瑠璃龍守護録6 献上します、花嫁様!?


『瑠璃龍守護録 献上します、花嫁様!?』(くりたかのこ著/ビーズログ文庫)★★★☆☆

"瑠璃龍守護録6
瑠璃龍守護録6 献上します、花嫁様!?<瑠璃龍守護録> (ビーズログ文庫)[Kindle版]

前巻でようやく両想いになった黎鳴と鈴花。
黎鳴のヘタレも前巻で卒業・・・したと思ったんだけどなぁ(笑)
話は少しずつ鈴花の秘密に触れはじめてきたようです。今回は新キャラもいつもより多く登場。
軽く楽しめるシリーズとしてお気に入りになってきました。

☆あらすじ☆
ようやく自覚した黎鳴への『恋心』に、そわそわする毎日の鈴花。黎鳴からは好きな色や宝石を聞かれ、もしや、碧晶様への贈り物!? と旦那様の優しさに涙――なぜか彼はぎくしゃくしていたけれど。そんな黎鳴は届いた信を読み、鈴花に一緒に来てくれと言う。
首を傾げる鈴花が問えば、行き先は……花街!?師匠の要望ってどういうことですか!?
言いなり中華ラブコメ、甘い証で繋がる第6弾!!

以下、ネタバレありの感想です。

 

あれ?おかしいな?
黎鳴がヘタレに逆戻りしている。

 

常日頃、鈴花のことを子供だと(自分に言い聞かせるように)繰り返す黎鳴。
鈴花に対して煩悩と理性の間で苦しんできた彼ですが、両想いになったために余計に苦しむ羽目に。
対する鈴花も、黎鳴への想いは自覚したものの、恋心なんて初体験なものだから黎鳴の心の機微を察してあげられない。
もどかしい夫婦です。

 

そんな黎鳴ですが、今回は鈴花にプレゼントをしようと悪戦苦闘しています。
指輪を贈ろうと考える黎鳴。
王子様なのに自分で作っちゃうところがすごい。また銀鏡のときみたいに徹夜でちまちまニヤニヤ作っていたんでしょうか・・・。
指輪絡みで、黎鳴と鈴花のすれ違いもちゃんと解消されて良かったです。
実用性重視の黎鳴の言動がここまで鈴花に影響を及ぼしていたなんて、朴念仁の黎鳴には分かりっこないですよねー。そこで久しぶりの小黒登場。しかもしゃべった。
わんこになっても変わらないヘタレっぷりは安定しています。
小黒に黎鳴への恋心をはき出す鈴花とそれに悶える黎鳴の構図が楽しい。いい。このシーンまた定番化してほしい。

 

すれ違いを解消し、また一歩距離を縮めたふたり。そしてやっときたよキスシーン
今回も寸止めかと思ったけど、最後の最後に黎鳴が決めてくれました。良かったー!まぁ、決まりきれなかったのは鈴花の知識不足のせいなんで(笑)

 

今回は黎鳴が贈り物をするお話と平行して新キャラ大量投入の回でもありました。

 

新キャラは3名。
まずは、黎鳴のお師匠季和
なんともまともなキャラが出てきたもんだとびっくりしました。
ヘタレ黎鳴を優しく諭して導く役割みたいです。どうもレギュラー化する様子。
季和が琉琉と交わした短いやりとりがとても意味深でした。
鈴花が女王の生まれ変わりで、黎鳴が半仙の生まれ変わり(?)だとは思うのですが、そこにまだ何か秘密がありそうです。シリアス展開になるのかな?季和の口にした「残酷な運命」が気になります。

 

黎鳴の兄弟も増えました。弟王子蒼耀明
いかにもなお坊ちゃん。優秀な長男とひねくれた次男ときて、天真爛漫(アホ)の三男という感じです。
単純素直な性分のようで、黎鳴と和解して精神的成長を見せた後はなかなか好印象なキャラになりました。ただ、良いやつになった途端、王都から飛び出してしまいましたが。再登場あるかな?

 

そして、今回最も謎なキャラ采羅
陰気が強すぎて日常生活もままならないという彼女の正体は、結局この巻では明かされませんでした。
ただ、耀明に乗り移ってた壮天醒が鳳扇って呼んでるんですよね。たぶん采羅のことを。
鳳扇といえば青ヒョウ事件のときの鳳凰の巫女の名前。そして、鋒牙の死んだ恋人の役鬼のが名乗っている名前です。てことは采羅は飛燕側の人間?
でも、態度とか言動がどうにも灌じゃなさそうなんですよねー。どうゆうこと??もしかして本物の鳳扇だったりして。
采羅については今後、大きく関わってきそうなので楽しみに種明かしを待つとします。
それにしても采羅をほしがった虎光の目的が謎。

 

新キャラ投入と同時に、元陽が降板となりそうです。
王都を離れ、自分の治める地方へ戻る元陽ですが、彼は良いキャラしてるしまた登場するのは間違いないでしょう。意外に、次巻でも登場シーンあったりして。
元陽がいなくなるということは、お供の真動もいなくなるということで。彼と夕紅の関係が進展しないかこっそり期待していただけにちょっと残念。

 

キャラの入れ替えもすんだことだし、ここから女王関連の話を掘り下げていくのでしょうか。楽しみです。

 

スポンサーリンク
 
0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。