薔薇のマリア4 LOVE’N’KILL


『薔薇のマリアⅣ LOVE’N’KILL』(十文字青著/角川スニーカー文庫)★★★★☆
薔薇のマリア IV.LOVE’N’KILL (角川スニーカー文庫)
薔薇のマリア IV.LOVE’N’KILL (角川スニーカー文庫)

個人的にアジアン祭りな1冊でした。冒頭からにやけて仕方なかった・・・
ハイテンション絶好調なアジアンに対して、マリアのメンタルは超最低状態です。

☆あらすじ☆
エルデンに突如現れた謎の人物ルイ。自称“ベストセラー小説家”のその男が、8億ダラーの伝説の賞金首「蜥蝪四兄妹」の討伐企画を発表。マリアたちZOOも賞金目当てに参加することにするが、そこで待ち受けていたものとは!?一方、街は異界生物があふれ出てくるという異常事態に。「世界がおかしい」―人々がその異変に気づき始めた瞬間、それは大いなる意志による大いなる実験の始まりだった!異常事態に恋の花咲く新展開。

以下、ネタバレありの感想です。

 

序盤から、アジアン何事だ!?という展開でびっくり(口絵のアジアンがかっこよすぎる!)
この序盤のシーンはアジアン視点なのですが、それが中盤の同じシーンをマリア目線で読むとふたりの噛み合ってなさが面白くも悲しいです。アジアン、マリアしか見えてないのはいいんだけどネ。。。

 

前回大活躍だったマリア。対SmC戦を通じて自分でもZOOの仲間たちの役に立てる、いや役に立つ人間にならなきゃ、と、なんだかいやーな感じにハイテンションになってます。あ、これは後で何か突き落とされかねないな、という読んでいてハラハラする精神状態(この感じを出すのがほんとにうまい作者ですね)です。でもテンションが高いせいなのか、全開スマイルで周囲を悩殺してるのが可愛いです。アジアンが真っ先にやられてまス。仕方ない。

 

そして予想通り、なぜかアンダーグラウンドから出てこれちゃった蜥蜴4兄弟との戦いでみるみるうちに自信喪失して鬱マックスになるマリア。もうね、そこまで自分を卑下しないで!て頭なでたくなるくらい落ち込みます。猫をかかえこんで泣いてる挿絵が切ない・・・
そんなマリアをアジアンが自分語りを通して立ち直らせるシーンは、この時点で最高の名シーンだと思います!身体面も精神面もマリアをケアしちゃうアジアン!最高です!!

 

・・・・・・とまぁ、こんな感じで私的アジアン祭な一冊だったのですが、周辺の人間関係と物語の中核っぽい伏線もたくさんはられてます。登場人物一気に増えた感じでついていけるか不安だヨ☆

 

まずは、ルイ。りりぃの弟??彼の台詞やモノローグがいちいち意味深すぎてどうしていいかわかりません。
そして名前だけはずっと出てたキング・グッダー。
お色気お姉さんや謎の老人とかも出てます。うーん。伏線が伏線すぎてわけわからない。うーん。

 

そしてフェイヤンとジンワンも再登場。
フェイヤンがユリカとなぜだか良い雰囲気に(唐突)。見た目は子ども、頭脳は大人(?)なふたりなのでお似合いなのかもしれません。ユリカ可愛い。
そしてジンワン。あなたどうしてそうなった。爆弾食らわせたマリア(の歯?)に執着を見せ、アジアンと変態三角関係を築いてます。えー。マリアも罪なコだネ(白目)
あとちょっぴりコロナとレニィも登場。もっと本編の出番増やしてくれてもいいんだけどなー・・・

 

ちなみに今回トマトクンはひとこともしゃべりません。メンタル負傷で引きこもって惰眠をむさぼってます。なのでサフィニアもお休み。サフィニアの恋がかわいすぎて困る。ZOOの女の子はレベル高すぎですね(マリアは性別不明だけど)

 

あぁ、にやにやごろごろの止まらない1冊だった・・・っ!

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