おこぼれ姫と円卓の騎士8 伯爵の切り札

『おこぼれ姫と円卓の騎士』(石田リンネ著/ビーズログ文庫)★★★☆☆

おこぼれ姫と円卓の騎士 伯爵の切札 (ビーズログ文庫)
おこぼれ姫と円卓の騎士 伯爵の切札 (ビーズログ文庫)

おこぼれ姫が久しぶりに国内に戻ってきた第8弾。騎士獲得のため、犯罪組織への潜入とかしちゃったりしてなんだか刑事ものっぽい雰囲気のある話でした(ミステリー成分もやや入ってます)。
読者としては気になるのは前巻でデュークの告白をうっかり聞いてしまったレティの反応なのですが、うん、まぁ、下の感想に思いの丈をぶつけることにします。

☆あらすじ☆
今度の騎士候補は、幼女趣味(ロリコン)の伯爵子息&魅惑のミステリアス未亡人!
デュークがキルフ帝国でもらした台詞が忘れられないレティだが、一旦頭を切り替え、次の王の専属騎士(ナイツラオブラウンド)勧誘に動き出す。候補は、若くして未亡人となった女伯爵マリアンネと、流行には敏感だが幼女趣味(ロリコン)の伯爵子息ウィラード。しかしマリアンネには“個人的な事情”であっさり断られ、ウィラードは多忙で捕まらない。ようやく交渉できたと思いきや、ある条件が出され……!? 最強女王伝説、第8弾!

以下、ネタバレありの感想です。

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(仮)花嫁のやんごとなき事情6 円満離婚に新たな試練!?

『(仮)花嫁のやんごとなき事情 円満離婚に新たな試練!?』(夕鷺かのう著/ビーズログ文庫)★★★★☆

(仮)花嫁のやんごとなき事情 ~円満離婚に新たな試練!?~ (ビーズログ文庫)
(仮)花嫁のやんごとなき事情 ~円満離婚に新たな試練!?~ (ビーズログ文庫)

ついに地方民も発売日に読めるようになりました!ビーズログ文庫発売日に電子書籍同時配信!
家に引きこもったままiPadでささっと買えちゃうのがいいです。でも、あとがきにあるカバー裏のイラストは収録されず(涙)。電子書籍はこういうデメリットが目立つからいまいち広まらないんだよ!!!と怒りつつ、電子書籍業界の未来のために今後も買い支えていきます。

それはそうと(仮)花嫁シリーズ第6弾。シレイネさま本人登場からの退場で今後の展開どうなるの?え、まだ続くの?とか思っちゃってごめんなさい。むしろ本題に入るよ!ていう意気込みを感じる巻でした。あとがきには箸休めのお話とされていますが、いろいろきな臭い伏線を張ってあって、これからどうなるのかすごく楽しみです。そして相変わらずの時事ネタに変な笑いがこぼれます。このシリーズほんとに笑わせてくれるから大好きです。
今回の見所は(仮)夫婦の精神面の変化ですよ!悶えます。

☆あらすじ☆
(仮)夫婦だからこそ……このキョリ間に身悶える――!!
(仮)の旦那様クロウに対し、“嫌われて離婚してこい”から“ベタ惚れさせて離婚しろ”に命令変更を受けた身代わり花嫁のフェル。それってどうやんの――!? と悩みながらもクロウと距離を縮めていく中、突然「来ちゃった☆」と、クロウの長兄ジルフォードがやってきた!しかも彼はフェルに「愚弟が本当に君の正体に気づいてないと思う?」と言い出し……!?
ニセ新婚生活、爆弾投下の第6弾!

深夜のテンションのまま、「ふひっ」とか変な音出しつつ読んでしまったことを思い返しながら感想です。

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シュガーアップル・フェアリーテイル14 銀砂糖師と銀の守護者

『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と銀の守護者』(三川みり著・角川ビーンズ文庫)★★★★☆

シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と銀の守護者 (角川ビーンズ文庫)
シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と銀の守護者 (角川ビーンズ文庫)

今回も面白かったです!いよいよクライマックスに向けて物語が加速していますね。シリーズ第14巻。
シリーズ序盤からの伏線もいくつか回収されました。銀砂糖妖精筆頭とアンの対決、シャルの羞恥心の目覚め(笑)、ヒューの渋かっこよさが見所です!!

☆あらすじ☆
「約束の証をやる。俺が作れるのはこれだけだ」ハイランド国王は、妖精王シャルの申し出を受け「人間と妖精に優劣はない」と誓約することを決める。それを成立させる条件は、シャルが「最初の銀砂糖」を持ち帰ることだった!!アン達は「最初の砂糖林檎の木」に向かう。そこで「最初の銀砂糖」を手に入れるため、アンは持てる技術の全てを賭け、作品を作るが―!?過去と邂逅し、人間と妖精が自らの運命を賭けて戦う!!

感想です。次巻の見返し用も兼ねているのでやたら長いです。

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思い出のとき修理します2 明日を動かす歯車

『思い出のとき修理します2 明日を動かす歯車』(谷瑞恵著/集英社文庫)★★★★☆

思い出のとき修理します 2 明日を動かす歯車 (集英社文庫)
思い出のとき修理します 2 明日を動かす歯車 (集英社文庫)

伯爵と妖精の新刊を読んで、こっちを買ったまま積んでいたことを思い出しました。
谷瑞恵さんの一般小説2冊目。本屋さんに行くとけっこう目立つ場所に平積みされていて、「よしよし」と思ってしまいます。
前巻で恋人どうしになった時計屋さんと明里。呼び方や距離感が変わっていて、作中の糖度も5割増しですw
日常の小さなミステリーを不思議な雰囲気をまじえつつ、時計屋さんが解き明かしていく短編集。優しい余韻に癒やされます。

☆あらすじ☆
寂れた商店街の片隅に佇む、「おもいでの時修理します」という不思議なプレートを飾った飯田時計店。店主の時計師・秀司と、彼の恋人で美容師の明里のもとを、傷ついた記憶を抱えた人たちが訪れる。あの日言えなかった言葉や、すれ違ってしまった思い―家族や恋人、大切な人との悲しい過去を修復できるとしたら?切なく温かく、心を癒す連作短編集、シリーズ第2弾。文庫書き下ろし。

以下、ネタバレありの感想です。

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