身代わり伯爵の結婚行進曲3 再会と宣戦布告


『身代わり伯爵の結婚行進曲Ⅲ 再会と宣戦布告』(清家未森著/角川ビーンズ文庫)★★★☆☆

身代わり伯爵の結婚行進曲 III再会と宣戦布告 (角川ビーンズ文庫)
身代わり伯爵の結婚行進曲 III再会と宣戦布告 (角川ビーンズ文庫)

身代わり伯爵シリーズ最終章第3巻。
婚前旅行からやっとシアランに帰ってきました。お久しぶりの新キャラに、誰だっけ?と戸惑ったりしたりしなかったり。
「最後の冒険」とのあおり文句の通り、いよいよクライマックスに向けたラストスパートの様相を呈して参りました。今回はその序盤ということで、前半は割とのんびり。
かなり気になるラストで次巻に続きます。うう・・・・・・この生殺し感。

☆あらすじ☆
「あなたが着て初めて完成する衣装なんですよ」婚前旅行を終え、シアラン国へ戻ってきたミレーユとリヒャルト達。ミレーユはお妃として認められ、宮殿は二人の結婚式準備に追われていた。花嫁衣装も出来上がり華やかな日々が続くと思われたが、ミレーユが何者がに捕らえられ、ロジオンも負傷してしまう!!さらに、第五師団に銃口を向けたのはフィデリオで!?裏切りか忠誠か!!かくして身代わり伯爵の最後の冒険がはじまる!!

以下、ネタバレありの感想です。

 

ネタバレ感想もなにも、公式のあらすじが盛大なネタバレなような気が。
この巻のストーリーをまとめると、上のあらすじが全てなので。

 

行方不明になったフィデリオを心配しつつも、間近に迫った結婚式に向け糖度増していくミレーユとリヒャルトのいちゃいちゃぶりがやばい。これは確かに塩必須ですね!

 

前半は、そんな2人の日常を描いているんですが、フィデリオや狂信派の不穏な動き、訪問したダラステア皇帝一団への対応などが挟み込まれていて、「ああこれはアレだ。嵐の前の静けさってやつだ」とドキドキして読み進めました。

 

そして案の定起こったミレーユ誘拐事件

 

フィデリオは何を考えているのかよく分からないですねー。事前に第5騎士団にミレーユの危機を警告しているから二重スパイ続行中なのかとも思うし、冒頭と終盤のモノローグはリヒャルトへの対抗意識を燃やして大公の座を狙っているようにも読めるんですよね。
ミレーユへの恋心はまだあるみたいだから、最終的には味方になっておかしくはないのですが。

彼の背後には死亡フラグの山しかみえないよ・・・・・・

 

それはそうとここにきて新キャラも登場しましたね。

なんだか軽いダラステア皇帝陛下。フランクすぎるでしょう。
彼とお供のルルゥもミレーユといっしょに誘拐されたわけですが、今後活躍するんだろうか?頼りなさそうです。

 

誘拐された先が海の上っていうのがまずいですよね。現状、リヒャルトは出港していることに気付いてなさそうだし。このまま舞台がダラステアに移ってしまったら、最終章完結はいつになるのか。とりあえず、次巻をおとなしく待つことにします。

 

ロジオンは負傷してるけど、いざとなったらミレーユかついで遠泳しそうな気もする。

 

巻末には書き下ろし短編が載っています。
公式サイトの最終章特別企画でカップリング投票とかしてたんですが(そういえば私も投票したな)その投票結果に基づいて、今回はミレーユ&フレッドのお話でした。
小さい頃の双子が夜中にちょっとした冒険に出る話。「身代わり」シリーズはこの双子の仲の良さも魅力でした。最終巻までにフレッドの活躍あるかなぁ。あるといいなぁ。

身代わり伯爵シリーズ最終章記念特設サイト

そういえば、上のリンクでいける最終章記念特設サイト上で、清家先生の新作に関する企画が開催されるそうです。2月28日に掲載される3本の新作短編のうちから投票で選ばれた1本がシリーズ化するんだそうです。これも楽しみ。
ちなみに私は古代ファンタジーが気になっています。古代ファンタジーと言えば、中学校の図書室にあった氷室冴子先生の「銀の海 金の大地」を思い出します。あれ電子書籍化しないかな(未完だけど)。

 

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