちといい、ネーミングセンスって難しいですよねw
それと短編が2つ。特にヘスティアとベルの初期の話がほっこりしました。

☆あらすじ☆
「「「「Lv.2~~~~~~!?」」」」
先のミノタウロス戦での勝利により、Lv.2到達、世界最速兎(レコードホルダー)となったベル。一躍オラリオ中の注目・羨望を集めることとなった少年の元には、仲間への勧誘が絶えない。廻り巡る環境。そんな折――
「俺と契約しないか、ベル・クラネル?」
偶然にも自身の装備《兎鎧》を創った鍛冶師のヴェルフと出会い、仲間を組むことに。しかも、彼は圧倒的な力を誇る《魔剣》唯一の創り手らしいのだが……?
犬人ナァーザ、そして女神ヘスティア、ベルが交わした2つのアナザーエピソードも収録!
これは、少年が歩み、女神が記す、── 【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】──

以下、ネタバレありの感想です。
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Re:ゼロから始める異世界生活4

『Re:ゼロから始める異世界生活4』(長月達平著/MF文庫J)★★★☆☆

Re:ゼロから始める異世界生活 4 (MF文庫J)
Re:ゼロから始める異世界生活 4 (MF文庫J)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


2014年6月刊。
再来の王都編。
スバルのバカーーーーー!!と叫びたくなること請け負い。3巻でちょっと見直したのに!!
前回までと違い、登場人物大量投入です。本格的に王選が始まり、物語も大きく動き出しました。ただ、本格的に動き出すウォーミングアップのような回で新キャラの顔見せに終わった印象。
それはともかく、スバルのバカ!!!

☆あらすじ☆
屋敷での『死のループ』に打ち勝ち、やっと平穏な日々を取り戻したスバル。束の間の安息を過ごすスバルだったが、王選の使者の来訪により、エミリアと同行して再び始まりの地である王都へと舞い戻ることに。王都で別れた人々との旧交を温めながら王選へのやる気を燃やすスバル。だがエミリアは頑なにそんなスバルの協力を拒む。
すれ違いの感情は摩擦を生み、王都で新たに出会った人々をも巻き込んで、エミリアへの想いを胸に、奔走するスバルだったが――! ?
「エミリアの隣に騎士がいるなら、俺がそれをやる。俺がエミリアを王にする! 」
大人気WEB小説、新章開始!届かぬ想いと足りない言葉、そしてスバルは――。

以下、ネタバレありの感想です。

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焦焔の街の英雄少女1

『焦焔の街の英雄少女』(八薙玉造著/MF文庫J)★★★★☆

焦焔の街の英雄少女 (MF文庫J)
焦焔の街の英雄少女 (MF文庫J)

え・・・・・・・・(゜Д゜)

表紙の豆腐メンタルなヒロインは可愛いし、その心を支える幼馴染みの主人公との関係も穏やかでほのぼのしていて良かったです。異世界からやってきた怪獣と少女が戦うという特撮のような作風もとても楽しかったですし、ラストの盛り上がりにかけての王道的な展開も胸が熱くなりました。文句なしに面白い作品だったと思います。

でも、ここで「続く!」と止めてしまうのはヤメテーーー!!
ヒキ方が鬼すぎる!
早く続き出してください!!お願いします!

☆あらすじ☆
焼け落ちた品川の街、逃げまどう人々。別世界から侵入した剋獣――世界の敵に人々は脅かされていた。しかしこの世界には英雄がいる。世界を喰らう剋獣五帝と戦い、討ち果たす者。焔まとう英雄、烈火の剣皇・紅地杏だ。だが彼女には秘密があった。そのメンタルは豆腐で英雄然とした姿は演じているだけ。自分の台詞の恥ずかしさに赤面、後輩の相談に狼狽し半泣き。その真実を幼なじみ・黄塚光義だけが知っている。度重なる戦いでその身を、英雄であろうとすることでその心を、傷つかせていく杏。だが無力な光義ができることは、彼女の平穏な日常を守ってあげることだけで……。
これは世界の運命に翻弄される、英雄の少女とその幼なじみの物語。

以下、ネタバレありの感想です。未読の方は要注意。

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聖剣と邪刀の叛逆者1 学園封鎖ゲーム

『聖剣と邪刀の叛逆者〈デュアルソード・リベレーター〉01.学園封鎖ゲーム』(岩波零著/MF文庫J)★★★☆☆

聖剣と邪刀の叛逆者<デュアルソード・リベレーター>01. 学園封鎖ゲーム (MF文庫J)
聖剣と邪刀の叛逆者<デュアルソード・リベレーター>01. 学園封鎖ゲーム (MF文庫J)

学園異能ラブコメ。
異能者ばかりを集めた学園で、生徒会を筆頭とする3年生によって学園に閉じ込められた1年生が脱出のために彼らに立ち向かう、というお話でした。異能バトルの部分は普通でしたが、こっちが主体でしょ?というぐらい挟まれすぎのコメディパートにはやたら笑いました。でも一番笑ったのはあとがきの著者の叫びかもしれない。

☆あらすじ☆
「ねぇ龍くん。今夜一緒に学校のプールに忍び込まない?」
ある日の放課後、一年の八雲龍はクラスメイトの七海優希からそんな誘いを受ける。異能力者が集うこの神城学園は現在、史上最強と名高い生徒会長によって封鎖され、生徒は学園敷地内に軟禁されていた。自由を取り戻すには『決闘』で五人の支配者を倒すしかない。立ち向かう一部の生徒は勇者と呼ばれたが、『半径3m以内に分身を出現できる』だけでおよそ戦闘に向かない龍は、その他大勢の観測者の一人だった。
―しかしその日、龍が深夜の校舎で偶然一本の剣を手に入れたことで学園の勢力図は一変、龍は叛逆者として立ち上がる!聖剣と邪刀が切り拓く、壮大な学園バトルアクション、開幕!!

以下、ネタバレありの感想です。
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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか3

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか3』(大森藤ノ著/GA文庫)★★★★★

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか3 (GA文庫)
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか3 (GA文庫)

面白かったーーー!
第1部完。主人公はたった1か月で凄まじく成長しましたね。
1巻では自分の弱さに打ちのめされていたベル。彼は自分の殻を破ることができるのか。
・・・・・・終盤の展開にはほんとに胸が熱くなりました。

☆あらすじ☆
紅い紅い、凶悪な猛牛・ミノタウロス……。立ちはだかる最強の因縁を前に、少年は冒険へと臨む──!!圧倒的ファンタジーinダンジョン、第3弾!
「……君は、臆病だね」
「!?」
「臆病でいることは冒険で大切なこと。
でもそれ以外にも、君は何かに怯えてる」
突如憧れの女性【剣姫】アイズと再会を果たしたベル。そこで突きつけられてしまった事実。自分を抉る最大の因縁。紅い紅い、凶悪な猛牛・ミノタウロス。少年はそんな自分を情けなく思った。そして少年は初めて思った。僕は── 英雄になりたい。
『偉業を成し遂げればいい、人も、神々さえも讃える功績を』
これは、少年が歩み、女神が記す、── 【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】──

以下、ネタバレありの感想です。
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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか2

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか2』(大森藤ノ著/GA文庫)★★★★★

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか2 (GA文庫)
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか2 (GA文庫)

ダンジョンに「出会い」を求めて冒険者になった少年ベル。
「恋」に出会ったから、次は「仲間」ですね!
ちょっと怪しげなサポーターと行動をともにすることになったのだが・・・というお話。
最後はジーンと感動しました。
そして、ダンジョンものとして本当に面白い!段階を踏みつつ、しかしスピーディーに強くなっていくベルを見ているのはとても楽しいです。

☆あらすじ☆
「初めまして、白髪のお兄さん」
ベルに声をかけてきたのは、自ら“サポーター”を名乗る少女・リリだった。半ば強引にペアを組むことになった少女を不審に思いながらも、順調にダンジョンを攻略していく二人。束の間の仲間。一方で、リリが所属する「ソーマ・ファミリア」には悪い噂が絶えない。その先には、人の心までも奪うとされる“神酒”の存在が―?
「神様、僕は…」「大丈夫、ベル君の異性を見る目は確かなのさ。神のように、きっとね」
これは、少年が歩み、女神が記す、―「眷族の物語」。

以下、ネタバレありの感想です。

 

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デスニードラウンド ラウンド3/アサウラ

デスニードラウンド ラウンド3 (オーバーラップ文庫)
デスニードラウンド ラウンド3 (オーバーラップ文庫)

評価:★★★★☆
実は三部作だったらしいデスニードラウンド完結巻。
全ての元凶であるデスニードラウンドへの潜入任務を受けることになったユリたちですが、これまでで最も過酷で、最も爽快感のある話でした。 ユリの成長が泣けます。
そして際どい際どい!と唸ってきたシリーズの最終巻らしく、ほんとにやばいくらい際どいです。これほぼアウトなんじゃないだろうか。

☆あらすじ☆
ある日、組合から松倉チームに妙な依頼が入る。尋常ではない高額なギャラの仕事とは『デスニードラウンド』というテーマパークで夜な夜な行われている『何か』の調査だった。一般客に紛れてDNRへ来たユリ達は招待を受けたとある園内のレストランへと足を運ぶ。そこはDNRの真のゲストだけが訪れることを許された、秘密の会員制クラブだった。そこでユリ達は知る。DNRの真実と仕組まれた狂気のシステム、そして閉園後の禁断のイベントを。迫り来る、楽しげな音楽と笑顔に包まれた電飾で彩られたパレード、DNRの人気マスコットキャラクター達…。
「愛夢と絶望の国へようこそ!幸福な死を君に―ハピデス!!」
悪夢に占められた夜に、未来を求めて足掻く者達のサバイバルゲームが始まる!

以下、ネタバレありの感想です。

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貴族デザイナーの華麗な事件簿 ロンドンの魔女

『貴族デザイナーの華麗な事件簿 ロンドンの魔女』(柏枝真郷著/富士見L文庫)★★★☆☆

貴族デザイナーの華麗な事件簿 ロンドンの魔女 (富士見L文庫)
貴族デザイナーの華麗な事件簿 ロンドンの魔女 (富士見L文庫)

庶民の仕立屋さんと貴族のデザイナーのコンビが、ロンドンで起こる連続放火事件の謎を追うというミステリー。
ミステリーとしてはライトミステリではなかったのですが、本格ミステリというほどでもないちょっと中途半端な印象を受けました。しかし、19世紀末ロンドンの服飾事情がところどころに出てきて、そちらがとても面白かったです。主役コンビの活躍もみたいですし、続きが出たら買うと思います。

☆あらすじ☆
19世紀末のロンドン。伝統と革新が渦巻くこの街の一角で、仕立て屋を営むジェレミーの店には、風変わりな人物が入り浸っている。彼の名はエドガー・ノースブルック。貴族でありながら、先見の明と奇抜なアイデアを併せ持つ、自称デザイナーだ。2人はある日、客の実業家から、最近雇ったメイドが「自分は17世紀のセイラムで魔女狩りに遭った」と言っているという話を聞く。折しもロンドンでは人体が突然発火するという奇妙な事件が続発していた。好奇心旺盛なエドガーは、調査に乗り出すが…!?

以下、ネタバレを含む感想です。

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