薔薇のマリア16 さよならはいわない


『薔薇のマリア16 さよならはいわない』(十文字青著/角川スニーカー文庫)★★★★★
薔薇のマリア 16.さよならはいわない (角川スニーカー文庫)
薔薇のマリア 16.さよならはいわない (角川スニーカー文庫)

ますます絶望的状況に陥っていく最終章。何を言ってもネタバレなので、感想は全部下で書きます。とにかく面白すぎる!!!

☆あらすじ☆
幾度も侵略を退けたサンランドの魔導兵たちは、ラフレシア帝国軍の前に沈黙し、軍勢はエルデンに迫る。噂と混乱に満ちるエルデンで、あるものは逃げようと奔走し、あるものは絶望に身を投げ、あるものは喧躁に乗じて略奪と殺戮に走る―。そんな中、マリアが、ユリカが、サフィニアが、皆それぞれの時を惜しむように、愛する人との時を紡いでいた。そして圧倒的な破壊の先陣は疾り来たる!!それでもZOOは生き残るために戦う。

以下、ネタバレありの感想です。

 

ラフレシアによるエルデン侵攻により、リルコとの戦いで負傷したZOO一行はアサイラムに滞在、アサイラム&秩序の番人と共にエルデンを脱出することを決意します。

 

エルデン脱出を前に、離ればなれになるであろうエルデンの人々はそれぞれの時間を過ごします。
カタリはアーニャと生き残ることを誓い、サフィニアはトマトクンに不意打ちのキス。
ユリカと飛燕のキスシーンは、おおう・・・、と思うくらい熱烈でした。

 

そして、マリアはアジアンに別れを告げます。このシーンは切ない。アジアンに受け入れてほしかったことを自覚するマリアのモノローグがほんと切ないです。

 

他方で、エルデンだけでなく世界各地でもリルコたちジュジの一派による破壊活動が巻き起こり、大変なことになっています。Ver2で出てきたヴンセントも再登場。彼の安否は不明ですが、大丈夫なのでしょうか・・・

 

エルデンを脱出しようとするマリアたちでしたが、予想より早い敵襲に脱出困難な状況に陥ります。B.B.とりりぃの戦い、マチルダとサフィニアたちの師弟対決、どれも迫力満点です。
そんな中、悪魔たちが何やらしたのか、キング・グッダーが何かしたのか詳細不明ですが、突如エルデンが浮かび上がります。エルデンは、アンダーグラウンドの物理的な蓋なわけですから、蓋を取ったら中身が当然出ますよねってことで、フリークスがわさわさ出てきます。
ここからがもう大混乱。稀代の大魔術師やらトマトクンやらりりぃやら、へこたれないアジアンやらが出張っていてもどうしようもないレベルの混沌が起こります。もうほんと絶望感がはんぱない。

 

そして、マリアをかばってルーシーが戦死。

 

これは、本当に衝撃でした。ルーシーはSIXの遺伝なのか衝動的になりやすい自分を理解して、それを抑えつつ皆を守るために強くなろうとしていて、うざキャラだけどすごく好感度が上がっていた子だったのでショックでした。
割とあっさり死んじゃったのは、状況を受け止めきれないマリア視点だったからでしょうか。

 

こんな衝撃的ラストで次に続くとか、鬼すぎる。

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