シュガーアップル・フェアリーテイル13 銀砂糖師と紺の宰相


『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紺の宰相』(三川みり著/角川ビーンズ文庫)★★★★☆

シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紺の宰相 (角川ビーンズ文庫)
シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紺の宰相 (角川ビーンズ文庫)

なんだか佳境に突入しているような?糖度がどんどん高くなっているシリーズ第13巻。

☆あらすじ☆
銀砂糖がなくなろうとしている!? 銀砂糖師のアンは、国王陛下から直々に詳しい調査をせよとの命を受け、恋人となったシャルと共に「最初の砂糖林檎の木」へ向かおうとするが、最大のピンチが訪れて――!?

以下、ネタバレありの感想です。

 

前巻(短編集の前)でようやく恋人どうしになったシャルとアン。おかげで、糖度がどんどん上がっていってます。
物語の本筋じたいも佳境に向かっているようです。
砂糖菓子の工程は1巻から出てきていて、「最初の銀砂糖」という言葉も早い段階で重要なキーワードになっていましたが、今回ついに焦点が当てられることになりました。

 

最初の銀砂糖が機能しないせいで、砂糖菓子が作れなくなる。
この問題を解決し、かつ、妖精の立場を改善させるために人間王との交渉に挑むシャルと、そんな妖精王としての彼を理解し支えようとするアンの姿が素敵でした。
恋人としての期間は短くてもそれまで一緒にいた時間で築いた絆を感じさせます。

 

それにしてもアンは本当に精神的にタフな女の子ですね。
落ち込んだりめげたりしても、立ち直るまでの時間がすごく早い。
根っからポジティブシンキングなわけじゃないのに、諦めずに立ち上がろうとするところは、読んでいてとても気持ちがいいです。応援したくなるヒロインって良いですね。
照れと戦いながら恋人ぽくってどうすればいいのかな、と悩むところも可愛いです。

 

そして、キスの回数を数えたりしてる出来たてほやほやカップルの横で、ミスリルも未来に向かってがんばり始めています。
職人見習いとして独り立ちし始めた彼は、この先出番が減っていきそうで寂しい。
とぼけた可愛さで場を和ませる役はどうなるのでしょうか・・・・・・。

 

今回は銀砂糖が作れなくなった理由を探る話で終わったので、次巻以降でラファルたちが再登場するんでしょうね。
伏線もだいたい回収し終えたようなので、最初の砂糖林檎の木の話が終わったら物語も終わるのかな??
とりあえず、次巻以降が本題のようなので楽しみに待っていようと思います。

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