影の王の婚姻1


『影の王の婚姻』(天海りく著/ビーズログ文庫)★★★☆☆

影の王の婚姻 (ビーズログ文庫)

影の王の婚姻 (ビーズログ文庫)

ヒロイン系ヒーローとヒーロー系ヒロインの婿入り話。
ヒーローのクロードがわんこ可愛いです。しかし実際の役にはあまり立たない・・・笑
ヒロインのフィグは凜々しくて素敵です。 性別逆だろ!とすごく思いましたが、まぁこれはこれで萌えます。

☆あらすじ☆
皇女様のスパルタ婿教育!! 婚姻から始まる王宮ラブ(時々暗殺)ロマン――!?
ディシベリア帝国皇女・フィグネリアへの誕生日祝い。それはあまりに怪しい”婿”だった!刺客かと疑うも、クロードと名乗る彼は何にもできない優男。婚儀の夜――早々にフィグネリアがクロードを寝室から追い出そうとすると、何故か扉が開かない。
すると、部屋を突風が駆け抜けた!驚くフィグネリアの前で、クロードが慌てて笛を吹き始め……?
第14回えんため大賞奨励賞受賞作!

以下、ネタバレありの感想です。

 

脳筋アニキな皇帝陛下である兄イーゴルのために影ながら大帝国を支える妹のフィグ。
まぁ正直、こんなんで大丈夫かよこの国、と思わなくもなかったのですが・・・よくある設定ではあります。

 

そんなフィグのもとに小国の王子クロードが婿入りしてきます。
一応はイーゴルが認めて連れて来たって話だったのですが、フィグは自分の存在を邪魔に思う政敵の陰謀を疑います。
まぁ、皇族の結婚にしては緩い流れな気もしたのですが。そこは目を瞑る。

 

クロードに不審の目をありありと向けるフィグですが、対するクロードはフィグを気に入り(胸が勝因か?)あっさりと恋に落ちます。無邪気なクロードにフィグもすぐにほだされ、あっという間に仲良し夫婦。両思いになるまでのじれったい空気はほぼないです。でも無心にフィグになつくわんこクロードが可愛いので無問題です。

 

クロードを送り込んできた黒幕に神様が絡んでくるっていうのは面白い設定だな、と思いました。
神様が人間を操って厄介ごとを起こす展開って、一昔前はけっこうあったけど、最近はあんまり見なかった気がするので。神様の力を人間が利用する、っていうのは今もよくあるけど。

 

「影の王の婚姻」では何柱か神様が複数出てくるのですが、けっこう人間くさくて良い感じ。続刊が出てますが、まだまだ神様は絡んでくるんでしょう。

 

そしてクロードの正体。妖精王っていうのが正直何かよくわからなかったのだけど、まぁ、そこら辺は続刊でもうちょい掘り下げてくれると期待。なんたってこのままの状態だとクロードはただの笛吹いてるわんこですし。今回たいして役に立ってませんし。怪我してまで頑張ったのフィグだし。
ただ、タイトルの「影の王」が彼を示しているとは思わなかったので驚きました(まぁフィグのことも示したダブルミーニングではあるんだろうけど)

 

全体的に、まさに★3つな平均点。ここから面白くなってくれることに期待します。
続刊ではぜひフィグの巨乳設定を生かしていただきたい。

 

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