瑠璃龍守護録7 お仕えします、花嫁様!?


『瑠璃龍守護録 お仕えします、花嫁様!?』(くりたかのこ著/ビーズログ文庫)★★★★☆

瑠璃龍守護録 お仕えします、花嫁様!? (ビーズログ文庫)
瑠璃龍守護録 お仕えします、花嫁様!? (ビーズログ文庫)

もしかしてこのシリーズは化けるかもしれない(そんなこともないかもしれない)。
今回は飛燕側の勢力の目的だけでなく、前巻から登場した謎の美少女采羅の正体なども判明。虎光の目的なども垣間見えてきました。「女王」についても前巻に引き続き、存在感を増してきています。
物語の舞台が歳国だけでなく五国守護龍大陸全体に波及しそうな展開です。世界観に広がりが出てきたので期待が膨らみます。・・・・・・期待、していいのよね?(不安)
また、糖度も大増量。甘い・・・甘すぎる・・・っ!表紙の黎鳴、自重しろ!

☆あらすじ☆
『あいびき』の約束を果たすべく、黎鳴と芝居を観に行く鈴花。しかし帰り道、二人は謎の襲撃に遭う。何とか撃退するが、誤って名を呼んだ鈴花に跪く黎鳴を人に見られてしまった!「落ち着いてください、我が君」って…王子様が従者のフリ!?しかも王城へ戻った鈴花への今度の王命は『女王役で舞台に立て』!!
弱腰嫁、女王デビューします!立場逆転・言いなり中華ラブコメ第7弾!!

以下、ネタバレありの感想です。

 

今回はひたすら砂糖を継ぎ足し続けたような1冊でした。いちゃいちゃちゅっちゅしやがって!

 

黎鳴と鈴花の関係は安定した様子。「半仙」という自分の出自に鬱屈した思いを抱いてきた黎鳴も、鈴花を自分の居場所とすることに決めたことで負の感情から解放されたようにみえました。7巻目にしてやっと念願の膝枕できて良かったね・・・

 

鈴花のほうも、黎鳴を半仙の宿命から解き放たねばならないという気負いから、一瞬だけ敵の道士冷道の甘言にのせられそうになるも、運命は自分たちで決める!と誘惑を蹴っています。

 

ただ、鈴花については前巻から大きく前に出てきた「女王の生まれ変わり」という意味や「女王の剣」の秘密などがこれから彼女につきつけられていきそうです。久しぶりに例の夢も出てきましたしね。女王と半仙の間に何があったのかは今後明かされるのでしょうか。

 

飛燕や冷道たち敵の勢力の動きもどんどん活発化しています。
今回、どう考えても罠にしかみえない鈴花のお芝居に顔出しちゃったところとか、なかなか間抜けな勢力ですが、 その目的は五国守護龍大陸の掌握。そのために「女王の剣」と鈴花を利用しようとしているようです。黒幕と思われる「導師」の正体が未だ不明なのが不気味です。

 

前回から鈴花の付き人になった美少女采羅の正体も徐々に明らかになってきました。
彼女の身体は鎮星国の巫人のものであり、その中身はおそらく身体の姉である親衛隊隊長のようです。
「五国守護龍大陸を救え」と鈴花に言ってますが、どういうことでしょうか。
そして案の定、彼女と虎光のカップルが成立しそう。

 

導士率いる敵勢力のみならず他国の思惑も絡んできた今回。
1巻からの伏線を改めて張り直す巻だったようで、面白かったです。
世界観が広がってきて今後の展開が楽しみでもあるのですが、広げた風呂敷をきれいに畳んでくれるのかちょっと不安でもあります。ていうか、けっこうな巻数が必要なんじゃないだろうか・・・
まぁ、正直とぼけたラブコメなんでそこまで壮大な物語になるとは思えない

 

さらっと死亡フラグを立てちゃった歳王陛下の今後も気になるところ。

 

ラストに登場した希烈の目的は・・・!?

 

とりあえず、おとなしく次巻を待ちます。

 

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