薔薇のマリア1 夢追い女王は永遠に眠れ


『薔薇のマリアⅠ 夢追い女王は永遠に眠れ』(十文字青著/角川スニーカー文庫)★★★☆☆
薔薇のマリア I.夢追い女王は永遠に眠れ (角川スニーカー文庫)
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ネットでのおすすめに従い、前日譚であるVer.0を読んでからの「薔薇のマリア」第1作。これほんとにVer.0から読んだ方が絶対良いです。1巻という名の2巻です。というかVer.0を上巻とする下巻といえる気がする。刊行は、正真正銘これが1巻なんですが。

☆あらすじ☆
九頭竜大骨格と呼ばれる巨大竜の骨が“蓋”となり、異界生物を封じ込めている地下空間に、財宝を求め危険を顧みず潜り込む集団がいた。クランZOO。美しくも頼りないマリアローズを筆頭に今日も万全(?)の態勢でお宝GET!?…のハズだったのに!!分断の危機、思わぬ敵との遭遇と、幾度のピンチをへてメンバーが見たものは、戦慄の魔導女王が誘う“哀しき夢”だった!?優しき“侵入者”マリアと仲間たちの最高な物語、堂々開始。

以下、ネタバレありの感想です。

 

Ver.0でクランZOOの仲間になったマリアローズ。
1巻では、加入から2か月が経っていて、すっかり集団行動が板についています。マリア、成長したね!と楽しい気分になりました。
冒頭、アジアンがなんかつぶやいてるんですが、結局最後まで出てきませんでした。というか、なんかそんな感じに放り投げられた設定と人物がたくさんあって、これはVer.0を読まずに普通に1巻から読んだ人はついていけないんじゃないか、と余計な心配をしてしまいます。コロナとか、唐突に出てきてさくっと消えたし。世界観とか用語の説明とかも1巻はVer.0に比べて不親切です。

 

ただ、先人の助言に従いVer.0から読んで「薔薇のマリア」の世界観を触っていた私は、何の問題もなく冒頭から楽しく読むことができました。
マリアの精神的な成長とか(相変わらず弱いけど、戦術的なところは向上した??)、カタリの苦悩とか、サフィニアの恋とか、読んでいて楽しい部分はあったけど、何よりトマトクンがかっこよかった!!!

 

ストーリー自体はVer.0で偽物つかまされた「劫火」を再び探しに行くというものだったのですが、今回は伏線はりめぐらせるのに終始した印象。トマトクンは謎が多すぎる・・・りりぃも、レディ燐霊だと思ったのに違ったし・・・

 

まぁ、序盤といったとこなんでしょうね。Ver.0からのマリアの変化を見てるだけで楽しかったので満足です。

 

本編続きも読みたいのですが、コロナとレニィの関係が気になりすぎるので次は「つぼみのコロナ」を読むと思います

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