嘘つき姫と竜の騎士2 大舞台の後始末


『嘘つき姫と竜の騎士 大舞台の後始末』(風羽洸海著/ビーズログ文庫)★★★★☆

嘘つき姫と竜の騎士 ~大舞台の後始末~ (ビーズログ文庫)
嘘つき姫と竜の騎士 ~大舞台の後始末~ (ビーズログ文庫)

面白かったです!
「灰と王国」次世代編の第2巻なわけですが、今回は本編とほぼ関係はなく(ネタバレ要素皆無)とても楽しく読めました。
キャラの掘り下げも十分に行われたし、なんといっても主役ふたりがラブい! 甘くてニヤニヤします。意地っ張りなニアナが可愛くて仕方なかったです。
1巻の後日談というサブタイトル通りのストーリーで、1冊で綺麗に完結しています。
あとがきを読む感じだと、続きは出ないかもしれません。もう本編とは別にシリーズ化してほしいくらいなのですが。

☆あらすじ☆
王家総出で、いざ……偽・結婚式!?
人と半竜、2人の想いの行方は――?書き下ろしの続編登場☆
革命騒ぎ後、ネイシスと別れたニアナは離れていても繋がる心の絆に戸惑いながらも平和な日々を過ごしていた……が、ある日謎の連続失踪事件が発生!
どうやら王都には不穏な影が――。
王子兄弟、そして駆けつけたネイシスと共に解決に乗り出したニアナは、犯人を誘い出すため、偽・結婚式を提案し!?人と半竜2人の想いの結末は?
演技派乙女が未来を選ぶ、書き下ろしの続編登場!

以下、ネタバレありの感想です。

 

ニアナ可愛いよ、もう!

 

前回よりも糖度大増量でした。甘い!最高に甘い!
ニアナは意地っ張りなくせに前巻よりもネイシスへの気持ちに振り回されてるのが可愛かったし、ネイシスは途中まで出てこないくせに「つながり」で思いっきり存在感出してるし。
このカップルほんといいですね! 皮肉の応酬も前巻と違って甘さが入っているから読んでてひたすらニヤニヤしました。

 

どう考えてもめんどくさい「つながり」。
「灰と王国」でも出てきましたが、少女小説ナイズされるとここまで糖分過多になるとは。非常に美味しかったです!
前回も思ったのですが、ニアナの悪態にネイシスしょんぼり→ニアナ慌ててフォロー→ネイシス無表情のまま心の中でぴかぴか光るの流れが最高に萌えます! ほんと可愛いなこのカップル!!

 

2巻は、前回で野望をへし折られた騎士団の残党討伐のお話でした。
作戦のために花嫁衣装を着ながらネイシスとの結婚式を妄想する珍しく乙女思想なニアナに対して、全然乙女心を理解しないネイシスのやりとりが楽しかったです。半竜の相手は大変ですねw
この騒動を通して、地に足つけて生きようとしていたニアナが、少し巣立ちを意識し始めましたが、いつかネイシスと共に羽ばたくのでしょうか。
ネイシスは文化委員として世界中をまわってるし、ニアナには孤児院の子供たちの世話があるから2人は事件解決後、また離ればなれになってしまいました。会話ができるほどに強くなった「つながり」があるから寂しさを感じさせるラストではありませんでしたが、やっぱり2人が一緒に旅をする話が読みたいです。

 

ここで終わるのもったいない!

 

「灰と王国」本編の刊行が終わってからでもいいので、またニアナとネイシスの話が読みたいです。いやもう本編とか関係なしにシリーズ化しちゃってくれよ!

 

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