薔薇のマリアVer5 つぼみのコロナ2


『薔薇のマリアVer5 つぼみのコロナ2』(十文字青著/角川スニーカー文庫)★★★★☆
薔薇のマリアVer5 つぼみのコロナ2 (角川スニーカー文庫)
薔薇のマリアVer5 つぼみのコロナ2 (角川スニーカー文庫)

つぼコロ完結。11巻の次に刊行されていて、時系列的にもSmC編後、最終章前のどこらへんかです。
甘い青春小説(途中だいぶ鬱)でした。レニィたちがエルデンで生きづらそうなのを見てると、マリアがZOOに入ってからどれだけ生活が楽になったのか分かる気がします。

☆あらすじ☆
あの人と会われるんですか?コロナがレニィに発した一言。“あの人”が誰を指すか、レニィはすぐに理解した。しかし、それだけでなく、攻撃的で、恨みがましくて、それでいてすがるような、何とも言いがたい輝きに揺れているスミレ色の瞳。かすかに潤んだコロナの目に、レニィは怯んでしまい…。少しずつ、少しずつ、距離を縮めていく2人。天然系魔術士コロナと孤独な少年レニィの物語、完結編。ついに登場。

以下、ネタバレありの感想です。

 

冒頭からトモヨさん来襲。
つぼコロでみるトモヨさんは、本編と違ってレニィに恋する女性として印象が柔らかく見えます。それだけに、本編での結末がよぎって少し悲しかったです。

 

レニィとコロナは相変わらずエルデンで四苦八苦してきてました。
サトー、権堂、ヴィヴィアンと行動をともにするものの、今日生きるのに精一杯。ちょっと油断するとすぐに文無しになって宿を追い出されそうになる。
なんか、マリアが金の亡者になるのも仕方なかったんでしょうね。ずっとひとりでやってきてたわけだし。

 

それに加えて、前回薬を軽いものに変えたコロナは鬱病状態。落ち込みっぷりがやばいです。ウジウジ発病中のマリア以上です。こんな状態のコロナを介護するレニィまじイケメン。

 

レニィは不器用だけど、優しくて、意地を通そうとする姿が素敵でした。トモヨに対する態度とか、いなくなったコロナを探すときとか。特に、コロナがいなくなったときに自暴自棄にならずに自分の生活基盤をしっかり整えつつ捜索する姿が良かったです。成長を感じました。

 

コロナは、どう考えてもこの先悲惨なことにならないように思うのですが、とりあえずはレニィと両想いになれたことでメンタルが安定してくれるといいです。

 

レニィとコロナは本編でみかけないタイプの恋愛をみせてくれたカップルだったのでここで終わりなのはちょっと寂しいです。本編ではこの後でラフレシア侵攻&フリークス襲撃という大事件が起こっているのですが、2人は無事に生き残れたのでしょうか。最終巻でちらっと姿を見せてくれたらいいなと思います。

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