薔薇のマリア10 黒と白の果て


『薔薇のマリアⅩ 黒と白の果て』(十文字青著/角川スニーカー文庫)★★★★★
薔薇のマリア X.黒と白の果て (角川スニーカー文庫)
薔薇のマリア X.黒と白の果て (角川スニーカー文庫)

文句なしに面白かった!!!
セブンス編完結です。アジアン絡みの伏線はこれで全部回収されたのかな?

☆あらすじ☆
ついに幕を開けた“7Sと七つの勝負”。魔術士ルヴィー・ブルームが仕向けた、七つのステージで待ち受ける強敵に挑む、八人の誇り高き仲間たち―捕らえられた“昼飯時”のメンバーを救うため、勝算も定かでない過酷な勝負に、みな爽やかな笑顔で身を投じてゆくのだった。一方マリアも自分の役割と使命を理解し、帰り道なき戦いに挑んでゆく―。戦いの果てにマリアは、そしてアジアンは何を見るのか、そして二人の想いは…。

以下、ネタバレありの感想です。

 

セブンス編完結。

 

初戦のローガン戦は、なんというか重くて辛いものでした。殺すことでしか終わることができなかったっていうのが、なんとも不条理でやるせないです。

 

次のフェイヤンとユリカの戦いはユリカのマリアに対する姉のような愛情に心を打たれます。フェイヤンが告白しといて自分で照れてるのが可愛かった。このふたりの絡みはこれからもどんどん出てほしいです。

 

3戦目はマリア・ピンプ・ジンワンの共闘。ジンワンの好感度うなぎのぼりで困っちゃいますね。アジアン並にマリアへの愛が深いな。

 

そして、ベティとヨグ。ベティはマリアのことであんまり印象良くなかったけど、ちょっと見る目変わりました。ヨグの正体は意外だった。ニンゲンだったとは。

 

最終戦前のアジアン以外全員の共闘も熱かった!ていうか口絵のマリアが手を握ってる相手、ピンプかよ!って心の中で盛大に突っ込み入れてみました。アジアンだと思ってたのに!ピンプ果てしない癒やし系なので、癒やされるのには必要だったんでしょうけどね。

 

そしてラストはアジアンVSルヴィー。ここにきてアジアン絡みの伏線はあらかた回収されたとみていいんですかね?穢れし者どもの国っていうのはルヴィーの実験施設で、リクとかもアジアンと同じ作られた生命だったってことでいいのかな。正体を明らかにして自我を失ったアジアンをマリアが元に戻すシーンが良かったです。「嫌いになれない」って、今のマリアには精一杯の気持ちだったんだろうな。

 

最後の、マリアの家にやってきたマリアとアジアンのやりとりが微笑ましくて、戦いが終わったんだっていう空気がとても素敵でした。なんか、謎も解き終わっちゃったし、この後アジアンの出番が減りそうで不安。ちゃんとこれからも変態ストーキングを続行して欲しいです。

 

・・・・・・・・・それは、ともかく口絵のマリアに騙されたのは私だけではないはず。

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